旬の味と器 夏 2 に戻る
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金時草 染付水遊び文小付 葉の濃い緑とあざやかな紫色が襲の色目のような金時草(きんじそう、きんときそうではありません)。じっと見ているとシュールレアリスティックな森の中のよう。茎はかたいので葉だけを茹でます。茹でたお湯も目も醒めるような紫色です。 強い色が夏の元気をくれますね。加賀野菜のひとつで、私はけっこう好きなんです。かすかに埃臭いような、夏の日向の田舎道おもわせり味。ツルムラサキと似ています。やや肉厚の葉のわずかなぬらめきが特徴です。 ただ、色が濃いぶん、他の食材とあわせるのがちょっとむずかしい。結局、いつもおひたしにして割り醤油で食べています。(おるか) 描きては塗りつぶす画布金時草 おるか |
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