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苦瓜   染付草花文輪花小皿

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 和風サラダです。薄く半分の輪切りにし、塩をして少ししんなりさせる。苦瓜は歯応え、歯ざわりがとてもいいので、出てきた汁気をあまりぎゅっと搾らないのがいいと思います。アーモンド・オイルを和えて、天に鰹節を乗せて出来上がり。苦瓜の色が映えるよう白っぽい小皿に盛りました。隠れていますが、中央には染付で草花が描かれています。料理、器共に涼しさを求めました。(オットセイ)

   苦瓜を切れば薄暮の月の色   KUMI

 タイミングよく、第43回水族館ネット句会、兼題「夏野菜」で、KUMIさんの苦瓜の句が巻頭です。そこで、今週の表紙に掲載をお願いしました。句会の様子は、句会場(BBS)のログ(1976〜)にあります。(オットセイ)

2005年7月18日


苦瓜 白山固豆腐 能登塩  染付蛇の目文九寸平鉢

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 能登の塩をいれてご飯を炊く。卵はふうわりと、苦瓜はしゃきしゃき感が残る程度にさっと炒めます。炊き立てのご飯をさっくり混ぜ合わせる。旬の味と器 夏 2 の「ピーマン」のときと同じく「焼き飯でもピラフでもなく和風に混ぜご飯」です。いためるより油も少なく、味を付けて炊き込むよりもさっぱりします。

 写真は1カップ分のご飯です。大皿に、パラパラと盛り付けました。散らし寿司感覚で、ビールや泡盛を飲む席で、こんな風に出してみてはいかがでしょう。早くて簡単に出来ます。後は小皿に取り分けてどうぞ。(オットセイ)

   夕立来るゴーヤ良い子だ寝んねしな   おっとせい

2005年7月4日

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