茗荷の子 なずな葉形小付

海水浴へ行く道の途中に蓮畑があります。お盆の花のための栽培で、風に波打つ葉の間に桃色の蕾がすっくりとのびていました。風がたしかにどことなく秋めいて感じられます。お盆の帰省がはじまって、盆踊りの練習の音楽があちらこちらできかれます。今年の夏も逝くのですね。
家の周りの野生の茗荷の子も食べごろです。いい形、きれいな色、デザイン欲をさそいます。沢山採れたので少し味噌漬けにしてみました。まだまだ暑い晩夏の朝粥にぴったりです。(おるか)
迎へ火の仕度にまぎれめうがの子 おるか
2004年8月9日