旬の味と器 夏 1 に戻る

冷酒   染付ゆらぎ徳利   染付吹き墨筒ぐい呑み

冷し酒徳利の藍もにじむまで   おるか

 ようやく梅雨も終り、容赦なく夏本番のこの頃です。それでも入道雲、蝉の声、日本の夏の風情はいいものですね。多少の夏痩せも、望むところです。

 氷のかちゃ、かちゃと融けてゆくかすかな音を聞きながら、むかしながらの涼感を楽しむ、ひとときはまた格別。友達をよんで、歌仙でも巻きたくなります。(おるか)

 酒も、徳利も、ぐい呑みも、よーく冷して・・・。ほかに何も言うことなし。(オットセイ) 

2002・7・22

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