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野苺


 新鮮です。写真をクリックして大きい写真を御覧下さい。つやつや、ぷちぷち。この皿にたったこれだけで、部屋中あまーいかおり。ふつうの苺にはないこの香りは、なんなのでしょう、本当に独特の高貴な感じです。生食も出来ますが、中の空洞によく蟻がいますから気をつけましょう。中で蟻も恍惚としています。

 今回は砂糖を加えてさっと煮ました。ジャムというよりシロップです。アイスクリームやヨーグルトにかけると美味しいです。(オットセイ)

 木苺、野苺、草苺、クランベリー、ブラックベリー、この季節の野山にぶちまけられた宝石のような様々の苺。ジャムにしたり、色々取り合わせてゼリーにしたり、野性の実を摘んで食べるのは、なんだか特別にうれしいですね。清清しい野原の香り。そしてこの赤!五月の太陽の置いていった耀き。(おるか)

ひとつぶの日や木苺の手をこぼれ  おるか

2003・6・2

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