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  染付木の葉形平鉢  色絵草花文碗

 この季節に毎日食べたくなり、つい食べ過ぎてしまうのが筍です。ここでは秋からお正月に食べるための、名付けて「塩筍」をご紹介します。筍の歯ざわりに、しなやかさと、わずかにシナチクのような風味が加わります。これを適度に塩出しして、秋から冬に食べます。お客様には好評です。 1、筍は、採ってきてすぐに皮をとる 2、濃い塩水に3日漬ける(下漬け) 3、筍が隠れるくらいの塩に漬け直す(本漬け)(オットセイ)

 筍御飯はまぜ御飯の、さまざまある中で、大好きなものの一つです。色絵の茶碗でうきうき華やか。明るい色彩が食欲もますます刺激してくれます。大鍋の中で煮揺らぐ、皮つきのままの筍は、けものの背中のようです。(おるか

   串させば「主よ」とつぶやく竹の子よ   おるか

2002・4・15

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