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桜餅
    

呉須手浅葱果実文菓子鉢 赤絵桜文汲出し茶碗 染付山水文ひし形皿

 加賀の福文の桜餅を二つの器に盛りました。浅葱色だけで草花を描いた小さめの菓子鉢は、春のものによく似合います。また、ひし形の器は、ちょっとした形の変化が、軽い驚きを、染付の山水はむしろ落ち着きを、と二つをさりげなく。桜の汲出し茶碗は、可愛らしく、ただ可愛らしく。山中の佐竹さんが、朱摺りの茶托をこれに合わせて作ってくれ、さらに可愛らしくなりました。(オットセイ)

さくらもち掌にくびれ落つ三鬼の忌   薫

2002・4・1

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