ストーリー:
一九九〇年、三十八年もの間、指名手配されていた殺人犯が、モルダー、と、言い残して、死亡した。
行動科学課に所属するモルダーは、その事を知って、三十八年前の殺人事件を担当した、元捜査官を訪ねる。
その事件とは、X−ファイルに収められた事件だった。
脚本:John Shiban & Frank Spotnitz
(ジョン・シバン&フランク・スポトニッツ)
監督:William A.Graham(ウィリアム・A・グラハム)
タグライン:The Truth is Out There
(真実はそこにある)
備考:
アーサー・デイルズ元捜査官を演じるのは、クリス・カーターが大ファンだったテレビ・シリーズ、“事件記者コルチャック”に主演した、ダレン・マクギャビンである。二〇〇六年、老衰のため、八十三歳で死去。
本エピソードでのモルダーは、左手薬指に、指輪をはめている。この指輪に関しては、その後、描かれる事がなかったので、詳細は、謎のままだが、もしかすると、九〇年当時のモルダーは、誰かと婚約していたのだろうか?
一方、演じるドゥカヴニーはというと、この時期、女優のティア・レオーニと結婚している。
どうも、問題の指輪は、モルダーというより、ドゥカヴニーの結婚を茶化した、お遊びのように思われる。
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