[お詫び] □アロー系トラップのコアヒットについて

以前第1章の第1節第2節において、□壁トラップについてはコアヒットは「如何なる条件下でも成立しない」と記し、またその関係上「コアヒットとロングレンジヒットは同時には付けられない」とも記しましたが、これは事実誤認であったことが判明致しました。
筆者は検証を重ねた結果、PS版、PSP版ともに、□壁トラップのうち□アロー系トラップについては、その全てが特定上の条件下においてコアヒットが成立することがあり、そのためコアヒットとロングレンジヒットが同時に成立する場合もあることが判明致しました。
ここに謹んでお詫び申し上げます。


上述した「特定の条件」について、現時点で判明している内容を以下に記します。

[□アロー系トラップのコアヒット成立条件(表)]
トラップ名DmgCHGArkコアヒット成立条件
(下記図を参照)
□アロースリット3531.0条件A解説
□ファイアーアロー404条件A解説
□トリプルアロー26*350.6条件A解説
□ローリングボム7061.0条件C解説
□チェインニードル23*570.7条件A解説
□ファイアーボール6551.0条件B解説
□コールドアロー3241.2条件A解説
□バズソー4571.0条件B解説
□レーザーアロー858条件A解説

西の森の館・エントランス(入口の部屋)において、以下に示すコンボを設置位置および起動タイミングを厳守して決めることにより、□アロー系トラップにコアヒットが付く現象を再現することができます。
その条件は3通りあり、
 ・□ファイアーボール、□バズソー、□ローリングボムを除く全てのアロー系トラップの場合(条件A)
 ・□ファイアーボール、または□バズソーの場合(条件B)
 ・□ローリングボムの場合(条件C) ※部屋の限定なし
に大別されます。

南側の壁に隣接したマスにスプリングフロアを設置してください。これは厳守です。
敵をうまく誘導して❶×スプリングフロアを当て北側へ飛ばした後、最速でコールドクローを❸の位置に設置し、その後なるべく時間を稼いでから❷△アブラカビンを被せます。このように時間稼ぎをせねばならない理由は、続く❸×コールドクローをその中心地点で当ててコアヒットさせないと❹□アロー系にコアヒットが付かないからで、そのためには敵が❸×コールドクローの中心地点を通過する前にチャージ(CHG:5)を完了させる必要があるからです。

なお、図には❹□アロー系の設置位置は北側の壁、南側の壁の両方を図示していますが、❸×コールドクローによる拘束位置さえ正しければこのどちら側でもコアヒットが付きます。
また、南側の壁(図の右側)に❹□アロー系を設置すれば、この❹□アロー系にはコアヒット&ロングレンジヒットの2つのテクニカルボーナスが付きます。

この条件Aでコアヒットが付く□アロー系トラップの種別は、具体的には□アロースリット、□ファイアーアロー、□トリプルアロー、□チェインニードル、□コールドアロー、□レーザーアローの6種類です。
余談ですが、これらの6種類の□アロー系トラップは、その全てが、一定の範囲内であれば起動時に自動的に敵に照準を合わせられるトラップに該当します。

この条件Bは、先に述べた条件Aと異なり起動タイミングを見計らう必要がないため、条件が緩やかです。
まず、図の位置の❶×スプリングフロアを当て(設置場所は厳守!)、その後で❷△カビン系(アブラカビンなど)を被せます。
そして、❷△カビン系を被せたあとに一歩も歩かせることなく、矢継ぎ早に❸□アロー系(□ファイアーボールor□バズソー)を当てれば、必ず❸□アロー系にコアヒットが付きます。

なお、条件Aの場合と同様、図には❸□アロー系の設置位置は北側の壁、南側の壁の両方を図示していますが、この場合でも同様にどちら側でもコアヒットが付きます。
また、南側の壁(図の右側)に❹□アロー系を設置すれば、この❹□アロー系にはコアヒット&ロングレンジヒットの2つのテクニカルボーナスが付きます。

この条件Bでコアヒットが付く□アロー系トラップの種別は、具体的には上でも述べた通り、□ファイアーボールと□バズソーの2種類です。
余談ですが、これらの2種類の□アロー系トラップは、全て条件Aの場合のトラップとは逆に、自動的に敵に照準を合わせることをせず、敵の有無にかかわらず常に直進するトラップで占められています。

[2009/1/19追記;2009/1/26一部修正]

□ローリングボムのコアヒット成立条件

【図3】□ローリングボムのコアヒット成立条件

[条件C]
□アロー系トラップのうち□ローリングボムだけは、床トラップの場合と同様のヒットレートが適用されます。つまり、□ローリングボムだけは、ヒットした地点を含むブロックのうち、ブロックの中心からどの程度離れているかという要素だけで、ヒットレートが決定されます。コアヒット成立条件についても同様です。
但し、×クロー系(×コールドクローなど)で拘束している最中に、敵の正面から□ローリングボムを当てた場合に限り、部屋によってはどの位置で当てようがヒットレートが85%で固定されることがあります。
例えば、西の森の館では拷問部屋でこの現象が発生します。しかしながら、エントランスではこの現象は発生せず、下記の位置で拘束することにより□ローリングボムにコアヒットを付けることができます。

□ローリングボムのコアヒット成立条件は、具体的には、□ローリングボムの射程範囲に含まれるブロックのうち、右の図の赤い領域で示す「コアヒット成立範囲」(中心から半径0.1ブロックの円内)に敵が位置しているときに□ローリングボムを当てれば、どのブロックで当てようがコアヒットが付きます。その際、壁からの距離は関係ありません。また、敵の側方、または背面から当てる場合は、使用する部屋は限定されません。(但し、敵の正面から当てる場合は、上述したように部屋によってはヒットレートが変わることがあります)
□ローリングボムによるコアヒットを再現するには、事前に×スプリングフロアで位置補正をして、敵の位置を進行方向のブロック中央の位置へと補正すると良いでしょう。


他のコアヒット成立条件

【図4】他のコアヒット成立条件

さて、上ではトラップの設置位置は厳守と書きましたが、実際には上記以外の設置位置であっても同様にコアヒットを出すことは可能です。
実際には、❶×スプリングフロアの設置位置は、右の図に示すように、

であれば、上述した起動タイミングを遵守することで最後の□アロー系トラップに確実にコアヒットを付けることができます。なお、設置位置によっては、事前に柱を倒しておく必要があります。

しかしながら、上記以外の部屋、または上記以外の条件では、現在のところ□アロー系トラップにコアヒットを付けられることを確認できておりません。
他のコアヒット成立条件が見つかりました。詳細は下記参照。
例えば、西の森の館・エントランス以外の他の部屋で、たとえ上記と同じ距離間隔を保って同様の条件を再現したとしても、コアヒットは付きません。さらに、たとえ同じ西の森の館・エントランスの中であっても、階段の上の階である部屋の東側においては、上と同様の距離間隔・同様の起動タイミングを遵守したとしても、決してコアヒットが付かないことを確認しております。
また、筆者は長いプレイ経験の中で、□アロー系トラップにコアヒットを付けたことはこれまで無かったこともあり、□アロー系トラップには、上記のような特殊な条件下でない限りは、まずコアヒットが付くことはないと思っていただいて差し支えないと考えております。つまり、換言するならば、アロー系トラップには実際にはコアヒットは付くことはあるものの、条件が極度に限定されることから、事実上コアヒットは付かないと思っていただいて差し支えないと考えております。

[2009/1/9追記]
地下遺跡・砂岩の部屋(電撃壁のある部屋)でも□アロー系トラップにコアヒットが付けられることが判明しました。
×スプリングフロアで落とし穴に放り込んだ後、這い上がってきたところへ横から□アロー系トラップ(上記の条件Aのトラップが該当。つまり条件Bの□ファイアーボールと□バズソー、および条件Cの□ローリングボムは除く)を当てると、タイミング次第でコアヒットが付くことがあります。起動タイミングとしては、若干早めに起動し、落とし穴から這い上がって足が伸びきる寸前のところで当てると良いようです。
但し、少しでもタイミングがずれるとヒットレートが低下しコアヒットが付かなくなるので、再現性は低いです。


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