2001年3月24日(土)     乗馬体験

 岡に来て、初めて「乗馬」というものを体験することになった。というのも、かみさんが以前より乗馬の経験があり、なかでも自然の中で乗る「外乗」が好みだという。ホームページで調べたところ、福岡近郊にもけっこう乗馬クラブがあるようだ。

 今回私は2度目の乗馬となるのだが、玄海町にある「カナディアンキャンプ乗馬クラブ」というところにお世話になった。ここは馬場内でのレッスンもあるが、すぐ近くの玄界灘の浜辺や、花畑などを外乗するコースが多数ある。今回は馬場で「駆足」までの簡単なレッスンを受けたあと、早速浜辺まで外乗することになった。

 クラブを後に、指導員が前後に、かみさんを前にして早速浜辺まで馬に乗って行くのだが、まだ2回目なのに、馬を操りながら、クルマの通る道のすぐわきを通っていくので、馬が途中で暴走したり、すねて動かなくなったらどうしようとか、いろいろ心配したのだが、指導員の指示がわかるのか、前の馬の様子を見てだか、なんとかついていくことができた(私は後ろの黄色のトレーナーを着ている方)。 
 道路を無事渡って、浜辺までは防砂林がある。ここを通っていくのだが、途中の道は人一人が通れるくらいの幅しかない。馬も通れるが、カーブの時、人間の足の分の幅を考えてくれないので、少し大きめにカーブを切らせた方がいいとのアドバイスがあった。途中にちょっとした草むらがあり、そこで小休止。馬も草を食べたりしてるが、乗ってるほうはまだまだ落ち着いてはいられない。
 林を抜けるとそこはもう砂浜になっている。波打ち際をちょっと歩かせたあと、いよいよ「駆け足」をさせることになった。歩いている時のリズムと全然違うし、跳ね上げられる強さも違うので、とにかく振り落とされないようにするのが精一杯だったけど、いつもより高い視線で、景色を見ることもでき、うまく乗れるようになれば、もっと楽しめそうだ。

 再びもと来た道を通ってクラブに戻り、馬を下りたが、ひざに力が入っていたようで、筋肉痛が少々出てた。本当にうまく乗れるようになると、股関節付近が痛くなるはず(かみさん談)だというので、まだまだかもしれない。

 あっというまの2時間ではあったが、自然の中で馬に乗って景色を楽しんだり、けっこう体力も使うし、体が揺さぶられるので、凝り固まった筋肉や関節の矯正にもなるようである。なんとか、振り落とされることはなかったので、これからも続けてみようと思う。


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