地鎮祭とは、工事着手の前に行う「安全を祈願する儀式」のことです。土地の悪霊を祓い、
 土地の神を祝って敷地を清め、工事の安全と無事な完成をお祈りし、家が何事も無く永くその場所に
 建っていられる事をお祈りするお祭りです。
 いわば土地の神様へのご報告と許可を頂くという意味があり、一般には神式で神主さんが行っている場合が
 多いですが、仏式・キリスト教式でも行います。
 地鎮祭は、建築の三大祭式の1つに数えられ、他に上棟式・竣工式があります。

★用意するもの★

   《お供え物》 海のもの…尾頭付の鯛、又は鰹節、するめ、昆布など
            野のもの…大根、にんじん、れんこん、ほうれん草など
            山のもの…りんご、みかん、ぶどう、バナナなど
            米、清酒、塩、水

   《玉串料》   神主さんにお礼としてお渡しします。
           初穂料ともいいます。

   《その他》  笹竹、注連縄、砂、スコップ(又は鎌、鋤、鍬) 
「玉串奉納」とは、榊の枝に紙垂を結んだもの「玉串」を工事の無事安全を祈って、
神様(祭壇)に捧げます。
これは、施主の家族と工事関係者、当日の参列者の全員が行います。
★やり方★

 玉串を神主さんから受け取ったら、葉の先が左手、根元が右手に
 持ち、それを右手で葉の先を自分の方に向けて、根元を自分の方に
 右回りに回します。最後に根元を祭壇に向けてお供えをします。
 次に、二拝二拍手一拝(深いお辞儀を2回繰り返し、次に胸の高さで
 手を合わせて拍手を2回し、最後にもう一度深いお辞儀をします。)、
 終了です。
服装は、特に決まっていないので普段着でも大丈夫ですが、記念の式で写真も撮られると
思いますので、ラフ過ぎない程度の服装がおすすめです!