吹田の庄屋屋敷巡り

 

2015年12月5日(土)参加者11名で実施しました。

コースはJR岸辺駅9時30分に集合ー(徒歩10分)−旧中西家住宅(見学所要90分)‐JR吹田(昼食各自.)

 ー(徒歩10分)−旧西尾家住宅(見学所要60分)ー(徒歩15分)−浜屋敷(見学所要60分)ー阪急相川駅

 

旧中西家住宅吹田吉志部文人墨客迎賓館)

江戸時代の学者廣瀬旭荘(ひろせきょくそう)が、「其宅華麗殆類候居」(華麗で,諸侯が住まう家のようだ)と讃えたほどの美しい屋敷構えを伝える大庄屋の住宅で、主屋や長屋門などは市指定、国登録有形文化財となっています。

また周囲と調和を図りながら現代的に改装された主屋居間や台所、地面を掘り下げて深山幽谷を表現した庭園など見所が数多くあり、市の迎賓館としても利用しています。(ホームページより)

一見池泉回遊式のようですが水が溜まらない構造で、階段から池底に降りれるようになっていて、石橋の奥に井戸がありこの水を使って茶事をしたようです。このような形式の庭園は見たことがないので不思議な気がします。 こうした事から庭園は平成25年8月1日に国の登録記念物(名勝)に登録されました。

 

勝手口 東庭園 池底からの景観
主屋前の石庭 茶室 主屋

 

旧西尾家住宅(吹田文化創造交流館)

旧西尾家住宅は、仙洞御料庄屋を勤めた伝統と茶の湯の精神を感じさせる屋敷です。数寄屋風を意識した主屋、茶道藪内家の指導になる茶室、牧野富太郎の関与が伝えられる温室、著名建築家武田五一が和洋折衷の意匠を試みた離れなど多彩な建物からなり、文化性に富む優れた建築が伝えられています。当住宅は平成21年(2009年)12月8日、重要文化財に指定されました。(ホームページより)

 

主屋 露地 露地門
茶室 露地 和洋折衷の離れ

 

浜屋敷(吹田歴史文化まちづくりセンター)

美しい白壁に囲まれた浜屋敷は、主屋、蔵棟、だんじり展示庫等からなり、主屋にはへっつい(かまど)のある土間や廻り縁に囲まれた座敷、板敷きの台所等がある。主屋の和室と蔵棟のギャラリー兼音楽室は貸室で一般利用でき、吹田発展伝承室では吹田の歴史や民話をパネルと映像で紹介している。だんじり庫には、江戸時代に建造された吹田のだんじりが一台展示され、1年ごとに入れ替わる。「浜屋敷」は吹田市の文化施設で、平成15年、歴史と文化のまちづくりにかかわる文化活動や交流の場として活用することを目的に、江戸末期の庄屋屋敷の寄付を受け、現在の姿に改修し再生された。(ホームページより)

庭園との表記で期待していましたがほとんど広場でしかなく、案内の方も見るほどではとの答えでした。

主屋 蔵を改造して作られたコンサートホール だんじり