藪漕ぎの楽しみ
白潰から明神ヶ森への道 【アクセス】 白潰だけを目指すには、玉川から林道を利用して(“愛媛の山”HP「天野氏掲載」)のルートと、重信から奥黒滝神社へ延びる林道を利用するルートがある。
【白潰登頂計画】(2000年10月1日・12月3日) そもそも、その山名が奇異だった。その山が、わが町にあった。前述の天野氏の紹介のルートから、ピークを目指した
(2000年10月1日) 詳しいコース等は、前述のHP上に詳しく紹介されているので、ここには載せない。が、白潰の稜線にあった重信の林道への“指導標”が、私を“重信からのルート”へと向かわせた。
(2000年12月3日)
奥黒滝神社へ向かう林道は、未舗装の荒れた道で何の表示か判らないが、カーブの度に数字が記されている。奥黒滝神社の前を通り過ぎたカーブの処で風も無いのに、木が揺れている。大きなカーブを廻り込む処で、振り返ると先程の犯人は、“猿”だった。こんな人里近くに・・である。 尚も、しばらく車を進めると(A地点)植林の伐採の“とおせんぼ”だ。仕方なく、作業中の人にこの先の道路状況を聞くと、「直ぐ先で崩壊個所(a地点)があり、奥までは乗り込めない」とのことなので、此処に車をデポしての林道歩きとした。30分も歩くと目前に、白潰の崩壊した南面が姿を見せた。林道の最奥の堰堤脇を、取りつきとした。
左手に白潰を見ながら、先人の目印と微かな踏み跡を頼りに、稜線の最低コルに向けて進む。 稜線からは先日辿った路で、直ぐにピークだ。小休止の後、明神ヶ森への稜線に歩を進める・・・今日は偵察で、縦走するつもりは無い。稜線は快適で・・・尤も藪の嫌いな人には気の毒だが・・・明神ヶ森を真近に垣間見ることの出来るピークで、今日の行動は終わることとした。 下山路は、同行者が往路に見つけておいた、D地点の窪みに求めた。
(2001年1月14日)
先日の“白潰からの縦走”の具体化の為の、奥黒滝からのルートの偵察行である。奥黒滝の手前まで来ると道は、うっすらと雪を被っていて、慎重に車を走らせた。駐車場所の事で、相棒と言い争いになり無駄な(?)時間を費やすが、そんなことはどうでも良い。 「高松軽登山」の指道標が掛かった脇から、荒れた林道を暫らく進み“@の地点”から山道に入る。地図によれば、右手に尾根を見ながらの“横がけ道”が明神ヶ森を廻り込み、福見山への林道まで続いている。・・筈である。
右手の尾根の最低鞍部と、“横がけ道”が近づく処で、「笹の斜面を直登しよう」との案は、あっさりと却下され仕方なく“Aの地点”から福見山〜明神ヶ森への稜線へ、抜ける事とした。 この辺りまで来ると地面は、すっかりと白一色だ。が、アイゼンを履くような状態でもなくステップをきりながらの、登行だ。未だ新しいテープが、白い世界に良く目立つ。 明神ヶ森の頂上から、白潰への“笹の縦走路”をみると、先日のピークは目の前にあった。少し南に降った処にツェルトを張り、小休止。
下山路は、尾根ルートをとることとした。踏み跡は、しっかりしていて安心して歩く事が出来るが、“Cのピークの手前”で左へ向かう路との分かれがあり、要注意だ。勿論進む道は、尾根ルートである。やがて、馬鹿尾根の笹原を降ると岩がゴロゴロ露出している個所が出現する。このあたりで、適当な場所を右手に降ると、先刻通った“トラバースの道”に出合う。 又、新しい“山行計画”が出来た・・口笛が、自然と出る。快適な山行だった。
やっぱり、使ってるかどうか判らなくても、他の車の邪魔はいけないよねぇ〜。落ち葉の上に薄っすらと雪で滑り易かったじょ!。
|