2023年  

 

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7月


 19日【皿ヶ嶺】



 13日(木)に来た時に、やっと撮影したいヤマツツジを見つけたので、靄が出る日を待っていた。ところが、天気が安定してこのところ晴天の日ばかりだ。天気予報では、やっと昼から雨模様の予報だ。あれから6日も経っているので、目的のツツジはもう散っているだろう、雨も雷雨で激しく降りそうだ。それでも行ってみるしかないと出掛けるのだ。まずは、風穴のベンチで買ってきた弁当を食べる。

 12時17分、上林トンネル南口の近くの広場に車を停める。カッパのズボンと長靴、手には傘を持つなど万全の準備をして出発。いつものドコモの取り付け道路を行き、10分で登山口を通過。上林峠を通過する頃に雨が降り出してきた。傘をさして階段をゆっくり上がる。13時11分に縦走路上の肩に到着。やはり、登山道脇の目指してきたヤマツツジは終わってしまっていた。それでも一ヶ所咲いているのを見つけたので、それを撮影するしかない。13時36分愛大小屋で一休みして雨が小降りになり靄が出るのを待つ。

 そのうち靄が出て来たので、登山道に戻る。ブヨに刺されまくりながら、出ては消える靄を待って、やっと1、2枚撮った。スタンバイし靄を待っている間に土砂降りになってきた。長居は無用と急いで下りる。15時1分、分岐を上林峠方面に向かう。ベンチでも休まずさっさと下りる。雷の音がゴロゴロと、下の方から聞こえる。車に戻り、びしょ濡れのカッパを脱いだり、カメラをタオルで拭いたりする。

        
 この画像は、たった一ヶ所かろうじて咲き残っていたヤマツツジだが、形が悪い。帰路、風穴辺りに靄が来ているかもと寄ってみるも靄はなかった。一応、林床のギンバイソウを撮って、16時1分に撮了し、一台も車が停まっていない風穴を後にした。


 13日【皿ヶ嶺】



 11日から梅雨が明けたような天気だ。しばらく皿ヶ嶺の頂上に行ってないので、一番行きやすい畑野川コースを行こう。上林林道を水の元の(そうめん流し)の場所に来ても、全然準備が整っていないので今年も中止かな~。

 風穴に曲がる所を過ぎて上林トンネルまでの山側の感じが変だな~と思っていたら、なんと!何時か写真に撮ろうと思っていた洞のある木が洞の部分より上部がなくなっているじゃないの!車を降りて確かめると、谷側に折れたような幹や枝が落とされている。この間の突風で倒れたのだろうか・・・。自然の脅威は凄いな。


 10時55分、上林トンネル南口を過ぎ、二つ目の広場に車を停める。林道歩きの途中にはノカンゾウ(ヤブカンゾウ?)が一輪咲いていた。畑野川の登山口を 11時5分に上り始める。登山口は、草が生い茂っていた。


 途中で休憩中にツチアケビが生えているのを見つけた。そう言えば、去年は見なかったな。合計2本だ。この間から観測していたツルアリドオシが咲いているのをやっと見る事が出来た。


 12時20分、最後の谷を越えて植林帯の上りになる。アオテンナンショウ、オモゴテンナンショウが生えている。梅雨の晴れ間の低山登りはきついな~。 


 13時、やっとのことで頂上に着いた。誰もいない、おにぎりを食べる。オカトラノオは咲き始めで、今年もササユリは咲いたみたいだ。頂上を後にして、十字峠へ向かう。途中のササユリは、もう終りかけだ。


 十字峠が近づくと、生々しい伐採後があり、瀬戸内海方面がよく見える。14時3分、竜神平に到着。ハンカイソウが咲いているが、手前の方はまだ丈が低い。


 ミズチドリ・ササユリ・タチカモメヅルを写して、14時28分に竜神平を後にする。



 縦走路を辿り、上林峠への木の階段を降りて、15時35分、車に戻った。途中のササユリは、いつもの年より少なかったが、咲いている時期に通らなかっただけかも・・。今日は、頂上付近で男性一人、女性一人に出合っただけだった。


定点観測 アオフタバラン


 5日【皿ヶ嶺】



 生協の宅配が来た後、皿ヶ嶺に行く。昼からは雨雲が来る予報だが、どうしても撮りたいヤマツツジ(花色が好き)があるので決行する。11時50分、風穴の駐車場に到着。車は一台も停まっていない。準備をしていると、一台の車が上の駐車場へ行った。

 上の駐車場にはさっきの車ともう一台停まっていた。風穴の井戸へヒマラヤのケシを見に行くと、男性が二人井戸に下りて携帯で写真を撮っている。私が覗いているのに気がついて、「地植えかと思っていたら、鉢植えなんですね」と話して来る。井戸から上がってきて、「井戸におりたらダメと書いちゅー」、もう一人も「正面にも書いちゅーがな。気がつかんかった」と言い訳のように言います。言葉使いから高知の人とすぐ分かる。「このケシは、ヒマラヤから友好の印に・・・」と説明しようとするのだが、聞く耳を持っていない。「8月にはトリカブトの他には何か花は咲くのか?」と聞くので、「そんなにいろんな花は咲きません。今は駐車場の所にハンカイソウは咲いているけど、今からはたいして咲きませんよ」と答える。来る途中の上林林道で、こんな日に下りてくる車二台にすれ違ったのだが、香川ナンバーだったな~。こんな日に来るのが県外からなんてね。

 12時20分、出発。

 登山道をアカハライモリが横切る。風穴コースを虫取り網を持った単独男性が下りてきたので、「そこで、アサギマダラを一頭見ました」と言うと、「自分は、長野から愛媛大学の演習林にきたのですが、皿ヶ嶺にハルエゾゼミがいると聞いたので来てみました。ハルエゾゼミは鳴いていたのですが、雨が降り出して来て鳴き止んだので下りています。稜線までは行ったのですがね。」との事、別れて上がっていると、「又、鳴き始めたので」と上がって来ていたのだが、その後は会う事はなかった。


 直登コースを上っていると、さっきの人から聞いた鳴き声のようなセミの鳴き声が乗越の手前の大木の辺りで聞こえた。

ハルエゾゼミを検索してみるとWikipediaに

冷涼な地域の、ブナなどで構成された落葉広葉樹林に生息する。成虫はハルゼミより少し遅く、5月下旬から7月にかけて発生する。オスの鳴き声は「ミョーキン・ミョーキン・ケケケケ…」あるいは「オーギィー・オーギィー・オーギィーォ・キギギギギギギ」と聞こえる。アイヌ語では「ヤキ」と呼ばれるが、これは鳴き声からきた名前である。

広葉樹林の伐採やそれに代わるスギ、ヒノキの植林などで生息域が減少している。特に西日本では少ない生息地がさらに狭まっており、各都府県で独自に作成したレッドデータブックでは絶滅危惧種として記載している所が多い。


と生態が掲載されていた。


 13時乗越に到着。靄が出ている、これはいいぞと去年写したヤマツツジの所へ急ぐも、ツツジが咲いている気配はない。今年は全然咲いてなく、花芽もついてなかった・・・。


 尾根道を十字峠方面へ向かう。途中で一本ヤマツツジを見つけたが靄はなし、120mmのレンズではどうもねの感じだし、雨が降っているのでレンズを変える気持ちにならなかった。


 ササユリが二株咲いていた。14時15分、十字峠に到着。雨風が強くなる。


 14時37分、竜神平に到着。愛大小屋で休ませて貰い、買ってきたおにぎりを食べる。20分後、竜神平を後にする。笹の中に向こうを向いたササユリが咲いている。登山道は、水浸しだ。ブナの大木に土砂降りの雨がしたたり落ちて来ている。森を現すには、こう言う情景を写したいと、以前はよく雨の日に撮影にきたのだが、そういう時にはなかなかこうはならなかったな~。四ッツベンチに15時12分、しばし腰かけて呼吸を整え下山だ。


 登山道はヤマアジサイが満開で雨に濡れたブルーの色にこころ洗われる。タマガワホトトギスも咲きだしている。16時10分、風穴の駐車場に戻った。あたりはもう夕方のようだった。