2023年  

 

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6月


 30日【皿ヶ嶺】



 今日から雨、夕方から大荒れの天気でずっと予報は雨印だ。撮影に行くなら今日しかないと皿ヶ嶺へ・・。上林トンネル南口のすぐ先の広場に車を停める。上林トンネル南口を9時30分に出発。上林峠に向かう登山道に白いササユリが咲いていた。


 上林峠から階段を上り、いつもなら咲いている筈の所のササユリは一輪だけ蕾だった。以前はたくさん咲いていたのだが、去年くらいから盗られたり切られたりして、ササユリの面影がない。休み休み約445段の階段を上り10時25分に肩に着く。ササユリが一輪咲いていた。梅雨の最中の雨の中なので、ヒキガエルが登山道に出ている。


 歩くうちに。水溜まりの中で、じっとこちらを見ているカエルがいて、おっちゃんでも撮れた。ロケハンをしながら愛大小屋へ行き、まずは愛大小屋で休ませて貰う。11時だった。撮影支度をして一ヶ所目の撮影に出掛ける。小屋に戻り、珍しく握ってきたおにぎりを食べる。


 後は、ロケハンをしていた所で撮影するが、ヤマツツジの咲きは全体ではまだ早かった。今年は去年より遅れているようだ。13時15分に撮影を終え下山。朝は咲いてなかった笹の間に、咲いたばかりのササユリを見つけたので携帯で撮影した。

 こんな雨の日は誰も来てなかったが、帰りの上林林道で上林方面から走って来た車が道路の真ん中を走って来たのに辛うじて止まる事ができた。相手はこんな日に車は来ないだろうと油断していたのだろう。出合ったのはこの車一台だけだった。


 27日【岡田~松前】


 3日に久しぶりに再開した、おっちゃんの趣味の「みちあるき」、今日は、旧大洲街道(松山市・岡田~)歩きだ。しかし「みちあるき」については、おっちゃんの言うがままで、私は関与しない。
12j
 12時25分、伊予鉄横河原線から松山市駅で郡中線に乗り換え、岡田駅で降り立った。12時55分、歩き始める。今日は木曜日、移動スーパーが来たので、巻き寿司を買っておいた。どこかで食べるつもりなのだが、町中の歩きではなかなか適当な場所が見つからない。行程の中に【稲荷神社】があったので境内をお借りして食べた。おっちゃんから「今日は梅雨の合間で曇りだから行こう」と言われて出かけて来たのだが、晴天じゃ~ないの!

 重信川の土手を廻って、県道を歩く。【薬師堂】に13時16分、【札の辻二里】に13時35分、【ひびけしさま、常夜灯】に13時44分に着いた。


 【松前城跡の門柱礎石】に14時25分、町中を迷いながらウロウロしていると、和菓子屋さんがありソフトクリームをゲット。足が棒のようになってきて、遠くの信号が青になっても走る事が出来ない。渡った所が松前駅だったので、今日はここまでだ。14時45分、松前駅の前の自動販売機でポカリスエットを買って、一気に飲み干す。14時51分の電車で帰った。こんな暑い日に、町中を歩くのはもう御免だ。


 24日【皿ヶ嶺】



 土、日は登山者が多いのでなるべく避けているのだが、見つけていた花の蕾がそろそろ咲いているかもと出掛けた。19日に上林林道を1人で草刈りされていたが、もう集落の傍まで刈り終わっていた。10時20分、風穴の駐車場は満杯だ。こんなに多いのは初めてだ。これは団体が来ているなと思う。ピンクのヤマボウシが咲いているのが駐車場から見えた。何人かがササユリが咲いている斜面に行っているので、waiwai隊も行ってみる。2輪咲いていた。風穴の井戸には、19日に蕾だった青いケシが咲いていた。


 登山口から直ぐの所で、久しぶりにSさんグループに会ったので「今日はたくさん車が停まっていましたね」と聞くと、「森の案内人とか言っていましたよ。40人くらいのグループだった」と、教えて下さった。バイケイソウが咲いていたので写そうとするのだが、いくらISOを上げてシャッタースピードを早くしてもブレるのでおかしいな~と思っていたら、この前付けていたマクロレンズは、カメラ本体の手振れ補正を設定しなくても常時手振れ補正になっているので、手振れ補正を切りにしていたのだった。今回は標準レンズだったので、手振れ補正が切りのままだったのだ・・・。あ~、ややこしいな~。

 直ぐ先で、直登コースを選ぶ。バイケイソウの葉の上にエゴノキの花が落ちている。乗越に11時30分、引地山分岐に11時47分に着き少々休む。


 引地山分岐からの尾根はササユリが一番早く咲くので、もう終りかけのしか見る事が出来なかった。ふとみると、赤いものが見えたのでよ~く目を凝らして見ると、キノコみたいだ。そう言えば、新聞に「自宅庭に生えた」と載っていたキツネノロウソクだ。直ぐ先で、ツキヨタケがびっしりと生えたブナの木もある。光るキノコを写すのならこれは良いな~。もう、一時の熱意は冷めたけど。(^^;)


 十字峠に12時37分到着。買ってきたおにぎりを食べる。頂上から外人さんを含む5人が下りて来た。竜神平へ下りる杉林の所の道があちこちについているので不安に思ったのか、聞いて来たがおっちゃんが「どちらでも同じ所へ出ますよ」と答えている。13時10分、竜神平到着。団体さんが竜神平へ12人残ると言っていたので、「全部で何人ですか?」と聞くと、42人との事だ。ササを刈っている場所(カタクリを植えてある所)に簡易トイレが設置されていた。

 気になっていた蕾はまだ咲いてなかった。


 クモキリソウが咲いている。竜神平のアザミの花の蜜を吸っているのか、ツマグロヒョウモンの雌と雄がとまっていた。我が家にもたくさん発生するので知っているのだ。定点観測のササユリの蕾はこのくらい。


 今の時期、森の中はタンナサワフタギ(?)がよく咲いている。14時2分、分岐を風穴方面へ。尾根のベンチでおやつを食べる予定だったが、先客が休んでいた。ヤマツツジは、上の写真の花(一番早く咲き綺麗なのだ)くらいしか咲いてなかった。四ツベンチでおやつのバナナとコーヒーゼリーを食べて小休止。


 前回見つけられなかったアオホオズキ(Sさんに教えて貰った)を見る事ができた。この場所は行きに会った常連の方(Sさんグループ)に教えて貰った場所だ。ヤマトウバナはあちこちに咲き、アカショウマも咲き始めていた。


 高度が下がる毎に、色とりどりの山アジサイがよく咲いている。ハナイカダの実も前回は探せなかったが見る事ができた。たった二つの葉にしかついてなかった。


 15時45分、風穴の駐車場に到着すると、団体さん(森の案内人グループ)が、体操をしたり、周知事項を伝えたりしていた。やっと解散の号令で、私たちはさっさと車に乗って、団体さんより先に車を出発させた。


 19日【皿ヶ嶺】



 5月末から皿ヶ嶺に行ってないので梅雨の晴れ間に行こう。上林林道を1人で草刈りしている方がいる。10時47分、風穴の登山口を出発。井戸の青いケシは蕾が大きくなってもうすぐ咲きそうだ。アオテンナンショウが咲いている。早くも下りてくる女性二人組とすれ違った。「お早いですね」と声をかけると、「そこまで、バイケイソウとモミジウリノキを見に来ただけです」との事だ。

 今年は、バイケイソウがあちこちにたくさん咲いている。直ぐ先で、下りてきた二人組に「なにか咲いていましたか?」と話し掛けると、「山アジサイくらいでした」と言われるので、バイケイソウとモミジウリノキの花が咲いていると教えてあげると、「足元ばっかりみていたので全然知りませんでした」と、喜ばれた。


 バイケイソウ、サワルリソウ、コゴメウツギ、ヤマトウバナが咲いている。


 登山道から遠くにツルアジサイが見える。倒れて登山道に被さっている木にもツルアジサイが咲いている。13時、竜神平に着き弁当を食べる。


 定点観測の花を見に行き、14時4分竜神平を後に反時計回りに周回路を歩く。ササユリ、ヤマツツジはまだ蕾で咲いてない。四ツベンチでおやつの杏仁豆腐を食べる。


 紅ドウダンツツジがたくさんぶら下がっている。モミジウリノキはなかなか上手く写せないのよね。つづら折れの角にヘルメットとお揃いの制服姿の人6~7名が輪になって説明を聞いている。今朝の新聞に高校生の登山大会でスズメバチに刺されたので大会が中止になったニュースが載っていたので、こちらに来たのかと思ったが、高校生よりは大人だな。


 15時50分、風穴に下山すると、愛媛県警の車が停まっていた。どうも、さっきの制服姿の人達の車のようだ。トイレ裏の園地のシモツケソウが綺麗な色で咲いていた。


 
 定点観測の花   ヒトツボクロ、翌日別の場所でコクラン


 10・12・16日【梅雨の花巡り】

≪おまけ≫

 我が家のスミレの葉を食害するツマグロヒョウモンを籠に入れ、スミレの葉を入れていたら、サナギがぶら下がり一週間目くらいから孵化し始めた。ふたを開けるとすぐ飛んで行ってしまう。又、スミレに卵を産み付けるんだろうな~。


10日 浄瑠璃町の池



 三脚と望遠レンズで写せない事はないのだが、最近の体力では三脚を持って行くのが大変なのと機動性がないので、手持ちで写せるマクロレンズを買った。そのレンズを試しに近くの池に行き写してみた。マクロと言っても、最短撮影距離は45mmなので、極小植物は無理だけどね。さすがにピント合わせは早い。画像はおっちゃん撮。


12日 白猪の滝農村公園・井内



 梅雨の晴れ間に花菖蒲とアジサイを求めて撮影に出かけた。まず、 白猪の滝農村公園の花菖蒲園へ行く事にして、国道494号線を走っていると畑に花菖蒲が咲いているのが目についた。車を停めてそこへ行き小道を歩き写そうとしていると、お家の方が車で戻ってこられた。「写させて頂いていいですか?」と聞くと、「どうぞどうぞ、写してくださって嬉しいです」との返事で、かえって恐縮した。


 写し終えて、車を走らせていると水路横に花菖蒲が咲いているのを見つけたので行ってみると、畑におじさまが農作業をされていたので「写させて頂いていいですか?」と聞くと、此処もいい返事だった。おまけに、「小松菜はいらんかね」と言って下さって、有難くいただいた

 白猪の滝農村公園の花菖蒲園で、入園料二人分400円を払って写した。帰る頃には見物客が増えてきた。花を写すコツの≪一人ぼっち・仲間外れの花≫をなかなか見つけられず(笑)、難しかった。


 引き返して、お蕎麦屋でお昼を食べ、井内方面へ行ってみた。上の方の棚田は、稲作を止めた田が多い。帰りに寄ろうと思っていた場所で、畑で農作業中の奥さんに「写させて頂いていいですか?」と聞くと、ここでも「見て下さって嬉しい」とのお言葉で。


 それにしても、花を植えていらっしゃる方は挨拶すると怒る方はいないな。大阪在住中に奈良・京都などに撮影に行くと、カメラマンにも、観光客にも、持ち主にもよく怒られた印象だが、こちらはカメラマンの数が少ないからかな。


16日 松山市考古館



 松山市考古館には、わいわいさんの趣味の古代からの遺物が展示されていて、興味がある企画展があると訪れている。古代ハスの情報は良く新聞やTVで見るのだが、今回初めて撮影に行ってみた。9時45分頃に着いた。いつになくたくさんの人が来ている。新聞に古代ハスが咲き始めたと載ったので見に来たのだろうか。12~3個咲いていたが、地植えでなく、コンクリートの鉢に植えられているので近くで写す事は出来るが、いろいろな写し方は難しい。


 5日【古岩屋】



 そろそろイナモリソウが咲いている頃だ。イナモリソウを見たら、雨の後なので遅越の滝に行き、その後古岩屋へ行く予定で出掛ける。水の元を過ぎ、カーブの工事の所に車がたくさん停まっていて、工事関係の人がたくさん来ている。工事が終わったあとの検査かな。沢山の人が立ち会っていた。

 10時40分、畑野川登山口に到着。カーブの所に毎年咲いていたオオキンケイギク(外来種)が今年は一株しか咲いていない。毎年、ここで見かけたら抜いていたので効果があったのだな。今年も抜いていると、女性が下りてきて「世話して下さっているんですね」と言って下さった。


 イナモリソウは、2、3年前まではジャガー道で出来た崖の上に咲いていたのだが、大雨で路肩が崩れて、苗や種が落ちたのか、ジャガー道脇にたくさん増えていた。コナスビも咲いている。今日はこの花を見るだけで戻るのだ。

 予定通り、畑野川へと車を走らせる。11時40分、遅越の滝の入口に到着。遅越の滝は、梅雨なので水流が多かった。滝の撮影も半時間ぐらいで終了だ。


 続いて、国民宿舎古岩屋の駐車場に着く。連休中の1,500円のランチバイキングはあまりお得感がなかったが、今日は通常営業に戻っていたので、キジうどんを食べた。キジのだしがおいしいな~。 13時5分、遊歩道を歩く。不動明王の所で休んでいると、単独女性が来て花を見に来たとの事だった。向こうから戻ってきたご夫婦がいろいろな花の情報を教えて下さった。ユキノシタ、クモキリソウ、ツレサギソウ(?)を見て、目的のイワギリソウを望遠系のレンズで写した。


 3日【五色浜公園~大平



 おっちゃんの趣味の「みちあるき」につきあった。今日は、旧大洲街道歩きだ。10時40分、伊予市にある五色浜公園の駐車場に車を停める。萬安港旧灯台は伊予市指定文化財・有形文化財だそうだ。公園のトイレで用を済ませて歩き始める。


 こないだからおっちゃんが準備していた地図と、ネット情報のプリントアウトを持参している。直ぐ先の信号の脇に、手作り感のある標識が立っている。<昭和御大典記念建立、太田>と掘られているので個人が立てたのか、カタカナで『ナカヤマニ五り』などと掘ってある。この先も、おっちゃんが下調べしたプリントを見ながら歩く。


 11時12分、茶堂跡に新しい祠が建っていた。直ぐ先に、『六十六部供養塔』(以前、東温市の供養塔を歩いた事がある)があった。  11時24分、高架下を潜る。道なりに進み松山自動車道へのアプローチ高架下を潜り直進となっているが・・・、こうなると分かりにくいな~。


 なんとか、目的の<みちしるべ>の石柱を見つける。11時35分、池下の常夜灯を見る。やっと、木の陰だったので、少し休む。


 11時55分、市場かわらがはな古代窯跡群に着く。道路から少し上がると、遺跡がある。少し見学した。直ぐに国道や高架になっているJRに出合う。


 国道56号線を歩いていると、豚太郎が見えた。何処か食べる所はあるだろうと弁当を持って来なかったので良かった。食べ終わると再び、歩きだす。国道から離れて、12時48分、森川にかかる馬渡橋を渡る。

 右手山側にお堂が見える筈なのだが、地図の卍がそうだと勘違いして反対側に歩いてしまった。畑仕事をされていた女性に尋ねて引き返す。13時20分、閻魔堂の前に来た。閻魔堂の戸を開けてもよいと女性に聞いていたので引き戸を開けると、奥に閻魔さまと十王が並んでいた。その隣に地蔵堂がある。

 地蔵堂には、二体のお地蔵さまがまつられていた。松ぼっくりの首飾りがかけられていた。そして、再び国道56号線を歩いていると、ソフトクリームを売っているお店があった。ソフトクリームを食べると、元気が出て来た。

 国道を少し進むと神社があり、常夜灯があった。石・金の常夜灯だったので、おっちゃんが喜んでいた。神社の名は難しい漢字(難読?)で読めなかった。さて、目的のJRの駅までは直ぐのようなのでJRの時刻を検索する。おっちゃんが「ちょっと先へ行こうか?」と先へ行く。


 13時58分、新田神社の参道を歩く。参道の所から長い階段が見えたので、おっちゃんが行くのは止めると言う。近くに新田義治のお墓があると経路図が貼ってあったので、行ってみる事にした。10分くらい歩く。上りの道になってミカン畑に続く道になったので引き返す。
 後は、JRで伊予大平14時52分の汽車で、二駅目の伊予市まで乗り帰ってきた。丁度、特急が中山方面へと通過して行った。


 ガラガラに空いているかと思っていたが、10人以上の乗客だった。運転手は女性だった。おっちゃんが、向かいの座席に座っていた女の子の足が長いのに感心しきりだった。