2022年  

 

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 25日【皿ヶ嶺】



 最低気温がマイナスの日が三日続く寒波が来た。今季は最後かもと出掛ける。上林林道はアイスバーンになっている所もあるがスタットレスタイヤだから大丈夫。いつもの上林トンネル北口近くの広い所に車を停める。ここまでの林道とは違って、除雪がされている。何年か前に除雪していた時は、工事に入っていたなぁ~などと頭を過った。11時5分、出発。工事関係者の出・入の札は、「大谷・森安〇〇」は入になっている。こんな時期にも工事をやっているのだな。



 上林峠からの階段状の登山道を過ぎて少しで、向こうに工事の場所が見える。小滝が凍っていたので撮影していると、車が通って行った。工事中の林道でカメラを出しているのに、運転手は低姿勢の様子だった。ここで、少し時間を食う。今季は氷の撮影はこれで終りだな。


 戻って天狗の庭へ下りる。定点観測のこの木も、だんだん朽ちてきたな~。天狗の庭が、春の芽吹きで溢れるのはもう少し後だ。


 林道に戻り、上林峠への階段を見ると足跡が続いている。崩れていると言うのにこの時期は危ないのじゃないかな。林道に小動物の足跡が凍ってクッキリ見える。爪のはっきりしているのもある。人間の足跡も残っている。雪は融けるがその下に下足痕(ゲソコン)が・・・、なんてサスペンスドラマの見過ぎだろうかな~。(^^;)  工事関係者の出・入の札は、愛媛森林管理署が入になっている。さっき通って行った車が、それらしい。12時50分、車に戻る。風穴のベンチで弁当を食べて帰路についた。


 21日【皿ヶ嶺】



 昨日の夕方、皿ヶ嶺を見ると(北面なので夕方でないと見えない)霧氷が出来ているようだった。夕方にこれなら明日まで残っているかもと登る事に決めた。上林林道は、凍っているもののスタットレスタイヤだから大丈夫! 駐車場に2台の車が停まっている。9時55分、登山口を出発。


 半直登コースの分岐までは、木々に雨氷がついている。半直登コースに入り、いつもの大木を写してゆっくり上るが、おっちゃんは軽い三脚にしたのに相変わらず苦しそうだ。10時50分、のっこしに到着。霧氷がびっしりついている。(^^♪


 おっちゃんは、先日の桑瀬峠のときと同じように「ぜいぜい」言いながら、少し上がると小休止を繰り返しているので「先に行っとくから・・」と、私は先を急ぐ。所々で撮影しながら上る。曇っているのがいまひとつだけどね。暫し撮影をしていると、おっちゃんも合流した。十字峠と、竜神平の分岐までに単独男性二人、男女二人組、男性二人組が追い抜いて行った。11時45分、分岐を竜神平に向かう。


 私の写真集・精霊の森「森遍路」の9頁のブナを写そうとするのだが、なにか変だなと思ったら枝が一本折れているのだ。それでも、ちょうど青空がきたので良かった。すぐに雲が来たんだけどね。竜神平に下りていると、男性二人が上ってきた。12時25分、分岐に着いたが、竜神平を時計回りに回って霧氷を撮り、愛大小屋で食事にしようと歩を進める。



 予定していたブナにも霧氷がびっしりと着いていたのだが、レンズを変えていて、手袋をはめているので変な所を触ってしまったのか、いつのまにか動画撮影になっている。なんとか動画とスチルのスイッチを見つけて戻す事が出来た。だが、その時にホワイトバランスがAUTO(晴天か蛍光灯にしないといけない、梅林の時のままだった)になっているのに気がついた。

 おっちゃんは自分の被写体を一生懸命に撮っていて「青空が来るよ」と教えてくれるのだが、そんなこんなのトラブルでやる気が失せてきて・・・もう撮るのは止めた!

 撮影を止め、周回の予定も変更して戻ることとした。13時30分、愛大小屋に入ると、頂上に向かっていた男性二人が食事中だった。軽い昼食(助六寿司とベトナムフォー)を食べていると、初めて連れてきましたと若い女性とおばさまが入ってきた。うれしそうだったな~。14時まで愛大小屋でいて、お礼の二人分200円を入れようとして500円玉しかなかったので入れておいた。次の分と考えるか(笑)。冬は特に小屋を利用させて貰えるだけで有難いし、安心して来れるからね。外に出ると昨日(日曜日)作ったんだろう雪だるまがあった。


 後は、定点のブナや、雪が吹き付けたヒノキ林を写したりしながら下山。ギンバイソウについた霧氷が、逆光に映えて綺麗だったな~。



 14時35分、ベンチに到着。あちこちのブナの大木の枯れ木が朽ちてしまってさみしいな。下りているうちに、霧氷から雨氷に変わりキラキラと輝いている。


 登山道は、丁度良い位に締まって歩きやすい。15時25分、風穴の井戸の所に戻る。車が上の駐車場に一台停まっているだけで、みんな帰ってしまっていた。



 17日【寒風山】



 写友Sさんから寒風山に誘われた。我が家を6時半に出発。waiwai隊にしては早いが、寒風山に行くには遅いくらいだ。新寒風山トンネルに差し掛かると急に雪道になる。登山口がある旧寒風山トンネル口までの道路に一台の車の轍が続いている。登山口の駐車場に一台車が停まっている。準備をしていると、香川ナンバーの車がやってきて、4人が降りてきた。聞くと、「冬のUHOラインツアー」に参加するとの事だ。そう言えばテレビニュースで放送していたな~。

 8時45分、登山口を出発。本格的な冬山は久しぶりだ。Sさんは登山ガイドをしていた人なので安心だ。それに、撮影なので登頂はしないしね。ところが、おっちゃんは私のより重い三脚(私のお古)をザックにつけている、一番軽い三脚にしたらと言っていたのに、忘れてきたとの事。おまけに車に積んでいるストックも忘れている。


 案の定、登山口の直ぐから続く階段状の上りにノックダウンされている。私の三脚はSさんがザックに入れて持って下さった。男女二人と、単独男性(若い)登山者が追い抜いて行った。峠へ後25分を越えた辺りで、おっちゃんの三脚をデポすることにした。道は分かっているのでSさんに先に行ってと言うのだが待って下さる。山岳ガイドをしていた人だから、残しておくことはしないのだな~。

 やっとの事で、桑瀬峠に10時50分に着いた。なんと! 2時間5分もかかっている。夏山なら45分で着いていたのに・・・。2012年1月27日には1時間、2016年2月18日には1時間5分で着いているのに、何という体力の低下(大病をしたから)だろう。先ほど追い抜いて行ったペアの二人連れが伊予富士方面へと出発していった。


 ここでアイゼンを装着する。カメラマンらしきおじさんがやってきて、先に寒風山方面に行った。準備が出来るとSさん&waiwai隊も出発。少し上ると、伊予富士方面が見えてきた。暫し撮影。


 おっちゃんの三脚を置いてきたので、私の三脚を貸して、私は撮影場所を探しに先に行く。そのうちにおっちゃんが合流し、2ヶ所ほどで写して、寒風山が見える所まで上る。


 おっちゃんが、上りがきついので今日はここまでとした。12時8分、下山開始。昼を過ぎ、雪もゆるんで強風に雪煙が上がっているのが見えた。


 12時40分、桑瀬峠で昼食後、伊予富士方面へ少し行って寒風山を撮る予定だったが、霧氷も融けているだろうし、体力の限界なので下山することにした。Sさん、行きたかっただろうにごめんなさい。

 淡々と下りて、途中で三脚を回収し、14時に下山した。おっちゃんは下りは大丈夫なのよね。で、撮った写真は、山岳写真風は撮れたのだが・・・、露出は失敗したかな~、ROWで撮っているのを補正してなんとかなるかという結果だ。

【waiwai記】
 冬山の撮影行は。サンザンな結果となってしまいました。文中にもあるように、帰宅後。過去の記録を読み返してみると、6年前にも関わらず、桑瀬峠までは1時間ほどで着いています。2年前からの一年間の病院通いと、体調の変化。ここ4~5年の山登りの軟弱さなどなど・・。思えば、思い当たることは数々あれど、『やっぱり、寄る年波には勝てない』というのが実際でしょうか。
 通っている病院(呼吸器内科)で、先日撮った『心エコー』の診断結果は『異常はありません』との診断だったのですが・・。それにしても、同行のSさんには申し訳なかったです。


 7日【面河渓谷】



 1月17日に落としたアイゼンを探しに行った時に、なかなか良い淵があったので、冷え込みでどうなっているのか気になり出掛けた。家を5日と同じ出発時間なので、10時に到着。昨日は日曜日なのでカメラマンで賑わっていたのだろうが、今日は誰もいない。


 5日に下りた場所も様相が変わって渓流が凍っている。おっちゃんは、写そうと思っていたように氷が張っていると喜んで熱心に撮っている。10時30分、遊歩道に上がり歩いていると、リスの足跡があちこちに続いている。ふと、木の所にリスがいるのに気がついたが準備をしてなかったので写せなかった。すぐにスルスルと高い木の上に登って行った。


 楓渓橋を過ぎると、人間は歩いておらず足跡は小動物のみだ。11時15分、目的の淵は、渓流の水が流れる所だけが開いて、後は凍っている。以前来た時の方が良かったな~。小動物が水を飲みに来た跡が林道を横切って、水辺まで続いていた。いつの間にか昼を過ぎていたが、おっちゃんは熱心に撮影していて休憩の素振りを見せない。何か所か撮影した後、買ってきたベトナムフォーをポットのお湯で作り、巻き寿司を食べる。


 14時40分、楓渓橋を渡る。昨日は、何人のカメラマンが来たのだろうか。15時13分、車に戻ると、2台の車が走り去って行った。


 5日【面河渓谷】



 前回の寒波襲来の時は、所用があり撮影に行けなかった面河渓谷に撮影に行った。7時30分に我が家にSさんが来て出発だ。10時から鉄砲石川沿いを歩いてポイントを探して撮影する。土曜日なのでカメラマンがボツボツ撮影にきている。前を行く人は足が早い人だ。一ヶ所、渓流に下りて撮影した。


 12時25分、鉄砲石川沿いの撮影を終える。冬の間は、土・日だけ開いている渓泉亭で買ってきたおにぎりと肉うどんを食べる。



 13時25分、昼からの撮影に出発。本流沿いに歩いていると天気予報通りに雪が降ってきた。渓流に下りて、シャッタースピードによって雪の写りがどうなるか何枚も写す。フィルムカメラと違って直ぐに写りが見えるので便利ではある。おっちゃんは、この山行記用のサイズと、作品用のサイズ等の設定を間違えて、折角のチャンスを逃したようだ。逃がした魚は大きい。


 Sさんは、滑って渓流に滑り落ちている。さすがに、カメラは水に浸からなかったんだけどね。朝の足の速いカメラマンは、昼からは走って帰って行った。渓泉亭の手前の橋で大振りの雪になった。14時45分、車に戻り帰路についた。


 2日【大洲家族旅行村】



 写友のSさんによると、
岩伽羅山へ行く道沿いにある梅林はまだ少ししか咲いてないとの情報だ。大洲の梅は1月末には7分咲きとネットで見たので行ってみることにした。生協の宅配が来た後で出掛ける。12時に駐車場に着きバナナを食べてから撮影を始める。

2011年2月26日にたまたま通りかかって梅が咲いていたので写した時は、もっと綺麗だったのに荒れている。


 中央の写真は、折れて垂れ下がっていても咲いている枝、向こう側のは倒れているが咲いている梅だ。三々五々カメラマンが来ているが、あまり熱心に撮っていない。


 13時30分、撮影を終えて大洲市内のレストランで昼食を食べる。帰りは長浜まわりで伊予市から砥部町へ抜ける道を走る。おっちゃんは常夜灯を写す目的もあったみたいだ。


 大谷池を横目に砥部町の七折梅林に15時35分に到着。紅梅は咲いてきているみたいだが、白梅は全然咲いてなかった。