2021年  

 

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 25日・29日【ミラーレスカメラの練習】


25日 惣河内神社・金毘羅寺

 我が家のイロハモミジが真っ赤に色づいてきた。通りかかる人も、楽しませて頂いていますと言って下さるのだが、これが散り出すと大変!ご近所さんの所にも飛んで行って迷惑をかけるのだ。<(_ _)> おっちゃんが蜘蛛の巣に引っかかったモミジの葉を撮っている。


 金毘羅寺のイチョウは散っていた。太子堂の紅葉はまだ綺麗だった、伊予十三仏霊場めぐりの結願の寺なので、三々五々お参りの方が来ていた。


29日 奥久谷・古岩屋




 そろそろ奥久谷のイチョウ畑の葉が散っている筈と出掛ける。畑の道から引地山方面が見えた。おっちゃんが、猪のウリボウが二匹横切ったと騒いでいる。これだけイチョウが散っていると、実がたくさん落ちているので、踏みつけると後が大変なのだが除けるのは不可能だ。写していると、犬の吠える声がして、金切り声のけたたましい鳴き声が聞こえた。さっきのウリボウが犬に捕まったのか・・。



 これで帰るのはもったいないので、古岩屋の紅葉は終わっているだろうが行って見る事にした。ほとんど散ってしまっていたが、少し残っているのもあったので少し撮る。遊歩道からメタセコイアに日が当たっているのが見えた。



 20日【茶堂場~(旧丹原町)相之谷~虚空蔵堂~(川内町)相之谷】・鞍瀬川



 前回から4日経って、そろそろ紅葉が進んでいるかな~、又、4月に撮影に行った時にメガネを外してちょっと置いたまま忘れていたメガネ(このメガネは、レンズをいくら拭いても白い傷が取れず、新しいメガネを作ったので山歩きの時だけ使っていた)を回収に行くのも目的だ。

 紅葉はまずまずだ。午後の光でも撮る事にして、橋を渡り奥へと歩く。『相之谷橋』の所で三叉路になるが、私はメガネを忘れたのは真っ直ぐ(川内町の相之谷方面)だと言い、おっちゃんは右折(丹原町の相之谷方面)だと意見が分かれた。

 おっちゃんに従う事にしたが、結局その場所は通らず、4月のシキビ畑の中の荒れた道を登って『虚空蔵さん』に行く事になる。ここへ来るのは何度目だろうか。やはり猪があたりかまわず掘り返している中、もう、夏を過ぎているので藪になっている。

(参考)

【旧金毘羅街道】その2 旧川内町・相之谷~旧丹原町・相之谷(2021年4月10~11日)

 最終集落には、以前『御婆さんが1人住んでいる』と聞いていたのだが、いつ行っても出会えるのは縁側で日向ぼっこしている「爺さん」だ。そして、懐かしの『虚空蔵さん』が見えてきた。丁度12時になっていた。偶に間違い(おっちゃんと食い違った記憶)も良いものだな~、一面にイチョウが散っているじゃ~ないの♪ ひとしきり写して、ここで弁当を食べる。
 おっちゃんは、やはり常夜燈を熱心に撮っていた。


 50分程の滞在で川内町側の相之谷へ下りる。廃村になっている相之谷の大屋根のお家の向こう側の大欅と手前のススキが逆光に映えて綺麗だ。道路横には大きな柿の木がある。まだたわわに生ったままだが、熟す頃には猿が山から出て来るのだろう。


 そして、『相之谷橋』の三叉路までの途中で、ひっそりと待つメガネを撤収したのだった。14時、朝写した場所のモミジに日が当たり、朝とは違う写真が撮れた。


鞍瀬川



 帰路、桜三里から鞍瀬川に入り、ロケハンをした。来年はこちらをゆっくりと撮りたいものだ。


 16日【中山川・ミラーレスカメラの練習】



 4月に、旧川内町と旧丹原町の境にある相之谷の『虚空蔵さん』に行った際に歩いた中山川沿いに新緑のモミジがあり、紅葉の時期に来ようと思っていた。14時30分にそのモミジの場所に到着。まだ紅葉には早い感じだが少し写す。一時間程で終わり、11号線を川内にさしかかった頃、そう言えばコスモス畑があったな~と494号線へ左折すると、ちょうど綺麗に咲いていた。16時になっていたので、夕日が山に沈むところだった。


 10日【皿ヶ嶺】



 雨が降るという予想なので、予定していた場所のウリハダカエデの葉が落ちている筈と、撮影に出掛ける。水の元を過ぎてカーブの道に少し白いものがある。雪が降ったのかと走っていると、だんだん路肩に積もってきている。上林林道のトンネル北口のすぐ先の広場に車を停めて、握ってきたおにぎりを食べる。11時50分に出発だ。上林峠の積雪は上の写真くらいだ。


 靄が出たり、風で飛んだりしている。12時30分に尾根道のベンチに到着。そこから少し先、写そうと思っていた場所に着くもウリハダカエデの落ち葉は、みぞれ混じりの雪で隠れている。靄もないが写しているとみぞれ混じりの雨が降ってきた。おニューのカメラが濡れてはいけないとタオルで拭いてカメラバッグに入れていると、靄が出てきた。慌ててカメラを出してファインダーを覗いてビックリ!白い雪景色が赤いじゃないの~。あれくらい濡れたくらいで壊れたのかと、愛大小屋でゆっくり考える事にして竜神平へ行く事にした。


 13時30分に愛大小屋前に着く。愛大小屋のドアの鍵が開いたままなので、誰か休んでいるのかと思ったが、足跡がない。中に入ってみると、誰もいない。いつの事か分からないが、ここで休んだ最後の人が鍵をかけるのを忘れたのね。風で開きっぱなしになったり、動物が荒らしたりしたらどうするの!!

 そして、中でカメラを見てみる。レンズを替えても同じなのでレンズじゃない。おっちゃんが、拭いた時に何かを触って設定が変わったんじゃないかというので、ホワイトバランスを見てみると、WBシフトが赤い方になっている。それを真ん中にR:0、B:0にすると元に戻った。いやはや、なんて微妙なの。無意識に触っているのなんて分からないよね。(@_@;)  カメラもなんとか直ったので、帰る事にした。そして、帰りも靄が出ていたので写したんだけど、帰ってデータを見ると、ISOが800になっていた。原因を探っている時に替えていたのね。あ~あ、残念。


 水の元のモミジも綺麗だったので、寄って写していると、風穴に居た例の白猫が居るではないですか。つかず離れず居るので食べ物が欲しいのかと思うが、今日は持ち合わせは何もない。羊羹が一個あったので、少しちぎって置いて帰ったのだが、大丈夫かな~。これから寒くなるので心配だ。登山道を整備して下さっているOさんも、早く下に下ろしてやらないとと言われていたのだが、やった餌は食べても人には捕まらないのだろう。なんとか捕獲作戦はできないものだろうか。こんな場所に連れて来て捨てて帰った人は、何を考えているんだろうか?



 7日【古岩屋~四国のみち】



 日曜日、観光客が多いだろうけど古岩屋の紅葉を見に行く事にした。10時過ぎに国民宿舎の前に着くと、交通整理のガードマンがいる。国民宿舎の前に、なんとか一台空いていて上手く車を停めれた。大抵の観光客は、道路脇の歩道から紅葉を見ている。渓流の遊歩道に下りて、おっちゃんが映り込みの撮影の練習をする。観光地はおば様がただでは帰れないとばかりに、ツリーの材料にでもするのかウバユリの穂を3本も折って持っているし、子供は写している映り込みに落ち葉を投げ込んで遊ぶしと、早々に退散するしかない。道端には、キジうどんのお店が出ていたので昼食とした。


 その後、誰もいない「四国のみち」へ移動し、渓流の映り込みや巨木を写して、道の駅「天空の郷さんさん」で野菜を買って帰った。この道で初めて、御遍路さんに遭遇した。歩き遍路の人出も、大方は車が通行する県道を歩くのだが・・。



 5日【皿ヶ嶺】



 ここに来て二度、面河渓谷に撮影に行っていたので、皿ヶ嶺のブナの撮影に行けなかった。最盛期には遅かったかな~。おまけに今日は、おっちゃんの歯科の予約が入っていた。コンビニに行く時間を惜しんで珍しくおにぎりを握って待っていたのだが、11時の予約だからすぐ帰るだろうと思っていたのに、混んでいたようで1時間以上かかっている。おっちゃんが帰って来て、直ぐ出掛ける。

 風穴の駐車場のベンチでおにぎりを急いで食べて、13時20分出発だ。今日はおっちゃんも作品を撮るカメラの設定なので、山行記の画像は携帯で撮る事にした。登山道は、昨夜の雨で落ち葉が散り敷いている。その落ち葉の葉脈に同じように穴があいている葉がある。不思議だな~、何という名の木なんだろうか。皿ヶ嶺の常連さんが次々に下りて来るので、立話をしていたら、「早く行かないと日が陰ってしまうよ」と言ってくれて、そうだった時間が押しているんだったと気が焦る。



 定点観測の谷筋を写し、ウリハダカエデの赤い落ち葉を踏みしめていると、前方の木々の先に日が当たり紅葉が見えてきた。良かった、少しは残っているようだ。


 14時10分、ベンチに到着。おっちゃんが「何かカメラマンみたいな人が三脚を抱えて登って来ているヨ」と言う。ベニドウダンツツジが紅葉して来ていたので写す。何年か前に靄に浮かぶツツジを写したんだけどね。今日の撮影は日が当たらないと来た意味がないんだ。私はフラダンサーの辺りに行って写しているからとおっちゃんと別れる。

           
 一つ目の目的は、ミラーレスカメラの練習で、8㎜-16㎜のレンズを試すことなのだ。以前は四季に渡ってよく撮っていたこのブナを撮る。ところが、左の写真のようにしか入りきらない・・・。なんだ!8㎜と言ったって、こんなもんかと三脚をたたんでいて、ズームレンズだったのを忘れていた。(今までは単体レンズだったので)それで、再度三脚を立てて8㎜で撮ったのが右の写真だ。男性が1人通りかかり、なるほどねと言って通って行った。目が不自由で、歩くのに足元に注意しないとと言われていた。


 フラダンサーの辺りで少し写したが、二つ目の目的の所に行かないとと、又おっちゃんと別れた。そこからのブナはもう既に終わっていたが、今までの経験から目的のブナは黄葉が遅い筈と尾根道を急ぐ。おっちゃんが、写し終えてやってきた。「今行った人は後から来た人で、もう1人のカメラマンはまだ粘っているようだ」と言う。

 そして、2年前より少し悪いが、なんとかミラーレスカメラの練習に耐えられる黄葉のブナだった。もう一本のブナは、やはりまだ少し青い。2年前は青空だったのだが、今日は白い空になってしまっていた。陽は残っていたので良かったんだけどね。撮影を終えてブナ林を過ぎ振り返ると、何とも言えない素敵な道なのだ。竜神平の方から先程の男性がやってきて、「この先のブナはどうでしたか」と聞かれたので、「良かったです」と答えた。斜光線を計算されているのか、時間を計って歩かれているようだ。



 竜神平はススキが良かったですよと、教えて貰ったので着いてみると、ススキ越しにウリハダカエデの紅葉がきれいだった。しかし、日差しが弱くなって沈んでしまっている。少し遅かったようだ。15時45分、ベンチでおやつの大福を食べて、16時に下山にかかる。3ヶ所に立っていた枯木が全部倒れてしまい土に帰っていったな~。


 16時55分、下山。目ではまだ明るく感じるのだが、テンナンショウやキノコを携帯で撮るとフラッシュが焚ける。前回の30日から、6日しか経ってないのに、季節の移ろいは早いな~と感じた一日だった。



 4日【ミラーレスカメラの練習】


面河渓谷



 平日を選んで今季2度目の面河渓谷に出掛けた。渓泉亭に写真を展示して貰う用事もあった。午前中は、鉄砲石川方面へ向かう。定番の「お月岩・兜岩」を橋の上から写す。以前来た時は、モミジは散ってしまっていたので、見れて良かった。


 河原に降りると、日が照って来た時は渓流に映り込みが見えた。おっちゃんは、写らない写らないと言っている。角度が悪かったのか、PLフィルターを聞かせ過ぎたのか、まあ失敗は成功の元よね。

 午後は、渓泉亭で鍋焼きうどんを食べて、面河本流の遊歩道を歩く。皿ヶ嶺にも少し咲いているキッコウハグマが既に穂になっているのだが、あちこちに生えている。石鎚山登山口を過ぎ奥の熊渕橋で虎が滝を望遠レンズで写し(今までのフイルムレンズでは写せなかったのだ)引き返した。雨が降ったり、日が照ったりの一日だった。