2021年  

 

このページは新着が上に来ます。古い日付は順次下段となります。

10


 
30日【皿ヶ嶺】



 皿ヶ嶺の秋はどうなっているのかと、土曜日だが出掛ける。上林林道の曲がり角にセンブリが咲いている筈だが、何番目の角か覚えてないのであたりをつけて車を降りて確認する。走らせたままでは地味な花だからね。お目当ての花はボツボツ咲き始めていた。車に戻ると林道を車が5台くらい連なって走って行った。
 風穴で、キッコウハグマを見に行ったが、二輪咲いているだけで、穂になっている。風穴の駐車場に着くと、今まで見た事がない程の車が停まっていた。そして「それでは、第一グループ出発します」との合図で、子供連れの団体さんが上って行った。30人以上はいただろうか。


 10時40分、出発しようとすると町内会のOさんもやってきた。出発して行った団体をみたからなのか、駐車場が満杯だったからなのか「もう、帰ろうか」と、相棒が「別のコースで登ったら」と進言している。青空と、引地山方面の山肌が紅葉してきていて綺麗だ。おっちゃんが、コントラストのきつい写真を撮った後、シャッターが押せなくなったと言って、あれやこれや設定をし直すのだが・・・、4、50分(帰宅後、デジカメの時間を見、ビックリ)経って、結局諦めてスマホで撮る事になったので、これ以降はほとんどがスマホの写真だ。


 中腹くらいから、木々の紅葉が始まっていて綺麗だ。12時25分、ベンチに到着。先客がいたのでそのまま先に行く。


 竜神平の愛大小屋の裏のブナの木。ベンチで弁当を食べていると、子供連れの団体さんが三々五々下りて来て、弁当を食べるようだ。世話役の方が、刈り込まれている道(アカバナを見に行く方面)の方が日当たりが良いので、こちらへおいでと言っているが、そちらはマムシがいるのよね。今の時期は大丈夫かな? 引率の若い方が、トイレはこっちと言って以前トイレがあった方へ連れて行ったのだが、戻って来た。「ここじゃなくて上の方だったか」と上へ行こうとするので、迷子になったらいけないと思い「トイレは撤去していて、上へ行ってもないですよ」と声をかけた。

 12時55分、帰りは遊歩道を反時計回りに歩く。町内会のOさんも手伝って笹が刈られている。無理な願いを聞いてくれ、リンドウを残して下さっている。(^^ゞ


 後は淡々と下りる。登山道脇に整備用の杭等が置かれている。整備して下さってありがとう。! 14時、下山。上りの時にすれ違った、常連さんのEさんに教えて貰ったコシオガマを見に行った。

【後日談】
 おっちゃんのデジカメの「シャッターが押せない」件について、メーカーの説明書(マニュアル)や、ネットで該当のトラブルが載っていないかと、探した。「オートフォーカスが合っていなかったらシャッターは押せない」との記述があるが、どうも当たっていないようだが、あれやこらやとカメラを触っているうちにシャッターが押せるようになった。
 狐につままれたみたいだが、兎に角良かった。


 22~31日【ミラーレスカメラの練習】


10月22日 白糸の滝


 滝への道にリンドウが一輪、ヤマラッキョウが咲いていた。おっちゃんは、水の流れの練習だ。

10月27日 川筋のイチョウ


 イチョウの黄葉はまだ先のようで、青い。朽ちかけた六地蔵を見つけた。

10月31日 面河


 小雨が降っていたので靄が出ていた。昼からは雨が上った。


 19日【怒和島】 島巡りⅠ



 おっちゃんが所用で怒和島へ行くと言うので、私もついて行く事にした。高浜港から7時40分発の高速艇に乗り、43分で上怒和に着き下船。元怒和港は、島の西側の港だ。向かいに見える島は津和地島で、愛媛県の人が住む島では端っこで、その向こうには山口県の周防大島が見える。
 さて、港に立てられている案内板を見て、ブラブラと段畠方面に歩く。お墓の横に六地蔵がまつられている。民家の横の赤い花は、造化かと思ったら生きた花だった。


 おっちゃんが天満神社で金比羅と刻まれた常夜燈を見つけて喜んでいる。おっちゃんが「何年か前の集中豪雨で被害にあったよなぁ~」と、この島の事を言っていたが、どの島だったかはピンと来ない。路地には、放置バイク・自転車が多い。そして、空き家も多いようだ。


 用事を済ませて、元怒和に向かう道すがら、怒和地蔵がある。元怒和に向かう海岸通りから丸山鼻が見える。


 海沿いの道にグミ(?)がなっていた。何年か前に廃校となった怒和小学校からは山越えで元怒和に向かう。12分くらいで越える。新しく抜けた道路から細い路地へと入る。民家の蔦の葉が少し赤くなっている。


 防波堤の隙間から写すと、港の雰囲気だ。円福寺に行って見学していると、横からひょいとお年寄りが現れた。唯一、ネットで見ていた記事に、生木の地蔵の事が載っていたので、その事を聞いてみた。

生木の地蔵:
永寿山延福寺の裏山にあるクスノキの幹に地蔵尊が刻まれている。延福寺に宿を借りた旅の僧がお礼に刻んだとも伝えられる。病気の回復に祈願があるという。

 おばあさんによると、そのクスノキまでの道はいまは整備してないので通れないとの事だ。例によっておっちゃんが「常夜燈はありませんか?」と聞くと、お地蔵さんを寄せてまつってあり、金比羅さんも新たに整備したと教えてくれた。そして、その場所まで近道を教えてくれるのだが、いまいちよく分からない。おばあさんは、一緒に行ってあげる、猪よけの柵を閉めてないと良いのだけれどと言って先をスタスタと歩いていく。お年を聞くと86歳との事、お元気だな~。


 そして、道路整備などの時に道端にあったお地蔵さんを集めた場所で写真を撮る。後ろ姿も撮っているうちに、おっちゃんが先へ先へと行き、カーブで見えなくなり、上ったのやら、下りたのやら分からなくなってウロウロしていたら、バイクでおばさんがやってきて、「何をしているのか」と問われた。「このお地蔵さんを写していたんですが、連れがいなくなったので携帯をかけるところです」と応えたのだが、先のおばあさんのようには友好的ではなかった。この島は観光地ではないんだね。
 そんな事情も知らず、おっちゃんは戻って来た。おっちゃんが道路から向こう側に金比羅神社を見つけたので行ってみる。常夜燈を整備したのが、平成30年になっていた。この島にはお店はないので、高速艇に乗る前に買ってきた昼食のおにぎり・サンドイッチを石段で食べさせて貰う。


 帰りは、元怒和を12時41分なので、それまで恵比寿神社に行ったり、海沿いを歩いたりして時間をつぶす。恵比寿神社の入口には真新しい常夜燈が立てられていたが、まだお披露目が終わっていない様子だ。おっちゃんは、奥に立っている常夜燈を目ざとく見つけていた。ブラブラと散策をしていると蛸壺が置いてあり、やはり漁村だなぁ~と感心する。集落には海の駅があり、おトイレもあるので、そこで時間待ちをさせてもらった。小さい島なので、半日で充分巡れた。



 18日【皿ヶ嶺】


 1日以来、1時間~2時間程度のミラーレスカメラの練習で少し歩く程度だ。この間の運動不足では身体に悪いと思い、皿ヶ嶺へ手持ち撮影の練習を兼ねて出掛けた。

 11時、風穴を出発。ユキザサの赤い実を写す。半直登コースは、コースを安全に上れるように整備して下さっている方がいるのだが整備用の杭や鉄筋等が置かれている。半直登コースはお蔭で安全かつ楽に上れるようになっている。


 11時47分、ベンチに到着。コマユミの実を写す。ベンチに渓流釣りのハサミと針などが置かれている。笹が刈られていたので、笹の中にでも落ちていたものなのかな?


 分岐を竜神平に向かわず尾根道を歩く。登山道の笹を刈って下さっているが、ツルリンドウは刈らずに残してくれている。どこまで刈って下さっているのか、竜神平の分岐を過ぎ、向こうのベンチまで行ってみる。まだ先まで刈って下さっているようだ。引き返し、竜神平入口に来たのが12時41分だった。この場所のリンドウはもう咲き終わりかけていたのだが、木の橋を渡って少しの所の花が綺麗に咲いていた。


 愛大小屋前で町内会のOさんと話していると、いつも草刈りや登山道の整備をして下さっているOさん(町内会のOさんと、愛大小屋のOさんが一緒になった)が遊歩道の方から帰ってきた。上林峠まで先日刈った笹の残ったのを鎌で刈って来たそうだ。丁寧な仕事だな~。日の当たるベンチで昼食を食べる。そろそろ許可が出たら、遊歩道の笹も刈るとの事だ。「リンドウはまだ実になっていないので出来るだけ残してね」と、無理なお願いをした。(^^;)

 13時30分、下山にかかる。途中の枯れた笹のお蔭で向こうが見渡せる場所でおっちゃんが一生懸命に写している。昨日は日曜日だったので、木株の鹿さんもいろいろ飾りつけられている。


 14時10分、車に戻る。猫も無事にまどろんでいるが、だんだん寒くなって来ているのにどうなるのだろうか。この前から、上林の鉄塔の所の駐車場で、Sさんとお仲間を2週にかけて見かけていたのだが、ウメバチソウを見に行っているらしい。愛大小屋前で、Oさんに咲いている場所を教えて貰ったので行ってみた。


 土手にウメバチソウ・アキノキリンソウ・ヤマラッキョウが咲いて綺麗だった。ナンバンギセルも終わりかけだったが咲いていた。そして、これは何だ~!! 触るだけで危険なカエンタケじゃないよね。白い目まで着いているじゃないの。ネットで調べてみると「ミョウガの赤い花」と呼ばれる「約20年~50年に一度咲くもの」と言われているらしい。この白い目のようなものが種だとか、これは吉兆の前触れだとか、何か良い事あるかな~。(^^♪




 13~17日【ミラーレスカメラの練習】
 毎日のようにミラーレスカメラの練習に出掛けているが、なかなか難しい。waiwai山行記の画像は、基本おっちゃんの写真です。(補足でたまに私のもあるくらい)


10月13日 総合公園



15時に家を出て、30分程で帰ってきた。池の鯉は、大きい・色が綺麗だ。


10月14日 風穴



14時30分から15時45分までで終わり。キッコウハグマが咲いていた。


10月15日 遅越の滝



13時30分から1時間程で帰った。滝はこう晴れていてはどうにもならない。


10月16日 白猪の滝



12時に駐車場に着いて、弁当を食べて出掛ける。おっちゃんがヒキガエルを見つける。ジンジソウ・ホトトギスが咲いていた。14時30分に駐車場に戻る。


10月17日 通谷池



小さな白い花が咲いていた。池を少し歩いていると、コウヤボウキ?が咲いていた。噴水のしぶきで虹が出来ていた。ここでも一時間程の滞在時間だ。


 12日【天狗の庭】



 今日もミラーレスカメラの練習だ。水の元を9時35分に出発。天狗の庭への登山道に男郎花が咲いている。下の方から何やら声がすると思ったら学生が上ってきた。松山南とザックに縫い付けてある。「どこまで?」と聞くと、「うなめごまで」と言っていた。元気がいいな~。

 帰宅後、南校・登山部を検索するとヒットしました。アップされている記録によれば、愛媛県では男女ともに優秀な成績のようだ。最後尾には引率の先生らしき人が居たが、いつもの皿ヶ嶺で会う人よりも格段に若い青年だった。


 この木は前から倒れていたかな~。暫く訪れていないと、様子が違う。決めてあった木に行き、レンズを替えて写してみた。ツリバナの実が弾けそうだ。上林重信林道に上り、バナナを食べる。


 11時5分、ゲートを跨ぎ、上林林道を歩く。トリカブト、アキノキリンソウ、ジンジソウが咲いている。


 いつもなら風穴への分岐からは登山道を下りるのだが、道路を歩く事にした。カーブの所のカーブミラーに木の枝が被さっていて、カーブミラーの用をなしてなかったのだが、誰かが折って下さっていた。通る度に気になっていたが、これで良く見えるね。11時48分、水の元に戻り帰った。



 8日【梅ケ谷永子線林道歩き】



 ミラーレスカメラの次の練習は滝だ。という訳で橋から撮れるという事で、井内・梅ケ谷林道の御来光の滝に決める。ところが、通行止めの看板があり、工事期間は2月1日から11月30日までになっている。おっちゃんが歩いてもすぐだと言うので、集落を抜けて駐車出来る所に車を停める。14時2分、ロープが張られている所をまたぐ。


 14時17分、工事の人の車が停まっている。工事の人に滝の所で写していいか聞いて滝の前に行く。橋の架け替え工事は、ドライブスルー滝(通称)の所だったのだ。これでは奥には行けないわね。沢の向こう側で1人で土を固める作業をしていた。帰宅後、調べてみると「タンピングランマー」と呼ぶ工具らしい。

 滝が見える所へ行って写してみるが、足場が悪いので落ち着いて練習が出来なかった。


 早々に引きあげて林道脇の木の根や、テンニンソウ、マムシ草等を写しながら15時35分に車に戻る。井内集落のお家のコスモス等を写しながら帰った。


 5日【皿ヶ嶺】



 1日(金)、ミゾソバが群生している所を通った時に、先日新しく買ったミラーレスカメラの初撮影はここにしようと決めて、カメラの操作を一夜漬けで、写す予定の事だけの設定をして出掛けた。

 風穴の駐車場で、愛大小屋の世話係のOさんとトイレの裏の花壇整備のIさんと暫し世間話をする。10時20分、風穴を出発。登山道は少し秋らしくなってきている。


 先日と同じく、半直登コースを上る。ところが、撮影場所に着いた途端にガックリ! ロープに囲まれたミゾソバがぐちゃぐちゃになっている。猪が走り回ったのだろうか。それに、まだ蕾?(咲き終わっている?)なのか、咲いていない。これ以上咲かないのか・・・。右端の写真は数輪咲いているのだが・・。

 おっちゃんは、アサギマダラを写している。私は、倒れた所が写らない場所を探して一枚だけ写してみた。このピーカン天気ではどうにもならないな~。


 その後、竜神平まで行く事にする。11時55分になったので、春にはイワカガミが咲く岩の所でお昼にする。その後、十字峠を通る。登山道脇のツキヨタケやミツバテンナンショウの実が秋を感じさせる。


 曙シュスランを見て、12時55分竜神平に到着。小さい子供連れと、スケッチをしている女性2人が休んでいた。Aさんが、若い?お嬢さん二人を、頂上方面に案内して行った。コーヒーゼリーを食べて下山にかかる。


 この実は何? この小ばえは下の三枚葉が去年、若い二枚葉が今年出たのだな。来年はどうなるのだろう。ジンジソウ・サラシナショウマ・シコクブシが咲いている。


 うちわのようなキノコだな~と思って見ると、枯木がひっくり返って裏が見えているだけだった。風穴の周回道路の道端はアキチョウジが綺麗に咲いている。14時、駐車場の車に戻った。先日は姿を見せたネコは、今日は見なかった。



 1日【引地山】



 出来るだけ土・日は避けているwaiwai隊、今日はあまり目的がないので竜神平までかな~と出掛ける。出発の準備をしている隣に車を停めたら、その女性から声をかけられる。珍しい花の事をよく知っておられる方だ。又、男性で珍しい花の事をよく知っておられるOさんも通り掛かかって、花の情報交換だ。お蔭でアキチョウジ(普通は薄紫)のピンクや白が咲いている場所を教えてもらった。そんな出発前の出来事な中、支度を終えて11時に風穴を出発。


 まだまだ、シコクブシが咲いているが去年よりは少ない気がする。そう言えば、9月24日に竜神平で愛大小屋関連のOさんから、引地山分岐辺りで、いろいろと道の整備をして下さっているNさん(大病で静養中と聞いている)が笹を刈っていると聞いたので、行ってみることにした。半直登コースを11時20分に上る。ミヤマウズラはすっかり終わっている。引地山への分岐から、覆われていた登山道の笹がすっかり刈られている。


 ミゾソバの群生地にロープを張って下さったのもNさんなのだ。あまりに綺麗に笹が刈られ整備されているので、竜神平へ行くのは止めて引地山まで行く事にする。引地山へは、久万スキーランドからとか、上林の電力鉄塔巡視路コースからは時々行っているが、こちらからのコースは2012年9月13日から歩いてないようだ。随分久し振りだな~。Nさんが整備をして下さっているのは、いろいろな方から聞いていたのだが、今回歩いてみてこれ程とはビックリした。有難いな~。

 草刈り機の音が聞こえてきた。12時20分だから、弁当を食べて刈り始めたのだな。『引地山・赤柴峠 迂回路』と急登コースとの分岐にベンチがあり、見覚えのあるザックが木に掛かっている。暫く行くと、Nさんが笹を刈っていたので、暫く話す。病み上がりなのに大丈夫か、有難いな~。暫くぶりにお会いしたので、会話も弾むのだった。


 挨拶を終え、暫く進むとおっちゃんが何かを踏んづけそうになり騒いでいるので見ると大きなヒキガエルだった。登山道は、急坂の所は木で土止めをして下さっている。随分と整備の手が入っているようだ。
 12時55分、赤柴峠に到着。そのまま引地山へ向かう。13時14分、引地山に到着。キノコを探しながらウロウロする。6月に来た時にはあまりイチヤクソウを見る事が出来なかったのに、今日は普通に登山道脇にある。今は実になっているんだけどね。


 ツルリンドウも赤い実になっているが、一輪だけ咲き残っているのがあった。Nさんが刈り進んできている所まで戻り、暫し話す。邪魔ばかりしてしまったな~。


 ジャガー道と交わる所でセンブリが咲いていた。乗越で、コーヒーゼリーを食べて下りる。大木の葉が少し黄色くなって秋色になっているような気がする。15時10分に車に戻った。


【出合ったキノコ】











最後にミゾソバにアサギマダラが来ていたのでやっと写した一枚。