2021年  

 

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 24日【皿ヶ嶺】



  26日は、おっちゃんの母の四十九日を営む。本当の四十九日は10月6日なのだが、亡くなってから三ヶ月目になるので26日になったのだ。前日の25日では準備などで気忙しいので合間を縫って出掛けた。10時50分、風穴の駐車場に到着。道端にタカネハンショウヅルが白いのと、淡紫色のが咲いている。夏の間は毎日のように停まっていた軽トラ(何でも屋のような風体)は停まっていなかった。


 サラシナショウマが林間に林立している。先日咲いていたシコクブシが違う場所に次々に咲いてきている。綺麗な葉だな~と覗いてみると、グリーンの実がなっている。アマドコロの実かな。


 12時5分、竜神平への分岐に来たがまずは周回路のリンドウを見ようと上林方面へ進む。前回、尾根道に咲いていたツルリンドウは終わっていた。次の分岐を竜神平方面へ進む。周回路の道は笹やススキに覆われて、リンドウの茎が高くなっているが、例年より少ない感じがする。 12時40分、竜神平の愛大小屋が見えてきた。愛大小屋の前に、小屋や登山道の世話をして下さっているOさんがおられたので暫く雑談する。

 13時20分、ツチアケビの様子を見に行く。頂上から畑の川コースに下りてくる沢の辺りを歩いてくる女性の声がよく聞こえる。


 ツチアケビが見える所に来ても何も見えない。近くに行ってみると、根元が掘られて赤い実が転がっている。実を噛んだようなあともある。猪の足跡があるので、猪が掘ったのだろう。残念!


 キノコを写しながら戻る。13時55分、愛大小屋前には誰もいなかった。帰路、ノギランに木漏れ日が辺り、もう咲き終わっているのにまだ咲いているように見えた。分岐で大洲から来た人と、中予の人達混成グループと会う。昨日は祝日なので、子供連れの登山者が来たのだろう木株に新しい顔が造ってあった。おっちゃんのカメラの電池がなくなったので帰り道の写真はないのだ。

【出合ったキノコ】


 今日のキノコの目的は、触っただけでも危ない!! カエンタケ (燃える炎(火炎)のような形をしていて、猛烈な毒を持つ毒キノコ、TVで公園に生えていたと放送していた) ではありません。


 ナギナタタケと、ベニナギナタタケ。大きさが分かるように松ぼっくりと一緒のを写してみた。


 13日【皿ヶ嶺】



 今週は、火曜日はおっちゃんのがんセンターへの通院、水曜日は生協の宅配や頼まれて展示する事になった『松山・四季の会』写真展の搬入、木曜日は写真展初日なので会場に出向く・・・等、何かと忙しい。隙を見て、ちょこっとでも山へ行かないとと天気が悪いが行く事にした。

 10時45分、風穴に到着。いつもの駐車場には、町内会のOさん、常連のIさんの車が停まっていて、その間に車を停める。まずは、トイレ裏の花壇の花を見る。今日は半直登コースを上る。途中の大木は桂の木だ。


 乗越でバナナを食べて元気を出して! 縦走路のミヤマウズラはもう終わっているかな~と思っていたが、綺麗に咲いているのもあった。花の先っぽが全然ない株もあるが、虫にでも食べられたのかな・・・。おっちゃんが一生懸命に写しているのは、鳥のように見えるアングルなのだ。ユーモラスだな~。この花が名前にウズラとついている由来なのかと思ったら、葉がウズラの羽に似ているかららしい。


 雨がポツポツと落ちてきたので、傘を出す。十字峠手前の分岐を竜神平方面に歩き、13時に竜神平に着く。愛大小屋を使わせていただきお昼を食べる。おっちゃんが小屋から外に黄色い花が咲いているのを見て、なんの花か気になるようだ。ダイコンソウかな? 昼食を終え、22分程で外に出ると雨が本降りになっていた。周回路の花も見る予定だったが、笹やススキが生い茂っているので、今日は行くのを止めた。


 アキチョウジの花も正面から見ると何かの顔に見えるから面白い。昨日は日曜日だったから家族連れが来たのだろう、この木株も枝で角をつけて鹿の顔のように飾ってあった。


 14時21分、下山。ハガクレツリフネ&キツリフネの群落、風穴下の広場のタカネハンショウヅル、ヤマボウシの実等を見て帰った。町内会のOさん、常連のIさんは既に帰っていた。

【出合ったキノコ】


 左端のキノコは大きくて形が良かったな~。3枚目のサンコタケはこの前のは消えてこれしか見つからない。


 小さなキノコがいろいろ出ていた。右端のクチベニタケは一つしか生えてなかった。


 真ん中のキノコは、皮がめくれて頭の毛みたいで可愛かったな~。右端のも初めてみるキノコだった。


 7日【皿ヶ嶺】



 今月に入り、右足の膝の下がピリピリッとして見てみると、少し大きい赤い湿疹と、横に点々と小さい湿疹が広がって出来ていた。毛虫に刺されたのかもと思い、この前ムカデに刺された時に皮膚科で貰ったデルモベート軟膏をつけていた。それで、落ち着いてきたな~と思っていたのだが、その場所とは別の所に広がってきた。虫刺されなら広がる筈はないと、以前うるしにかぶれて治るのに長い間かかったのを思い出した。そう言えば、8月30日に藪に入ったのを思いだした。それで、皮膚科を受診した。結局、ムカデに刺された時に貰った薬でいいとの事だ。

 病院から帰って準備をしたので、遅くなってしまった。天気予報では昼から雨との事だが、カッパを持っていれば大丈夫だ。11時30分、風穴の駐車場に到着。白い猫がウロウロしている。土・日に来た誰かが捨てていったのだろうか・・・。花を見ながらゆっくり上っていると、スタイルのいい単独女性が追い抜いて行った。


 この前は蕾だったシコクブシが咲いていた。レイジンソウも一面に咲いている所がある。アキチョウジ、アカショウマが咲き出している。


 キバナノアキギリがたくさん咲いていたり、ミツバテンナンショウの実が赤くなっていたり、久し振りの登山道はすっかり秋の気配だ。枯れた笹の地面に、小さな笹の小ばえが生えてきている。小腹が空いたので、すぐ先のベンチでバナナを食べる。


 12時45分、竜神平に到着。女性が二人いるだけだ。コオニユリは最後の花が咲いている。13時、昼食を食べて、周回路を反時計回りに歩く。アキノキリンソウ・サワヒヨドリ・ヤマラッキョウが咲いている。


 周回路にはススキが生え、リンドウの蕾が笹の間に出ている。ツリガネニンジンはもう終わりだ。右端の笹がそこだけ刈られた所の株から咲いていたこの花はオミナエシか?


 13時30分、分岐を上林方面に少し行ってみる。ベンチで少し休み、引き返す。尾根道にはツルリンドウが咲き出している。


 苔の生えた木の股にフユイチゴの赤い実が彩りを添えている。枯木の下の方を鳥がつついた痕がある。ノササゲの黄色い花が咲いていた。15時5分、風穴に下り立つ頃に小ぬか雨が降ってきた。

【出合ったキノコ】

    
 尾根道にボツボツとキノコが生えている

      
 名前はほとんど分からないが、タマゴタケだけは分かった。



 5日【上林重信林道】



 先月15日に上林重信林道の奥の滝の横を通った時に、台風とその後の秋雨前線の雨で、《凄い水流だったのだろう、滝に倒れかかっていた大きな枯ブナの幹が流れている。》と書いたように、以前と様相が変わっていた。この滝は定点観測で写真を撮っているので今回改めて撮影に出掛けた。まず、風穴のトイレ裏の花を見に行く。日曜日なのでたくさんの車が停まり、家族連れて賑わっている。夏休みは終わったのにね。

 車の中で弁当を食べて、13時10分、上林トンネル北口を出発。奥の滝が近づいてきてビックリ! なんと、滝の前が掘られているじゃないの~。


 上の左の画像が8月15日の滝、上の二枚目の画像が今回の滝で、滝の前の岩や枯ブナがすっかり除かれている。今までは、滝の水の一部が林道に流れていたんだけど、全て林道の下に埋設されている土管に流れて込むようになっていて、林道には水は流れなくなっていた。林道脇に白いソバナが咲き残っている。しばらく奥へ行くと、盛り土が見えてきた。


 盛り土に前回(15日)来た時には穴が出来ていたが、その穴が大きくなっている。工事は日曜日で休みなので工事中の上ケ成山林業専用道(ここから名称が変わっている)の奥まで行ってみる。


 向こうからワイヤーが引かれている場所。向こうは霧で見えない。14時10分、行きどまりで引き返す。この行き止まりの先にある尾根が「白糸の滝へ下りる尾根」だと思われる。

【waiwai記】
 その白糸の滝へ下りる尾根を、同じ日に『おいわさん』が下りて行ったのは、知る由もないのだが、後日、『おいわさん』のサイトを見て、驚いた。もっとも、我々がこの地点に着いたのは14時頃だったのだ。


 上林峠への登山道の所から、引かれているワイヤーを写す。上の一枚目の写真のワイヤーと、この三枚目のワイヤーが繋がっているのだ。14時50分、上林トンネル北口に戻る。上林林道は、次々に林道運転に慣れない若者の無謀な運転が上ってきて、冷や冷やしながら帰った。