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 30日【皿ヶ嶺】



 25日に全国的に「緊急事態宣言」が解除された。今日こそは頂上まで行くぞと、畑の川登山口からに決めた。山道になってから道路脇にも沢山の車が停まっていたし、水の元にも駐車していたのは、土曜日だから仕方は無い。上林トンネル南口を出ると、なぜだ、登山者がたくさん歩いている。直ぐの広場にも車が数台停まり、登山の準備をしている。waiwai隊は次の小さい広場に車を停める。単独男性が畑の川の登山口に向かって行った。準備をして、10時25分に上林林道を歩きだし、10時36分にゲートに到着。ジャガー道を歩いていると、早くも下りてきた単独男性とすれ違う。「早いですね」と言うと、「携帯を忘れたので取りに戻りました」との事で、登山口に駐車していた人らしい。

 waiwai隊は花などをゆっくり見ながらなので、すぐに追い抜かれた。道端にはコナスビや、ミズタビラコ等が咲いている。


 11時20分、竜神平との分岐を頂上へ向かう。沢の所に白い花の木(ヤブデマリ)がある。植林帯の登山道は、去年刈って下さっているので歩きやすい。ホウチャクソウ、オモゴテンナンショウが咲いている。


 頂上が近づいて来た頃、6人のパーティとすれ違う。ソーシャルディスタンスは? なかなかとれてないよね。マスクも一人のみだった。12時15分、頂上に到着。女性2人組が休んでいた。ベンチで弁当を食べようとしたのだが、日当たりが良く暑いので、少し下がった木陰で食べることとした。


 食事していると、十字峠方面から5組以上の二人組が上ってきた。12時42分、下山開始。竜神平へと降りる途中の展望所から石鎚山が良く見えた。木の二又に生えているクロフネサイシンだが、乾燥しているので茎がしなっとなっている。


 そして、ビックリした〜、このコースで唯一ロープがかかっている木の根の場所に大きな木が落ちてきていたのだ。通るのに支障がないように、横の木にロープで括り付けて下さっている。竜神平の手前で、上林林道の下の方に車を停めていて、途中の林道でお見かけした常連さんのIさんとバッタリと会う。少々の雑談、「花が呼んでいるので、会いに行かないと」と言われていた。


 竜神平に13時15分に着いて、シャクナゲを見に行く。やっぱり、倒れてきているな〜。竜神平を反時計回りに歩き、上林峠へと下りる。単独の方が休んでいた。


 そろそろ梅雨入りだな、ギンリョウソウが少し生えていた。ササユリの蕾を確認する。14時30分、上林トンネル南口に着く。

出合った 苔・キノコ・花

 あまりにも苔がみずみずしく、キノコが可愛かったので、珍しく私が撮った写真です。

 キンラン、ギンラン、タニギキョウ


 27日【皿ヶ嶺】



 15時50分、カメラのフイルムを写し切らないと現像に出せないので、天狗の庭に撮影に行った。夕方近くなので誰もいない。ふと道端にコケイランが咲いているのが目についた。17時15分には車に戻った。

 19日【皿ヶ嶺】



 久し振りに定点観測をしている小滝を写そうと重い腰を上げる。上林トンネル北口の横の上林重信林道の鎖を10時50分に乗り越える。いつもより、にぎにぎしい看板が立てられている。入口の工事業者の会社名も変わっている。12月10日まで荒谷山(30)復旧治山工事・工事中と書いてある。工事関係者の札は【出】となっていて入ってないようなので、ちょっと失礼。

 小滝は、数年前に横のブナが倒れて塞がっているのだが、今日行ってみると何てことだ、今度は反対側のモミジが倒れ込んで来ていてぐちゃぐちゃになっている。道路に水が流れていて、カニがたくさんいた。路肩にツクバネウツギが咲いていた。


 この先の林道工事は終わったのか、工事関係のプレハブ等が綺麗に撤去されている。誰もいないので少し奥へ歩いてみる。


 前回の工事が終わった所から向こうは、素人考えでは無理だろうと思ったが、さすがプロ! どこでも削り、道路をつけるのね。


 上ヶ成山林業専用道と標識が路肩の岩に取付けてある。オオキヌタソウをおっちゃんが一生懸命に写している。堰堤の所に、シコクカッコウソウが一輪咲いていた。種が飛んで来たのだろうか。


 トガリアミガサタケ?を写し、この前9日に蕾だったフデリンドウを見に行ったが、咲いていなかった。咲き終わった後なのか・・・。、  1時間20分の散策で、12時10分に入口に戻った。


 17日【小田深山・姫鶴平・源氏ヶ駄馬】


小田深山

 5月14日、「特定警戒都道府県」の13都道府県の5県と、残る34県について、「緊急事態宣言」が解除された。このうち、愛媛県は、松山市内の病院で関係者20人が感染する集団感染(クラスター)が発生しているため、感染経路の調査・報告など条件付きの解除となっている。

 条件付きながら一応解除となったので、久し振りに、小田深山に撮影に行く事にした。10時30分に到着したが、岸ツツジは終わりかけている。小田深山荘は昨年取り壊しとなって、新たに町営の立派なホテルが建つ予定と聞いているが、予定地(営林署の住居跡)は更地となっているままで、工事は始まっていなかった。
 今日は川の中へ入って渓流を渡る準備をしてこなかったので、咲き具合を見たくらいで撮影をするのは止めた。渓流釣りの人、カメラマンなどがボツボツ来ていた。黒川をぐるっと回って、姫鶴平へ行ってみることにした。


姫鶴平

 途中で休憩、フタリシズカとギンランを見つけた。姫鶴平までの道路は、県外ナンバーの車もバンバン走って、人出が多い。まだ、牛の放牧は少ないが、5頭が草を食んでいた。グランドの横で買ってきたおにぎりを食べていると、ひばりがさえずっている。なかなか見つけられなかったが、そのうちに空高く舞い上がるのを見る事ができた。


源氏ヶ駄馬

 帰りは、車が次々に来て離合が大変なので、交通量の少ない大野ヶ原経由で帰る事にした。もし、店が開いていたらソフトクリームを食べようと寄ってみると、開いていて食べる事が出来た。店の方に、ツツジ園のツツジは咲いているのかと聞くと、まだ咲くのは先だとの事。「それより今、源氏ヶ駄馬にイカリソウやニリンソウが咲いていますよ」と教えていただいたので行ってみた。今まで、一度は行こうと思っていたのだが、なかなか行けなかった。『小さな車だと、頂上の近くまで行けますよ』と、言って頂いたが、おっちゃんは手前の駐車場まで行く事にしたようだ。駐車場には3台車が停まっていて、看板を見ている人もいる。ここにも他県ナンバーの車が駐車していた。頂上までの道の横に、イカリソウやニリンソウがたくさん咲いている。


 尾根道になると、タンポポが咲き乱れている。四国八十八カ所のお地蔵さんが建てられている。お寺の方から男性が来て、おっちゃんが立話している。


 頂上の建造物は、大空海山幸福寺と石柱があり、中に奥四国カルスト大師が安置されていた。おっちゃんが、奥に見えるピークまで行ってみようと言うので歩いてみたが、踏み跡があまりなく半分くらい行った所で引き返した。途中にはグミの木の蕾がたくさん付いていたが、惜しい事に花はもう少しというところだった。車に戻るまでにも、上ってくる人が二人、一人と来ていた。最近は、ドライブだけで、三脚とカメラを出して撮影する事はないな〜。



 12日【皿ヶ嶺】



 9日は《水の元〜天狗の庭〜上林重信林道〜上林林道〜風穴庭園〜水の元》と周回した。今日は、《風穴〜竜神平周回コース〜十字峠〜引地山分岐〜乗越〜半直登コース〜風穴》と決めた。10時30分、風穴を出発。ミツバツツジが綺麗に咲いている。井戸の縁にミヤマカタバミがあっち向き、こっち向き咲いている。遠くにフデリンドウが咲きかけていたので、おっちゃんに撮ってと言う。ボケているが、他に良く写っているのがないので仕方がない。


 今の時期、ケヤキの枝が折れた痕のむろに毎年咲くヤマブキソウが今年も咲いている。ニシノヤマタイニンガサの日傘の下に咲くヤマブキソウを写そうと思っていたのだが、通り過ぎていたので戻って写す。シコクスミレも咲いている。

 当hpの山行記の写真は、ほとんどがおっちゃんの写真なのだ。以前、追い越して行った男性二人と登っていた女性が、私が三脚・カメラを持って(こういう時は、山行記に載せる写真でなく、写真展に出す大きくプリントする写真を撮ろうとしていて、おのずと違うのだが・・)いるのを見て、上林峠に着く手前で、「写真を見たけど、たいした写真でなくて、私の写真の方がうまいのよ」と言っているのが聞こえた事があった。男性二人が困ったような顔をしているのが印象的だったな〜。私の写真展を見て下さり言っていたのか、この山行記の写真を見てなのか分からないのだが・・・。

 おっちゃんは、右のシコクカッコウソウの写真のような、オッとと思うような写真を撮る事があるのだ。(ブナかケヤキの芽吹きと、シコクカッコウソウ、後ろにボケたヤマルリソウ)


 花を見て、引き返しながら、ゆっくり歩くものだから、ベンチに11時48分となってしまった。ブナの黒い幹をバックに、一輪のミツバツツジを撮ったりするのもおっちゃんのポリシーだ。竜神平への分岐の周辺のミツバツツジが満開だった。


 12時14分、分岐を竜神平に。竜神平までの赤松の倒木にはビックリした。ことごとくと言う言葉がぴったりの状態だ。4月中旬の時ならぬ雪の重みで折れたのだろうか・・・。自然の脅威は凄いな〜。森を抜けて竜神平に出ると、この時期は笹が枯れたようになるのだ。今の時期に通る度に、枯れたのだろうかと心配していたのだが、「大丈夫、芽が出る」と言う事が最近は分かってきたのだ。12時8分、竜神平に着き、弁当を食べる。一組(男性1人、女性2人)が食事を終え周回路に出発、もう一組(女性3人)がやってきた。


 12時50分、食事を終え出発。水場の所のシャクナゲが少し咲いている。おっちゃんが、シャクナゲが手前に倒れているような気がすると言うので、見ると確かに倒れているような気がする。有名な枝垂桜も、つっかえ棒をして保護しているが、このシャクナゲもつっかえ棒をして欲しいな〜。十字峠までの植林帯のショウジョウバカマはヒョロヒョロと茎が伸びている。日があまりささないからかな〜、先日の大川嶺のとは、えらい差だ。

 13時10分、十字峠に着く。タラの芽はもう採られているだろうなと探索に行ってみる。単独の女性が「迷ってしまって」と、言っている。男女2人もキョロキョロしているのだが、バツが悪そうだ。間伐作業の後のジャガー道には、タラの木のこばえがたくさん生えているのだ。貴重な花を盗るのはいけないが、ワラビやタラの芽は採ってもいいと思うのだが、時に「あら〜!! 採ったらいけないんじゃないですか〜!!」と、金切り声を上げるおば様がいるからね。ここのタラの芽は、毎日来ている人にはかなわないと思うから無理だな、全部採られた後だった。


 13時24分、登山道に戻り、チゴユリが咲いているか見ながら歩く。なんとか一輪見つける事ができた。イワカガミは最近あまり咲いている所を見る事が出来なかったが、今年はたくさん咲いている時に来れた。


 ツクバネソウや、フモトスミレを写して、引地山への分岐の所のワラビを見に行ったが、先客が「全部、採られたあとでした」と言っていた。


 どうしてもフデリンドウが見たいと、常連さんに聞いていた場所のフデリンドウも花びらが閉じていた。もう、咲く時期が終わったのか、時間的なものなのか・・・。14時55分、下山。駐車場のすぐ上で、おいわさんが上って行くのとすれ違った。


 9日【皿ヶ嶺】



 4月18日、雨が降り出し20分で帰る事になった日から皿ヶ嶺に来れなかった。午後から天気が悪くなるらしい。天狗の庭〜風穴の花を見ようと出掛ける。10時35分、水の元を出発。登山者の車は4台くらい停まっている。水場にはタニギキョウ、ヨゴレネコノメなどが咲いている。


 セリバヤマブキソウ、ホウチャクソウが咲いている。コンロンソウの道は大好きなのだ。写しやすい所にユキザサが咲いている。単独男性が話しかけて来て、あれやこれやの花情報を話ながらお花畑になっている天狗の庭を一緒に歩く。いろんな花の情報を教えてくれるが、waiwai隊はあまり珍しい花に執着してなくて道端に咲く花を愛でるのみだ。


 ヤマシャクヤクがあちこちに咲いている。咲き初めのを写す。ヤマブキソウ、ルイヨウボタン、ツルカノコソウ?、ミツバテンナンショウ等が咲いている。色々な花に囲まれて幸せだな〜。(*^^)v


 12時15分、上林重信林道に上る。ここで先程から行動を共にしていた男性と別れる。林道の工事はしていないようだ。上林トンネル北口までの林道の路肩にヤマルリソウが群落して咲いている。水色・白・ピンク色と咲いていて可愛い。


 林道の上手を見ると赤い花が見える。ハリギリの天頂部の芽はもがれているが、その次の芽はもがれず、その下の脇芽はもいでいる。来年の為にルールの分かった人が採ったんだな。上林林道の至る所で木が折れている。先月中旬の季節外れの降雪の為に折れたと、先程の単独男性が言っていたな〜。


 13時30分、風穴に着いて、トイレの裏に植えられた花を見る。キエビネ、エビネ、ユキモチソウ、クマガイソウ、シコクカッコウソウetcが咲いていた。


 イチリンソウも咲いていた。風穴駐車場から水の元に下りる頃、ぽつぽつと雨粒が落ちてきた。途中に、黄色・薄紫・白のエンゴサクが咲いていたが、正式名は分からない。水の元のお花畑にはラショウモンカズラが咲いていた。


 ヤマシャクヤクは至る所にあって、蕾や咲いたばかりのが多い。14時、水の元に下りると、水汲みの方の車のみだった。


 7日【大川嶺】


  
 新型コロナウイルス自粛の、緊急事態宣言の期限が5月6日だったので、ドライブなら大丈夫だろうと久し振りに出掛けた。良い天気なので展望が良く、あまり人がいない所と言う事で大川嶺にした。雲一つない高原からは、石鎚山方面がスッキリ見えた。


 路肩にはこの時期見たいと思っていたショウジョウバカマ・黄スミレが咲いている。牧場の山桜も咲いていた。大川嶺から茗荷方面は通行止めだ。すれ違ったのは、高知ナンバーの2台と、愛媛ナンバーの2台だけだった。「県境をまたいだ移動」は控えるとの事だが、県境だから硬い事は言わないようにしよう。 久し振りに外に出て、爽やかな5月の高原の風にあたりリフレッシュ出来た。