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 16日【皿ヶ嶺】



 今週の土・日は、大阪で開催される『匠メンバーズ展』に行くので、今日しかないと出掛ける。家の前で支度をしていると、町内会のOさんが山へ行く車で通りかかった。「山で会えたら」と言って走って行った。waiwai隊がコンビニで弁当を買って、風穴の駐車場に着いた時には、Oさんが上って行く後姿が見えた。駐車場には車は3台、上の駐車場には1台停まっているのみだ。水の元に車は停まってなかったので、下から上がって来たのだろうか、単独女性が上って行った。
 10時30分、登山口を出発。いい具合に雪が積もっていて嬉しい。10時54分、今日も半直登コースの分岐を風穴コースを辿る。


 このコースの一番最初のブナの木、何年生くらいのブナなんだろうか?少し先で、女性二人が避けてくれている。挨拶をすると「その靴は滑り止めがついているのですか?」と聞かれる。見るとお二人ともアイゼンを装着している。「いいえ、ついてません」と答えると、「滑らないんですか?」と聞かれたので、「上りなら大丈夫です、下りの時はつけるかも」と答える。雪道は初めての方なのかな〜。11時22分、ベンチに到着。


 この辺りになると、木々に霧氷がついてきた。第一ベンチの先の、10日に歩いた際、登山道を塞いでいた倒木が綺麗に切られて片付けられていた。


 その沢部の場所を下りきり、上がる所でおっちゃんがネズミがいると言っている。直ぐ逃げるだろうと思うが行ってみると、全然逃げる様子もなく、何か草を食べている。私でもタブレットで写せた。おっちゃんが見つけた時は、左の写真の窪みに一旦は逃げようとしたそうだが、出て来て食べ始めたとの事。今年の干支のネズミをこんな所で写す事ができるなんて嬉しいな〜。第一ベンチの方で、女性の、わ〜っと大きな声がした。霧氷が出来ているのを見て感激したのだろうか。その後、森のフラダンサー辺りに来ると、パラパラと霧氷が落ちてきた。


 11時30分、竜神平への分岐を上林方面へ歩く。霧氷は薄いし、曇り空だが、やはり霧氷の下を歩くのは楽しい。林間のモミの木に雪が積もっていいな〜。


 11時54分、竜神平への分岐。上林方面には誰も歩いた形跡がない。


 愛大小屋に12時10分、到着。温度計を見ると、10日は−2℃だったが、今日は+1、5℃になっている。愛大小屋を借りてお昼とする。皿ヶ嶺の登山道・愛大小屋等を修理して下さっているOさんと、常連さんのIさんが帰られるところだったので、倒木の件を話すと、竜神平より上にも倒木?があり、この間はそちらを整理していたとの事で、風穴コースは倒木を片付けてないのだが、『誰かが切ってくれたのかなぁ〜』との事だった。小屋の中では、途中で話しかけられたお二人がお食事中だった。今日はここで下りようと言っている方と、せっかくだから頂上へ行こうかと言う方と意見の違いがあるようだが、結局周回路をゆっくり回る事にして出発していった。

 waiwai隊は、頂上へは行かず、畑の川コースを分岐辺りまで行って、動物の足跡を見る事にした。この足跡はテンかな〜? 枯木の上を歩いている動物を想像するのも楽しい。

 13時、竜神平へ戻ると、誰もいなかった。Oさんは、もう下山したかな〜と言いながら下りる。


 これはタヌキか?、鳥の足跡はカラスか? いまいち確かには分からないので想像するしかない。


 登山道脇のヤマアジサイや、ギンバイソウもドライフラワーとなっていて雪がフワっと積んでいる。風穴の池の、橋の真ん中に(画像では目をこらさないと見えないが・・)ウサギの足跡が続いていた。池の薄氷が割れていたので写した。PLフィルターがあれば面白かったかも。13時45分、車に戻る。Oさんの隣に車を停めたのだが、まだあるので下山してないようだ。お先に帰った。


 10日【皿ヶ嶺】


元旦


 今年の元旦も、年賀状のチェックをして年賀状を郵便局に出しに行く事から始まった。まず、郵便局に歩いて行く途中の宇気州神社に参拝する。途中の常夜燈を見て、宇気州神社の裏から入ると、今まで気が付かなかった常夜燈を見つけた。今年は幸先が良いな〜。丁度、紅白の餅が出されたので頂く。その後、伊予十三仏の香積寺(隻手薬師)にもお参りし、裏庭の『右金比羅道』の石標(おっちゃんの分野だが)を、夏はツワブキに隠れ気味だったので冬はどうかと見に行くと、やはり良く見えていた。


 2020年の山始めは、出足が遅くて10日も経ってしまった。11時、風穴の駐車場に着く。水の元に3台、風穴に10台、上の駐車場に1台の車が停まっている。道の修復などをして下さっているOさんが大きな荷物を担いで上って行った。今の時期たった一つの彩りのテンナンショウも折れてしまっていた。


 雪も霜柱もなく、冬枯れの登山道だ。11時20分、半直登コースの分岐を風穴コースを辿る。単独の男性が二人下りて来た。二人目の方が、「木が倒れていますが、回り込めば通れますよ」と声を掛けて下さる。てっきり、ベンチの所の枯木がこの間の低気圧の暴風で倒れたのかな〜と、おっちゃんと話しながら上っていると、その枯木が立っているのが見えて来た。


 ベンチを過ぎ、少し下った所にその倒木はあった。かがんだり、乗り越えたりしてやり過ごす。Oさんが先に通っている筈だから、道具を取りに行って切って下さるよねと話しながら歩く。


 12時、竜神平に到着。単独女性が愛大小屋から出て来たところだった。日は照っているが寒いので、小屋を使わせて頂く。いつものコンビニ弁当を食べる。竜神平の笹の勢いが弱くなっているので、夏に撮影に来た時に無くしたレンズのキルティングの袋を探したが見つからなかった。


 12時40分、竜神平を出発、反時計回りに周回路を歩く。単独女性とすれ違う。今日は単独の人ばかりだな。12時53分、分岐を風穴方面に、沈んだベンチを通り過ぎる尾根道は気持ちが良い。ブナの倒木の折れた所が見えて、痛々しい。


 先に上って行ったOさんは、愛大小屋にもいなかったし、倒木もそのままなので、今日はこちらは通らなかったんだな。13時43分、風穴には車が4台になっていた。