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6月


 25日【皿ヶ嶺】



 23日(日)にJRフルムーン旅行から帰って来た。皿ヶ嶺のヤマボウシやツツジの咲き具合が気になっていたので出掛ける。上林林道は草刈りされている。10時、風穴に到着。井戸までの道端にコナスビが咲いていた。井戸の青いケシの花は、写しやすい柵の向こう側に一輪咲いている。井戸の中も咲いているが、遠いし俯いているので写せない。分岐を10時32分に通過、通常コースを歩く。



 登山道にはヤマアジサイが咲いているが、まだ満開ではない。薄いピンク、青色、白色と三色咲いていた。


 アカショウマ?が咲いている。階段状に歩きやすく整備して下さっている場所の右側のこの岩は、今にも落ちそうだが、触る事も出来ない。


 大きな木の全体の枝に虫がついたのか・・・、一枚も葉がなく、蜘蛛の巣のようなものが着いている。ピンク色のヤマボウシがよく咲いている。ベンチに11時到着。


 笹の葉に蝉の抜け殻が残っている。11時17分、竜神平に到着しおにぎりを食べる。下から 頂上からと、三々五々登山者が来る。竜神平の周回路を反時計回りに歩く。枯木にたくさんキノコが着いている。


 ツツジは咲いているのもあるが、まだ満開ではない。梅雨入りは明日26日とのことだが、雨が少ないのでギンリョウソウも見かけるのが少ない。周回路の終わりのこのツツジは毎年よく咲く。おっちゃんが風が止まるのを待ってモミジウリノキを何枚も写しているが難しいよね。そう言えば、登山口のフシグロセンノウと、周回路のオオミズチドリは生えてない・・・?。13時25分、車に戻る。


 18日【洞爺湖有珠山ジオパーク・有珠山外輪山遊歩道】


洞爺湖有珠山ジオパーク


 去年の秋にフルムーン夫婦グリーンパスで行く予定だった北海道縄文遺跡巡り、地震で中止になっていたのだが、やっと行く事が出来た。17日(月)、松山発7時20分のしおかぜ8号に乗り、ひかり466号で東京、はやぶさ27号で新函館北斗、快速はこだてライナーで函館と乗り継ぎ、20時30分にやっと函館に着いた。今までは、途中で京都だったり、東京だったりと降りて先に行くのだが、今回は一直線に函館までだったので、さすがに疲れた。


 翌18日(火)、スーパー北斗3号で洞爺まで。


 洞爺駅でレンタカーを借り、まず洞爺湖ビジターセンターに行って情報を仕入れる。ビジターセンターの裏に金比羅火口散策路があり、エメラルドグリーンの有くん火口があるそうなので、行ってみる事にした。入口の看板に 《散策路内では舗装部分を歩いてください。》とあるので、舗装路を歩く。


 噴火で沈んだり傾いたり流されたりした爪痕のやすらぎの家、桜ヶ丘団地、流された木の実橋などを見ながら進む。桜が丘団地をぐるっと回ると激下りになる。迷ったかな〜と思いガイドマップをみる。


 所々にある標識がT-4’になっていたり、T-5だったりして分かりずらい。分岐からは激上りに、やがて右手に珠ちゃん火口が垣間見える。


 散策路を歩く人はwaiwai隊だけかと思ったら、若い男性が後ろから来るのが見えた。約30分で有ちゃん火口に到着。青空だった空が曇り空になったので、エメラルドグリーンではなかった。


 分岐まで戻り、噴火により寸断された国道230号を歩き、T-4(ダッシュなし)を通過。


 舗装ではない山道になり、結局最初の入口の看板の所に戻った。小屋にボランティアのおじさんが来ていたので、分かりづらかったと言っても、こちらの話す言葉が通じないのか、上手く通じてないみたいだった。標識のT-4’ と、T-4 と同じ記号にしなくても良いものなのにな〜。


有珠山外輪山遊歩道


 午後は、有珠山ロープウェイに乗り有珠山火口原展望台へ行き、有珠山外輪遊歩道を歩く事にした。12時10分、昭和新山の駐車場に車を停める。目の前に昭和新山が見える。昼食にラーメンを食べて 12時35分に有珠山ロープウェイに乗る。ほとんどが外国人の団体さんのようだ。階段を15分程で有珠山火口展望台に着く。階段から振り返ると洞爺湖と昭和新山が見える。



 脇にはハマナスが咲いている。大抵の観光客はここまでだが、waiwai隊は1977年の噴火以来、27年ぶりに解禁された外輪山遊歩道を歩く。


 階段を降りて行くと、激下りの階段になる。この上で大抵の人は「や〜めた」となるみたいで、途中から見上げると迷っている人が見える。階段は600段あるそうだ。おっちゃんは呼吸器科でタバコ肺の治療を始めてから階段の登りも随分改善されているので、躊躇なく階段を降りて行く。遊歩道は、二枚目の写真の稜線の下りまで続いている。


 階段を降りて、15分で気持ちの良い稜線歩きになる。トイレの手前で私もカメラを出して撮影タイム。


 せっかく此処まで来たのだからと、先に進む。下から車で来れるのか轍が着いている。下から登れるようで登山道合流地点がある。お地蔵さんが3体祭られている。


 最終地点からの眺めは素晴らしい! ここまで来ないと見えない噴火口が見え、噴煙が上がり、洞爺湖の向こうに羊蹄山もみえている。引き返している途中で、トイレのベンチでお弁当を食べていたご夫婦が来て、もうここまでと言うので、先まで行くと素晴らしい景色ですよと言う。
 先程のトイレの場所まで戻ると、横に軽トラが停まっている。見るとオジサマがトイレ掃除をしている。ご苦労様です。


 後は、魔の階段まで稜線を歩くのみだ。一枚目の写真の左から三分の一くらいの所に縦に黒い線があるが傷ではありません、激下りの階段が見えているのだ。少しのアップダウンの後に、あれを登るのだ。


 まあ、覚悟していればなんとかなるもんで外国人観光客で賑わう有珠山火口展望台に戻れた。ロープウェイに乗り降り口で、次に乗るのを待っている外国人観光客がみんな真っ黒のサングラスを付けているのには笑った。

 昭和新山の前で先程のご夫婦が来て「先まで行って良かったです」と声をかけてくれた。


 ホテルに落ち着き外を見ると、夕暮れが近づいていた。夜は、洞爺湖温泉の観光の目玉の花火大会を部屋で見る事が出来た。この花火、各ホテルの前まで船で移動して上げるのよね。毎日上げるみたいだし、いいアイデアだ。翌朝は羊蹄山の傘雲が見えた。



 11日【皿ヶ嶺】



 今週は、ゴミ当番なので回収車が来た後、掃除と網の片付けが済まないと出掛けられない。皿ヶ嶺に登る予定なのに、なかなか回収車が来ず昼前になってやっと来たので出発が遅くなってしまった。風穴の駐車場にマイクロバスが停まっていて、ボディーに大洲と見える。コンビニ弁当を風穴のベンチで食べて13時10分に出発だ。ウスバヒョウタンボクの実を見ると名前のごとくひょうたんのように見える。


 サイハイランが咲いていた。久し振りに直登コースを選ぶ。おっちゃんは何だか元気だ。風穴コースを団体さんが下りて行くのが見えた。あのバスで来たんだな、30人はいるようだ。のっこし手前でシコクナベワリを写す。クマガイソウは終わっていたが、単独女性が来て「手前のこの辺りにも株がたくさんあったのに・・・」と話しかけてきた。「個人や業者が盗掘しますから」と言うと「どちらにしても盗掘はいけません」と憤慨している。


 ギンリョウソウが生えてきていた、十字峠を14時50分に通過。頂上に先程の単独女性が来た。広島の人で、車中泊で九州から回って来たそうだ。世の中のもの虫も動物も殺しちゃいけないと、アリを踏まないようにつま先立ちしたりしている。いや〜、世の中には徹底している人がいるものだ。


 白い花が咲いていたのだが、遠目では分からない。竜神平を反時計周りで周回し下山する事にする。サンコタケを見つけた。この時間になると登山者はガタンと減って、男性カメラマン、犬連れの男性カメラマンとしか会わなかった。


 定点観測の木株の笹は去年は一本だったのに枝分かれしている。この道にもギンリョウソウが少し生えていた。


 ベンチでゼリーを食べて一休み。数年前、木が剥がれた所の岩陰にコミヤマスミレが咲いていた。17時10分、風穴に下山した。水の元のモミジの新葉は紅葉しているように赤い。 


 6日【皿ヶ嶺】



 明日は、ゲリラ豪雨が降るそうなので、今日山へ行く事に決めた。27日ぶりの事だ。おっちゃんはタバコ肺だと診断されて、気管支を広げて呼吸を楽にするスピリーバ吸入用カプセルを吸入し始めて2週間、効果はどうなのかと上林峠の階段を上ってみたいのだ。


 コケイラン、フタリシズカ、アマドコロ、ササユリの蕾を見る。


 4年前の治療後から心肺機能が戻らず、階段になると苦しいらしいのだが、今回は少しは楽になっているらしい。そんなに早く効果が出るものだろうか。

 平常日なのに、竜神平には入れ替わり立ち替わり25人は来ていた。弁当を食べて、頂上はパスする事にした。


 畑の川コースは間伐作業が終わり明るくなっているが、途中から作業道(ジャガー道)になってイナモリソウもなくなっているし、趣のない道になってしまったな〜。


 風穴に寄り、青いケシの様子を見る。ヤマボウシが綺麗に咲いていた。


 3日【白猪の滝・滝道】



 おっちゃんの趣味のwaiwai隊のみちあるき、今日は先日歩いた旧川内町の西谷小学校界隈の残りの探索。近くを通ったので、滝道を歩いてみる事にした。


 白猪屋の横からコンクリートの道を上へ上へと歩くと、浄水場があり滝道に入る。子規・漱石が通った滝道だ。トラバースを過ぎると、整備された柵のある道になる。


 白猪谷を渡り、道を登ると、トイレと白猪の滝への道と合流する。所々に標識はあるのだが、マジックで書いたのか消えてしまっているのが多い。今回は、滝が目的ではないのでそのまま駐車場への道をぶらぶら下りた。


 2日【皿ヶ嶺・古岩屋】



 5月10日に皿ヶ嶺に登ってから風邪気味になり、なんとか治るまで半月以上もかかってしまった。この2週間にいろいろと撮影したいものがあったのだが、今年はもうダメだ。6月になり小雨模様だが、一気に山に登る気力はないが、上林トンネル北口から上林重信林道を歩くくらいなら大丈夫だろうと出掛ける。まずは風穴のヤマボウシを見てみた。


 傘をさして、上林重信林道を歩く。もうすっかり新緑が進んでいる。上林峠から下りて来た男性が、コケイランが咲いていたと教えて下さった。


 天狗の庭には寄らず車に戻って、買ってきた弁当を食べる。このまま帰るのも何なので、古岩屋までドライブ。遊歩道を不動明王まで歩いて引き返す。2016年には5月31日に綺麗に咲いていたイワギリソウは、岩の上の方には咲いているようだが、直ぐ見える所には雨で暗かったからか見えなかった。サイハイランがぼつぼつ咲いているが終わりかけだった。