このページは新着が上に来ます。古い日付は順次下段となります。

1月


 26日【皿ヶ嶺】
 21日(日)、22日(月)と奈良&大阪へ講評会・プリント確認に行っていた。数年前に高速バスを利用した際、高速が通行止めになり、新居浜から地道を帰って定刻を大幅に遅れて帰ったことがあったので、予定の便より早い便に変更して帰ってきた。その日以降、寒波が続いて山は雪か霧氷かで白くなっている。waiwai隊は、この冬はまだたっぷりの霧氷を見てないので撮影も出来たらと出掛けた。


 出来れば水の元まででも車で行ければと思って車を走らる。上林林道は、いい具合に雪が圧雪されて真っ白の道路で水の元から先も大丈夫だった。これ以上雪が多いと、停まった途端にスタックして抜け出せなくなることがあるが、そんな心配もなかった。

 上林林道を歩いている足跡が続いている。林道を歩くより登山道を歩いたほうがいいのにねと話していると、二人連れの女性が歩いていた。風穴に着き準備をしていると、一台到着して車からさっきの女性が下りてきた。おっちゃんとは違って、親切なおっさんに乗せて貰ったようだった。


 今日は霧氷の撮影をしようと重いカメラと三脚を持参してきた。カメラに入っているフイルムの残量が2枚分なので、写してフイルムを入れ替えてから上ろうと、池の所の小動物の足跡を撮る。その後、フイルムを入れ替えようとしていて、ドジな事に、シャッター幕がぐにゅぐにゅになってしまった。オーバー手袋がブラブラしていて幕にあたったらしい。とりあえずフイルムを入れてと、いろいろ試して、なんとかシャッターが押せたので写してみるしかないが、上手く写っていることを祈るしかない。

 11時、ゆっくりゆっくり上る。11時23分、分岐を直登コースに入る。


 11時49分、のっこしに到着。カメラを出していると、真っ黒の犬を連れた男性が上ってきた。ザックを下ろしているので、ここで一休みするようだった。


 間もなく、上林集落のお昼の放送が聞こえてきた。ここからの霧氷は、この冬一番だ。撮影しつつ登る。


 13時7分、分岐を竜神平方面に歩く。


 いつものブナを見る。降り口のブナの折れた跡が痛々しい。


 13時27分、竜神平の愛大小屋に到着。外の温度計は−8.5だ。愛大小屋の中で、おにぎりと鶏味フーを食べる。13時54分、小屋を出て下山する。のっこしから分岐の間で追い越された方が頂上から下りてきた。上林峠の方から常連さんのIさんが通りかかる。


 落葉樹が葉を落としているので、竜神平はこの時期松の木が目立つ。森のフラダンサーは、霧氷と吹き付けられた雪で寒そうだ。


 いつものように、ベンチの枯木を写して、淡々と下りる。丁度良い雪で快適に下りれた。14時49分、風穴には我が車と、何日か前から乗り捨てられた車のみが待っていた。朝の女性二人は、行きには井戸の横の休憩所に居たが、その後どこへ行ったのだろう。

 上林林道の急カーブの上の道から、ジムニーのような車が沢に落ちているのが見えた。丁度、JAFがロープで引っ張りあげているところだった。車は無事動くようだがボコボコになっている。二回も続いて、JAFの出動に出合った。さて、東日本を襲っている大寒波はこの先、どのような顛末になるのだろうか?


 14日〜15日【白糸の滝・堀越池】


14日 白糸の滝
 来週は気温が上がるという天気予報だ。昨年の12月1日に別子ラインに行ったっきり撮影してないので、皿ヶ嶺の霧氷か、滝かだなと思うが、皿ヶ嶺だと風穴まで車で行けるかどうか・・・、カメラと三脚を担いで下から登るのは無理だな。白猪の滝は、日曜日だから見物客が多いかもと、白糸の滝に決める。


 上林の集落も雪景色だ。白糸の滝トイレにも用を足しているのだろう車が停まっている。その先の道路幅が広い場所にも車がずらり、登山の準備をしているグループもいる。滝への道に入る手前の広い道路に車を停める。10時、滝へ出発だ。昨日の家族連れの靴の跡が続いている。15分程で滝の入口に着く。

   
 渓流は期待した程は凍っていない。少し登った頃、男性が軽装で上ってきて、10時45分、白糸の滝に着くのと入れ替えにその方は下りて行った。ベンチの前に可愛い雪ダルマが作ってあった。あまり綺麗に凍ってないし、去年写した下流の倒木のツララも、倒木が流れてしまっていたので下りて確認する気も起きなかった。


 なにか変わったツララはないかと探しつつ下りるが、一ヶ所で写しただけだった。11時40分、車に戻る。お昼は井内農協の前の蕎麦屋に決めていたので車を走らせる。


【waiwai記】
 さて、ここで登場するのには、訳アリ?

 ここで出合った二度目の"ありえない"経験でした。県道から国道11号線への信号、川内IC手前で赤信号で停まっていたのです。間もなく、信号は青となり、右折車線から対向の直進車がいないので、右折しようと前車の軽トラの後に続いて右折。すると、軽トラの進む車線が変・・。そうです、その交差点の国道側車線は、直進2車線に加えて右折専用車線と、左折専用車線の4車線です。私らの進む、右折車線はその4車線の向こう側の2車線です。

 軽トラのおっさんは、逆走を始めました。小生は、クラクションを鳴らしたのですが、進んで来た対向車をかわしたおっさんは、そのまま川内ICの出口へ侵入して行ったのでした。運よく(?)、前方の路側帯に停まっていた国土交通省の車がその事態に気付いたようで、助手席から下りて来た方が走り出て来ました。・・・と、小生が見た一部始終でした。

 そんな事態に出合った一度目は何年か前、その交差点へ川内ICの出口の信号から侵入した際の出来事でした。その信号のタイミングは、川内ICの左折可の矢印が出るのと、前方の信号が“赤”となるタイミングが一致しているのです。という事は、小生が出合った先程の事例、国道への右折が“青”となるタイミングなのです。赤信号で停まろうとすると、小生の車線へと向かって右折してきました。もちろん、クラクションを鳴らすしか術はありませんでした。そのおばさんの車の後ろに、2〜3台の車が付いて来たのにはビックリでした。

 今回の場合もですが、二度とも軽トラで助手席に人が乗っていましたが、どうなんでしょうか?



15日 堀越池
 今日は温度が上がるとの事で、堀越池へ行ってみる事にした。


 久万スキーランドには、月曜日だというのに次々にスキー客が来ている。引地山への分岐までの林道は車が走っていれば行けるのだが、今日はどうだろうか・・・、それに林道は荒れているので秋の台風の後に掘れてしまっているかもと、久万スキーランドに車を停めて歩く事にする。駐車場に停めて、10時40分に出発だ。林道には車が通った跡はない。皿ヶ嶺への分岐に11時3分到着。引地山の登山口方面に進む。引地山登山口に11時13分到着。ここまで、昨日のスノーシューと登山靴の足跡が続いていた。登山口から引地山へはトレースが続いている。反対側には小動物の足跡が続いていた。


 池までの林道にはトレースはなく、ウサギの足跡が続いていた。気温の上昇で雪が緩んで、法面からコロコロと雪を巻き込んでスノーローズが出来ていたので、私もカメラを出して写した。


 まっさらの雪面にウサギの足跡が続き、写そうと思ったのだがカメラを出すのが面倒で帰りに写そうと思ったのが運のつき・・・、帰りにはそう時間が経っていないのに融けていたのだった。11時43分、池に到着したものの凍った氷の上に雪が積もって思ったようにはなってなかった。池をぐるりと回って向こう側でお昼にする。おっちゃんのセレクトで今日の汁物は『ベトナムフォー』だ。結構美味しかった。20分程の昼食を終えて来た道を戻る。


 13時35分にスキー場に戻り、道の駅『天空の郷 さんさん』に寄って帰る事にする。今年はいつも貰うカレンダーが貰えなかったので、久万高原町のカレンダーが残っているかもと地域情報提供室に行ってみる。聞いてみるともうないとの事だったが、探して何とか見つけて下さり貰う事ができた。

 三坂道路を走っていると、つづら川出入口の辺りで左手に見える山の植林の木がほとんど倒れてしまっているのが見えた。例の風台風の後で、上林峠で会った営林署の方が言っていた『久谷の"つづらがわ"の植林の被害は酷い』と言っていたのが、この事だったのか。


 4日【皿ヶ嶺】
 昨年は、皿ヶ嶺に44回、引地山へ3回、陳ケ森へ2回、石墨山へ1回の皿ヶ嶺界隈に合計50回行っている。石鎚山には2回、寒風山1回などで ほとんど他の山系には行ってない。(^^ゞ  というわけで、今年も山始めは皿ヶ嶺だ。


 元日は、郵便局に年賀状を出しに行き近所の宇氣洲神社に初詣する。2日は恒例のわいわいさんの実家に出掛け焼肉の御馳走だった。

 上林林道は水の元までは雪もない。水の元には3〜4台くらい停まって支度をしている人もいる。水の元からは少し雪が積もってアイスバーンだ。滑ったタイヤ跡が続いている。10時4分、風穴の駐車場には一台も停まってなかった。Iさんが通りかかり新年の挨拶をする。昨日も来たとの事だ。10時18分、上の駐車場には一台停まっている。



 下りてきた若者二人と、遊歩道から来た男性が話をしている。昨年は、雪がついてタヌキのように見えた岩の雪に、猿の絵が描かれていたが、今回は「犬 寿 2018 元旦 HAPPy」と書いてある。10時35分、分岐を直登コースに入る。途中でアイゼンを付けていると、先程アイゼンを付けていた男性に追い抜かれた。


 その男性の後を登って行くと、下から凄い勢いで男性が上って来たので、またしても脇に除けた。その後に続いてきた女性と連れのようだ。のっこしで少し休んでいると、Iさんも上って来て引地山方面へ向かわれた。11時54分、私たちは頂上方面へ向かう。縦走路からは十字峠方面へ向かうと、先程、のっこしから引地山方面へ行ったペアが、早くも縦走路を戻って来た。兎に角、歩くペースが速い。薄〜い霧氷が少し着いていたが、ここだけだった。十字峠を11時21分に通過。


 倒れた檜の植林帯を抜けると、今までは見えなかった尾根越しの向こうの山並みが見えた。11時40分、頂上に着く。


 頂上には、皿ヶ嶺のマドンナNさん、追い抜かれた男女二人がお話しをしていた。食事をしている間に、ご夫婦と、男性1人、後から女性2人がきた。この3人はご家族のようだ。Iさんが来て、話に夢中の私達を後目に畑の川方面に下りて行かれた。12時5分、頂上を後にする。


 帰路、「竜神平の愛大小屋に誰もいなかったので寂しかった」と登って来た単独男性がwaiwai隊と出会って笑っている。「頂上は賑やかですよ」と声を掛けた。

 竜神平には2人が休んでいた。そのまま、竜神平を反時計回りに周回路を歩く。途中で、ウサギの毛だろうか、バサッと落ちていた。ケンカをしたような跡はなかったんだけどね。その他は、いつも見る事が出来る小動物の足跡が雪面になかった。凍っているからだろうか・・・。



 あるのは、ウサギの糞? があちこちに転がっているだけだ。おっちゃんは、木の実だと言い張るんだけどね。



 ベンチを13時10分に通過。13時38分、風穴に下りる。


 池に行ってみると、全面凍結していて、氷の上を歩いた跡があり、「ママ大好き」などと書いてある。この池、歩けるほどに硬く凍るんだな。1台も停まってなかった駐車場に、帰りには3台停まっていて、そのうちの一台 軽トラがノロノロと下りて行き、途中で避けてくれたので追い越すと、すぐ先の急カーブの所に2台 車が停まっていて、JAFが来ている。JAFの人は携帯で話しているようなので、助けでも呼んでいるのだろう。そして、上林林道を下り切った辺りで、もう一台 JAFの小型車が上って行った。タイヤが雪に埋もれて脱出出来ないのならなんとかなるけど、アイスバーンだからね、どう処理したんだろうか。