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 30日【皿ヶ嶺】
 22日(土)は、愛媛県埋蔵文化財センター「平成29年度企画展示《土壇原古墳群出土資料展》〜個性派ぞろいの古墳群〜」を見に行った。25日(木)は、がんセンターでわいわいさんのCT検査、事なきを得た。28日(金)は、その古墳群の未調査の20号墳を探しに行き、東温市立「歴史民俗資料館」にも立ち寄った。私の内科クリニック診察もあったりして暫く山へ行けてないので、日曜日だが皿ヶ嶺に決めた。

 日曜日!!、水の元のそうめん流しが混んでいるだろうと思ったが、この時間なら向かう車はあるだろうが、今の時間から下りて来る対向車はないだろうと思い出掛ける。集落の外れの民家が見えるカーブで猿に出合った。ゆっくりと下りて来た対向車の運転手も猿に目を奪われていたのだろうか? 予想に反して早く山に登ったり、そうめん流しを食べたりしたのか下りて来る車が多い。11時30分、水の元を通過。そうめん流しの順番を待つ人の列が長く続いている。そうめん流しの後は、風穴の涼しい風にあたってと言うコースなのか、風穴の駐車場などこちらも混み合っている。

 子供は元気だ。風穴の井戸を通り過ぎて階段を登って行ったが「違うよ〜」と呼び戻されている。ギンバイソウが満開で純白の花が綺麗だ。

  
 風穴コースへ、風穴の井戸の横からさっきの子供達が駆け上がってきた。ずんずん登山道を走って来るので、「どこまで行くの?」と聞くと、「てっぺんまで〜」と言う。お母さんはついてきているのだが、足元はサンダル、スカートや半ズボン、何も持っていない。「お茶か水は持っているの?」と聞くと持ってないと言う。お母さんが「どれぐらいかかりますか?」と聞いてきた。皿ヶ嶺も軽く見られたもんだ。おっちゃんが「1時間半くらいかな〜、いろいろな道があるからこの上の方からは危ないよ」と答えている。「じゃ〜、この先の曲がり角までで止めたら」とお母さんに言ったら下りて行った。沢のところのイワタバコが咲き始めたばかりだ。

  
 ギンバイソウの小道はいいな〜。ピンクのギンバイソウもある。12時36分、ベンチで休憩。休んでいたオジサマが「この木も生きている時は、大きな影になっていたのにねぇ〜。枯れてしまって、6〜7年になるかなぁ〜」と言っていたが、私の記憶では、『もう15年前には、刈れていた筈』と思ったが、口には出さない。後で聞くと、おっちゃんもそう思ったようだった。

  
 森のフラダンサーの辺りはガスが吹き上がってきている。枯木がフラダンサーに倒れ掛かっている。枝があまり傷ついてないようなので良かった。12時52分、竜神平に到着。4グループくらいが休んでいる。愛大小屋が開いていたので、覗いてみると中に中学生くらいの男の子がいた。

  
 お弁当を食べ、頂上へは暑いので止めてゆったりとする。ベンチの所にキリギリス、ナナフシがいたので撮っていると、さっきの男の子が首に一眼レフカメラをかけて小屋から出てきたので呼ぶと、「狙っているのは虫じゃないけど」と言いながら一応撮っていた。聞くと、鳥を撮るとの事だった。それにしても一人で、不思議な子だな〜。


 夏休みの日曜日、早く下りても、ごった返しているだろうとゆったりする。みんな花を見に湿原(?)に入ってウロウロしている。13時40分、竜神平を後にして反時計回りに周回路を歩く。

  
 さすがにツツジも咲き終わったようで、森の中は色が無い。淡々と下山だ。ベンチでおやつのゼリーを食べて下りようと立ち上がると、さっきの男の子と男性が来た。そうか、去年もベンチの所で鳥(名前を聞いたが忘れた)を撮っていたな〜、子供の成長は早いものだ。

  
 15時、風穴に下りたが、まだまだ賑わっている。少なくなるまで待とうと思ったが、次々にやってくる。せいぜい20分くらいしか待てなかった。やはり、普段と違って、若い集団や幼子を連れたお父さんやお母さん達が次々とやって来る。そして・・・、帰路の林道では、離合出来るくらい幅があるのに止ったままビクとも動かないので、何度もバックしなくちゃならなかったのだ。ジイサンにバックさす若者はどうなんだろう。


 21日【皿ヶ嶺】


ツマグロヒョウモン 7月6日〜14日

 奈良の写真クラブの写真展から帰ってみると、植えていたパンジーに黒い毛虫がいっぱいついていて枯れたようになっていた。さなぎになる寸前のものもある。子供の頃、夏休みの宿題で蚕の観察はした事があるが、蝶はした事がない。虫かごがないので、使っていない三角コーナーに入れて孵化の観察をする事にした。最初の一匹は、13日の朝、孵化していた。

 
 続けて14日にも孵化した。おっちゃんも、孵化する瞬間を写す程の情熱がないので朝起きると既に孵化している。左が雄で、右が雌のようだ。このツマグロヒョウモンの毛虫の餌になるスミレ、我が家は他にニオイスミレを地植えしているので繰り返し出て来る。小学生の孫でもいれば良い夏休みの観察課題になるのだが・・・。


18日 上林林道・浄瑠璃寺(撮影)

 雨が止んだので撮影に出掛ける。林道の杉林も靄が出て良い感じだ。上林林道を下りていると、子猿が杉の切り株に腰かけてこちらを見ていた。去年も子猿が路肩から転げ落ちるのを見たが、毎年のように繁殖しているのだな〜。帰路、ついでに浄瑠璃寺のハスを見に行く。一昨年だったか、あまり手入れが行き届いてなかったのか咲いてなかった事があったが、今年は綺麗に咲いている。写すには早朝に行かないといけないかも・・・。



21日 皿ヶ嶺
 おっちゃんの診察、検査、検査結果を聞きに、又いろいろな用事で10日から山へ行けてない。そろそろ行こうかと平日だからと皿ヶ嶺にした。


  
 11時前に駐車場に着く。風穴周辺の草刈りが始まっていた。風穴の井戸の上では、岩を割っている作業員が二人いる。岩が転げてきたのだろうか。

   
 竜神平までの風穴コースは風が吹かず暑い。ギンバイソウはまだ蕾だが、玉川ホトトギスは終わりかけている。11時48分、ベンチの所で小休止、少しは風が吹いて気持ちが良い。

  
 12時5分、竜神平のベンチで昼食とする。今日は、味噌汁の代わりに冷やし中華を買ってきた。いくらなんでも冷やし中華にバクダンおにぎりは食べられないよね。おっちゃんが、竜神平の花を写しに行った。みんな花を見るのが目的なのか、三々五々見に行っている。去年は遅霜の被害で咲かなかったミズチドリが今年は咲いているらしい。ハンカイソウは心なしか背丈が低い感じがする。陽が陰って涼しいのでゆっくりする。

  
 12時55分、周回路を反時計回りに歩いて風穴に戻ることにする。終わりかけのササユリを写す。枯れたようになっていた笹も新葉が出ていて一時の枯色と違って綺麗だ。森の中、ヤマツツジが満開に咲いている木もある。ここのツツジは、咲く時期が長い。先程、竜神で休んでいたグループが時計回りでやってきた。上林峠経由で下りるようだ。


 ぐるっと回ってベンチで休む。ベンチ横の枯木に付いている木が茂っているが、この枯れ木が倒れてしまったらどうなるのだろうかとおっちゃんが心配している。今年初めての葉隠れハガクレツリフネが咲いている。


 のんびりさんの写真展で会った高浜ちゃんが、風穴の井戸の縁に置かれている青いケシがなくなっていると聞いたのだが、見てビックリ。プランターを留めている紐を残したままにプランターが二つなくなっている。世話をして下さっているグループの方がしたのなら、紐もキチンと整理しているよね。

 横にある休憩所でゼリーを食べた後、上から「そうめん流し&風穴観光」にきた家族連れの子供達が奥の岩に登ったりしているのを見ていた。そして、ふとニシヤマノタイミンガサの辺りの土の色が違うのに気がつき近くで見ると、どうもプランターに青いケシを植えていた土のようだ。ここで苗を抜いて持って帰ったのだろうか。ここより他では、絶対、100%枯れると思う。盗って帰る所を見た訳じゃないし、世話の為に植え替えしたのかもしれないけどね・・・。


 10日【皿ヶ嶺】
 6月27日(火)〜7月2日(日)、奈良で開催されていた『修羅写真展』に30日に出発、2日(日)まで行っていた。

 6日(木)、わいわいさんの提案で、香川県埋蔵文化財センターに「テーマ展『香川の縄文時代』」を見に行った。開催は、7月10日(月)までで、土・日・祝日は休館なので平日(高速料金が高い)だが行ってきた。九州は大雨で大変な事になっていた、香川が近づくにつれて晴天になってきた。香川の縄文遺跡は、瀬戸大橋や高速道路などの工事前の発掘で出土したものが多い。7遺跡の土器・石器が展示されていた。帰りに、新宮のアジサイを見に行った。下から上まで歩いて見学したが、ピーカン天気で暑かった。

 9日(日)に講演会「『久万高原の人骨』新潟医療福祉大学(奈良貴史先生)」に行った。去年、発掘された上黒岩第2岩陰遺跡の1号人骨は江戸時代前期、3号人骨は江戸時代中期、2号人骨が縄文時代ではないかとの事だ。2号人骨が3号人骨に混ざっていたので縄文人と思わなかったが、骨の特徴から縄文人と判ったそうで、今年は重点的に発掘するとの事だ。興味深かったのは、石墨山の南腹標高1200m付近の岩陰に人骨が祀られているが、その人骨を鑑定したところ伝説の赤鬼法相院なる大男ではないとのこと。頭骨の特徴は江戸時代前期の人だと示しているとの事だ。縄文人と弥生人、現代人との比較など興味深いお話しだった。


6日 新宮アジサイ園

   香川県埋蔵文化財センターで「テーマ展『香川の縄文時代』」を見た後で、寄ってみた。ピーカン天気で暑い。初めてなので、案内の標識に従って行ったら、一番下の道路だった。せっかく来たのだからと、遊歩道を歩く。一番上の道路は、霧の高原に行く道路だった。今度来る時は、こっちだな。


  
 そうめん流しが始まっているので土・日は避けて、月曜日に久し振りの皿ヶ嶺に行く事にした。赤柴峠の登山口に《本日営業中》の看板がある。10時45分、上林トンネル南口近くの広場に車を停める。6月29日に陳ケ森のドコモの取り付け道路を歩いた時より、ウツボグサが群落して咲いている。


 去年、蕾がたくさん出来ていたのに全然なくなっていた所に、今年は2輪蕾があるのを見ていたが無事咲いているのを見る事ができた。梅雨真っ盛りの晴れ間なので湿度が高い。尾根道には、この前とは別の所にヤマツツジが咲いている。場所によって随分と咲く時期が違うな〜。


 12時10分、竜神平に到着。女性の団体と、皿ヶ嶺の常連さん男女二人が休んでいた。お昼を食べていると、尾根道ですれ違った単独男性が来て、南アルプスの北岳でキタダケソウを見て来たと話された。その方からみずみずしいミニトマトを戴いた。竜神平に霧が漂ってきた。単独男性がこれを写しに来たと走って行って写している。

 12時45分、反時計回りに周回路を行く。タチカモメヅルが咲いている。尾根道の上林峠寄りのベンチでゼリーを食べていると、霧が上ってきた。百合が咲いていると、写したりしながら下山。14時15分に車に戻った。久し振りの山歩きだからか、湿度が高いからか、しんどかったな〜。


今年見えたササユリ