2016年                      

このページは新着が上に来ます。古い日付は順次下段となります。

月の2


 26日〜27日【春の花めぐり】W

26日
   
 年頭に毎日一枚は白黒フイルムで写真を撮ると決めたが、完璧にという訳にはいかない・。自分には甘いのだ。という訳で、運動公園にハナミズキが咲いている筈と散歩に出掛ける。帰りに運動公園の近くの神社の階段を下りて我が家の方向に帰って行くと、<臥龍の松>と書かれた案内板を見つけた。25年も前からこんな立派な松を町が指定しているなんて全然知らなかった。綺麗に剪定されている。ブラタモリじゃないけど、ブラブラするのもこんな発見もあり良いものだ。


27日
  
 家でばかり沈殿していては何もならないと、面河に行ってみることにした。途中の面河川の岸ツツジは、終わりかけているし、今日は川に下りる恰好で来てないので、道路からでは遠くてどうにもならない。
  
 面河では鉄砲石川林道を少し歩いてみたが、アケボノツツジは終わってしまっているし、お昼を食べようと思っていた渓泉亭も臨時休業だし、雨も降り出した。通行止めになっていた「遊歩道」が歩けるようになっていたので歩く。この関門遊歩道は、ず〜っと通行止めになっていたので、今まで通ったことがあったのかも記憶が定かでない。

  
 ブログにも『昨年、面河山岳博物館の横に咲いていた桜です。今日、面河方面へ撮影に行き面河山岳博物館前を通りました。桜はもう咲き終わっていたのですが、何か変だな〜と車を降りて見てみると、下から分かれている幹と、左の枝の下から立ち上がっていた枝が折れてしまっていました。台風の強風で折れてしまったのでしょうか・・ 残念です。』と書いたが、やっぱり一期一会だな〜。

 食べ損ねた昼食を、道の駅みかわで食べて帰った。


 23日〜25日【春の花めぐり】V
23日
  
 20日に皿ヶ嶺に登った際、頂上で出会った若者からウスバヒョウタンボクの事を聞かれた。帰宅後、その植物を調べ直して、天狗の庭にならあるかもと探索する事にした。天狗の庭に行くだけなので上林トンネルの横の林道から下りる事にする。今日は工事もなさそうだが、トンネル横の林道の入口は避けUターンして少し手前の広い所に車を停める。天狗の庭への下り口までの山側の法面には白色とルリ色のヤマルリソウが咲いている。

   
 天狗の庭の新芽の萌えが美しい。ヤマブキソウも咲いてきている。下からきたご夫婦に『千代さん』と声をかけられる。知り合いに山で出会っても、山の知り合いなら分かるが、普段の生活の中での知り合いは山の恰好をしていると分からない事が多い。以前出会った時は『XXです』と云われなければ判らなかったのだ。『目的の花を探しに来た』との話をすると『さっき、下で観察会のような人たちが居たから、上がって来ているので、尋ねたら・・』とのことである。

  
 waiwai隊の目的は、大きな景色を見る感じで、細かい何々の花を見る為にという目的はあまりないので、天狗の庭でフデリンドウが咲いているのを知っていても敢えて探す事はなく、教えて下さって見る事が出来た。今日はウスバヒョウタンボクと言う目的があるのだが・・・。下から知った顔のSさんとお仲間が来た。さっき言っていた集団とはこの集団だった。植物の事を良く知っておられる方も来ているとの事でウスバヒョウタンボクを見る事ができた。この花なら天狗の庭入口近くに木があったな〜と、戻る時に見ると実になっていた。違うかな〜。

  
 写真を撮っていると、下りてきたご夫婦がトリガタハンショウヅルが咲いていましたが見ましたか?と案内して下さった。さっき降りて来た時には全く気付かなかったのだったが、登山道の直ぐ脇に咲いていた。

 さて、天狗の庭の探索が終わり、古岩屋の国民宿舎でお昼にしようとドライブに出掛ける。やっぱり、古岩屋荘のキジうどんは美味しいな〜。

  
 古岩屋まで来たら、ワラビの穴場へ寄らずには帰れない。(^^♪ 耕作放棄地の畑地や土手にワラビが生えているのだが、もう今の時期、誰かの手で一回は取られているが、次々に生えてきている。


25日
  
 次いでタバコ畑の様子見だ。23日に通りかかった時、土曜日だからなのか、家族総出でこのタバコの霜除けの覆いの調整(葉が大きくなる都度、調整が必要のようだ)をしていたので聞くと、連休にはこのエチレンフィルムの覆いを外すとの事。何度も撮影に行ったのだが、今日の目的のものは白黒フイルムで撮ろうと思っているので、フイルムを使い切ってしまおうと出掛ける。毎回同じ写真しか撮れない・・・。

 この前は古岩屋でキジうどんを食べただけなので、散策しようと足を延ばす。ドウダンツツジ?が咲いている。カキドオシも道端に普通に咲いている。

   
 ラショウモンカズラの群落もあり、シャガも良く咲いていた。不動明王の所まで行って引き返す。ご夫婦のお遍路さんが通りかかり、『八丁坂にさしかかる所に荷物を置いて、八丁坂から岩屋寺へととまわってきた、約50日の予定で歩き遍路をしている』との事だった。

 ここで、おっちゃんが「ガソリンを入れんといかん」と言うので、あっさりと今日の目的は止めて帰宅することとした。最近、なんかゆる〜い生活にも慣れてきたな〜。(^^;


 20日【皿ヶ嶺】



 18日の夕方、自宅から西の空をみると異様な雰囲気の夕焼けになっていた。大きな地震が来ないといいけどな〜と思う。翌19日夕方、収まりかけていると思った九州で震度5強の地震が起こった。関係があるのかどうかは分からないけど・・・。

   
 いつもの水曜日のように、生協の宅配が来た後で皿ヶ嶺に行く事にした。水の元には12台の車が停まっている。土、日じゃないのに多いな〜。水の元には20台は停まっている。11時12分出発。誰が植えたか、こんな花も、ユキモチソウも咲いている。義母がこの間、久万高原町の道の駅でこの二つの花を買って家に植えていたが、山野草の販売業者は種から育てたのを売っているのだろうか・・・。

   
 水の元の井戸周辺のミツバツツジはもうすぐ咲きそうだ。西洋シャクナゲも大きな花を咲かせている。ちょっと風情がないな〜。


 登山道のワチガイソウとイチリンソウが咲き始めている。早くも降りて来た方が「写真を撮りに来たのですか」と話し掛けて来た。11時40分、トラバース道の三つ目のヘヤピンにある分岐から直登コースを登る。エイザンスミレのピンク色の花が可愛い。

   
 11時58分、のっこしでいつものように少し休む。爽やかな風が吹き抜けて気持ちが良い。再出発後、十字峠を12時25分通過。以前も気付いたのだが、檜の枝が沢山落ちている。これは『常緑針葉樹の葉は、秋から冬にかけて古いものから順に枯れて落葉する。そのおよその年齢は木の種類によって違って、アカマツは2年、ヒノキは6年、シラベは7年が多いといわれている』らしい。

  
 頂上に12時39分到着。頂上広場のベンチは暑そうなので日蔭のベンチで弁当を食べようとしたのだが、アブがまとわりついてきたので日の当たる頂上広場のベンチに移動して食べる。

 六部堂越えの方から若い男性が上ってきて「途中まで下りたがずんずん下りるので帰ってきた」と言っている。この男性、『ヒョウタンボクが生えていると聞いたので来た』と言って探しているが、今咲いているのはミツバツチグリ(?)くらいのものだ。

 もう一人の中年の男性が天狗の庭の事を知らないみたいなので、東温アルプスガイド(この前、おっちゃんが市役所で数部貰おうとしたのだが、一部しかくれなかったそうだ)を渡す。その方が見ていた地図は【皿ヶ嶺 体力チェック用(マイペース登高能力テスト)】でなかなか面白そうなもので交換に・・という事で頂いた。

  
 帰路は、竜神平経由だ。頂上直下、周りの山は霞んでいるので石鎚山は見えないだろうと思っていたが、見えていた。ショウジョウバカマやシハイスミレなどが咲いていて、色が綺麗だ。13時27分、竜神平に到着。単独男性が2人休んでいるだけだ。あの多くの車の主はどこへ行っているのだろう。

  
 淡々と下りていると、頂上でいた若い男性が下りてきたので、ヒョウタンボクはあったか聞くと、見つからなかったとの事。「香川の大滝山で咲いていて、ここにもあると聞いてきた、正式にはウスバヒョウタンボクなんだけどね」との事。香川の山とは標高が違うよね〜。少し降ると行きには咲いてなかったけど、帰りに咲いていると女性が写していた。登ってきた男性も写す人気の花だ。

   
 14時10分、風穴に下山しコーヒーを飲む。駐車場では先ほどの若者が車で帰り支度をしていたが、何と大阪ナンバーだった。辺りにベニヤ板が飛んでいるので見ると案内板が落ちていた。辺りを散策すると、大きな杉の枝も折れて落ちている。先日(17日?)の大風は酷かったんだな〜。14時40分に帰路につく。


 16日【皿ヶ嶺】
 14日夜の前震、16日未明 1時25分の本震(熊本地震)、それからも続いている地震のテレビ報道に朝からくぎ付けだったが、明日は雨との予報なのでお昼ご飯を食べた後で、春の花を見に皿ヶ嶺に行く事にした。

  
 上林林道付近で続いていた伐採も終わったみたいで車両は一台もなかった。13時20分、水の元に到着。天狗の庭に向かう。一足先に出発したカメラと三脚を持った男性が作業道の路肩で写していたので見ると、小ぶりのタチツボスミレ(?)、エイザンスミレ、ヤマルリソウなどの春の花が咲いていた。

  
 天狗の庭への途中で先日(12日)にも会った4人組とすれ違う。「皿ヶ嶺に登った帰りですか?」と尋ねられたが、「ここからです」と答える。登山道脇にはヒメエンゴサクがあちこちに咲いている。

  
 天狗の庭の木々の芽もボチボチと萌えだしている。前回、ことごとく失敗したミヤマカタバミを今回はをピント良く撮らないと・・・。すぐ先では、花を探して男性がウロウロしていた。男性でも年をとると花を探すのが好きみたいね。

   
 シロバナエンレイソウ、エイザンスミレ、シコクスミレ(?)が咲いている。 14時4分、天狗の庭を抜けて林道に出る。今日は、花を見るだけにしょう。

  
 ハルトラノオの群落やスミレがあちこちに咲いているのを見ながら15分でトンネル横に出る。

   
 今の時期だけ目立つ大きな木の根、コガネネコノメソウも群落している。14時40分、風穴駐車場の手前にあるヘリコプター広場に出る。山桜が満開だ。トガリアミガサタケ(黒い?)、ショウジョウバカマを見て、あちこち散策する。

   
 風穴の池で10人位の男の子が池を覗いていた。ベンチでコーヒーを飲んでいると、初心者マークをつけた3台の車に分乗して帰って行った。大学の新入生なのかな〜。水の元までの登山道にミツバテンナンショウが咲いていた。出来ればキバナノアマナが見えればと思っていたが、以前咲いていた辺りには株も見つける事が出来なかった。何かを掘った跡がある。女性二人が花を見にきたが去年はここでキバナノアマナ見たのに・・と言っていた。15時55分、水の元を後にして帰路についた。


 14日【春の花めぐり】U

別子ライン
  
 所属している奈良の写真クラブの写友と別子ラインに撮影に行った。毎年、撮影に行きたいと言われてロケハンに行ったりしていたのだが、やっと3年かかって予定が合い案内する事が出来た。ダムの上で早くもカメラを出すと云う。まだまだ先があるが霧はダイジョウブだろうか?

  
 8日にロケハンに行った時に丁度良い所の桜は終わっていたが、高度を上げると桜が満開になっていた。夜の雨が上がり、辺りは霧に包まれていたが、撮影しながらポイントの目的の桜の場所に着いた頃には霧がすっかり上がってしまった。

  
 住友フォレストでトイレを借り、それぞれがコンビニで買ったものでお昼を済ませる。所々で車を降りて撮影、ゆらぎの森、翠波高原、水ヶ滝等に寄り、三島公園でお茶をして別れた。遠い所を出掛けてくれたが良い写真は撮れただろうか。みんなが来てくれると、写欲が薄れている私も写す気持ちになるので、又来て貰らいたいものだ。


 12日【皿ヶ嶺】
 桜も散ってしまったので撮影は終わり。天気が良いので10日ぶりに皿ヶ嶺に行く事になった。

  
 どこから登るか決めずに車を走らせる。水の元には車がたくさん停まっていたので、風穴から登る事にする。風穴にも車は7、8台と言ったところか。11時7分登山口を出発。アワコバイモはすぐ見つけられた。サイゴクサバノオは登山道脇のどこにでも咲いている。

  
 ニシノヤマタイミンガサはもう展開してしまっていて、撮り頃を少し過ぎているかな〜。ツクバネソウ、ハルトラノオが咲いている。やはりこの時期 ハシリドコロが辺りを達観しているが、バイケイソウの芽もたくさんでている。

  
 直登コースへの分岐に11時34分、そのまま横掛け道を歩く。ベンチの手前をふうふう言いながら登っていると、皿ヶ嶺の常連さんに久し振りに会う。おっちゃんに「元気かね?」と話しかけてくれ、私には「太っているんじゃないか」と言われた。(^^; 11時57分ベンチに到着、休まず竜神平に向かう。

  
 竜神平に12時11分に到着。水の元から上林峠を上がって来た前回も頂上で会った知り合いと会いしばし歓談する。waiwai隊はベンチで昼食、彼女は昼食を頂上で食べると登って行った。昼食後、上林峠〜天狗の庭へとちょこっと寄って、林道に上り風穴に戻ろうと12時37分に出発。分岐を12時52分に通過。

   
 階段を下りていると、女性二人が下りていて脇へ避けて頂いたので先に下りる。上林峠に13時8分到着しデコポンを食べていると、先程の女性が下りてきた。近所の方に似ていたので話しかけるとそうだった。以前、犬の散歩で良くお会いしていた方で、「お母さんはお元気ですか」と尋ねると、腰の具合が悪くてデイサービスに行っているとの事、義父とおなじ経過のようだった。

 天狗の庭までの崩れかかっている所の靴一足分のぬかるんでいる所に、石を置いてくれているので歩きやすくはなっているが危ういな〜。

   
 シハイスミレ、エイザンスミレが少し咲いてきている。ミヤマカタバミも咲いていたが、おっちゃんが撮ったデジカメ写真がボケてしまっている。天狗の庭には、シロバナノエンレイソウ、ヒメエンゴサク等が咲いている。

 花を少し見たら林道に上り返すつもりだったが、植林の作業道を上がればいずれにしても林道に上るはずと天狗の庭を抜ける。

  
 女性4人の登山者が花を見ながら下りている。サイゴクサバノオの花の色が綺麗と立ち止まっていたので おっちゃんも写している。三脚を持った二人連れも花を写していた。

 12時52分、作業道に入る。先程の4人のリーダーの方から、「行けますか?」と聞かれたので、「初めて通ってみようと、行ってみるだけです」と答えて歩く。作業道にはイバラが生えているので注意しないと引っ掛けてしまう。分岐になっている所は勘を頼りに行くのだが、作業道は直ぐに行き止まりになったりする。

  
 結局、上に林道が見えても最後は這い上がらなければならなかった。前にヤマアジサイを撮った時に林道から下りる作業道があり、それに合流出来ればと思っていたが、出来なかった。14時19分に林道に這い上がり、風穴へ向かっていると先程の女性リーダーが正規ルートで風穴に戻り、車で帰っているところだったので、「結局、這い上がらないといけませんでした」と報告できた。14時32分、風穴のベンチで入れて来た紅茶を飲んで帰路についた。