2016年                      

このページは新着が上に来ます。古い日付は順次下段となります。




 29日【上林撮影】
 上林の野焼きと、陽光桜
 


 26日【重信川撮影】
 河原に咲く菜の花



 22日【皿ヶ嶺】
 おっちゃんが退職してからは連休だからと言って何の関係もない生活となった。高速道路を使って出掛ける場合は、なるだけ土日祝に計画するのだが・・・、という訳で連休中は家でまったりと過ごした。天気が良いので山へとなるとお決まりの皿ヶ嶺だ。

   
 昨日、近くの里山のワラビが生える所へ行ってみたが、15本程しか見つけられなかった。もう少しだな〜。

 さて、皿ヶ嶺の登山口の水の元の駐車場には車が5、6台停まっており、登山の支度をしている人もいる。風穴にもたくさん停まっている。車でサンドイッチを食べていると、トイレの方に停めた車から近所のYさんが寄って来た。昨日は少し霧氷が出来ていたなどの話をし、「頂上で会いましょう」と先に登って行った。

 登山口には、夫婦らしいカメラを持った男性とビニールの袋を持った女性がいたので、アワコバイモでも探しているのかと「何か写すものはありましたか?」と尋ねると「春の山草はまだあまり出てませんね、これからが楽しみです」と言われる。おっちゃんが車にカメラキャップを取りに行った間に、お二人はフキノトウが少しは採れたようだ。フキノトウだから採っても良いけど・・・、登山口じゃなく、せめて植林地の道とか、林道なんかの道端で採って欲しいかな〜。

 waiwai隊は、10時50分に急登コースを登り始める。

  
 落葉樹が葉を落としているこの時期、登山道脇のケヤキの大木が目に付く。

  
 日が射し、日向ぼっこをするには丁度よいのだが、急登を登るには少し暑くて汗ばみ息が上がる。やはり、おっちゃんはしんどそうに階段状の道を休み休みで登る。

  
 のっこしに着くと、女性がお弁当を食べていた。おっちゃんはここでサンドイッチを食べた。11時35分、女性に「お先に」と言って出発。

  
 十字峠を12時2分に通過。頂上までのヒノキ林の道は、ヒノキの葉が落ちで緑の絨毯だ。枯れて落ちた訳でもないし、なぜこんなに落ちているのだろうか・・・。息が上がりゆっくり登り遅くなってしまったので、近所のYさんはもう下りただろうねと話しながら登っていると、頂上からYさんが下りてきた。「頂上で待っていたけど、来ないので下りて来た」と言う。また、頂上には団体さんが来ているとの事だ。

  
 12時20分、頂上到着。4人、4人、2人、2人の登山者が休んでいた。お昼を食べている間に三々五々下山された。知り合いが上ってきてたので「久し振り!」と少し話す。頂上の温度は13度だった。竜神平への途中で前回に続き二ヶ所で石鎚山が展望出来た。

  
 13時10分に竜神平に着いたが休まず、反時計回りに竜神平を周回し下山する事にした。

  
 いつものベンチに13時45分に着き少し腰を下ろす。例の枯木は、こうして見ると倒れそうに見える。どちらが先だろうねと話すが、登山道の方のが腐敗が進んでいるように見える。淡々とした下山だが、あまり登山慣れしてないような二人のお年寄りが道を譲ってくれた。


  
 14時10分に下山、ベンチでコーヒーを入れゆったりしている間にも、陽気に誘われて車がうろうろしている。ベンチで昼寝をしている労働者(?)もいる。上林林道の間伐作業も進んで終わりが近づいているんだろうか。



 17日【皿ヶ嶺】
 明日からは雨との事なので、山へ行くには今日しかないという訳で皿ヶ嶺に行く事にした。

  
 我が家を建築時に庭に入れた土にスギナの種が混じっていたのだろう、芽が出た時から抜かずにほおっておいたら一昨年くらいからツクシが生えてくるようになった。最初は2、3本だったのが今では30本は生えている。
 さて、上林林道へ入ってすぐの所で車がたくさん停まっているな〜と思っていたら、工事完了の検査をしていて、工事の写真を写したりしている。林道の法面の工事が完了したのだろう。今日のwaiwai隊は、10時15分、水の元から登り始める。まずはアワコバイモの観察だ。

   
 そして風穴に向かい、遊歩道を何か春の芽が出ていないかとキョロキョロ歩いていると、トレランの若者が走り下りて通り過ぎた。10時40分風穴に到着。

  
 池にカエルの卵が産みつけられているか確認に行く。心なしか水が濁っているように見える。今年は卵が少ないな〜と反対側に行くと卵があった。去年、卵がたくさん外に捨てられているのを目撃したのは、子供連れの観光客が網等ですくったのだろう。このヤマアカガエルは愛媛県のレッドデータブックに数年前に大量死していたと記されている。

 10時55分、登山口を出発。風穴の井戸周辺にはまだ雪や氷が残っている。

  
 直登コースの分岐を11時10分に通過。11日にこのコースを下りた時はこんなに雪は無かったから14日に降った雪だろう。

  
 ベンチ横を11時36分に通過。上林峠への分岐はどうするか相談するまでもなく二人とも竜神平へ歩を進める。11時46分に愛大小屋前に到着。暖かいのでベンチで昼食とするが、風が吹くと少し寒い。近所のYさんに久し振りに会い、近況を話す。話は山の話だけじゃなくて、町内会の世話役の話にまで及んだ。

 
 12時12分、頂上へ向かう。途中で2カ所ある石鎚山が展望出来る所から今日は良く見える。

   
 12時42分頂上に到着。皿ヶ嶺のマドンナNさん、一足先に竜神平をあとにした近所のYさん等が休んでおられた。お二人から、15日の皿ヶ嶺の霧氷は素晴らしかったと聞く。20分程頂上でいて、それぞれ違うコースで下山だ。waiwai隊は畑の川コースを下りて、天狗の庭から水の元に下りる事にする。分岐を13時26分に通過。

   
 登山道脇には、まだ春の芽は出てないので淡々と下りて13時43分畑の川登山口。林道でフキノトウを写して、上林河之内線を上林トンネル南口まで歩き、上林峠経由にするか、トンネルを歩くか相談する。どちらが云うともなく、トンネルを歩く事にする。トンネル内は真っ暗だと記憶していたが、今日はなぜか照明が付いている。丁度、真ん中あたりで“水汲み”の車が追い抜いて行った。

   
 トンネルの長さは860mで、1999年10月の完成だった。そう云えば、朝からのニュースの『東広島市の山陽自動車道下り線「八本松トンネル」』事故のトンネルは844メートルとの事だが、上林トンネルとは関係無い。14時11分、トンネル横の道に入る。治山工事中の看板を見ると、明日までの工事になっていて既に工事は終了しているのか工事の音はしていない。この工事の為に広げた取り付け道路はこのままで、入口に鎖を張るんだろうな〜。

  
 天狗の庭でコーヒーを飲んでのんびりする。ふと見るとハシリドコロがあちこちに出ている。登山道のすぐ横に、苔むした岩をテーブルに何か野生動物が鳥を食べた跡がある。この森でも弱肉強食の闘いが繰り広げられているのだな〜。

  
 植林の伐採の為に縦横無尽に付けられた作業道を下りていると、林道を楽しそうに話しながら走る男女のサイクリストが通り過ぎるのが見えた。トイレにはまだ「凍結のためトイレは使用できません」と張り紙があり閉っている。14時57分に下山、頂上ですれ違った登山者二人が既に下りて来ていた。


 11日【皿ヶ嶺】
 今月に入って、1日から6日まで京都で開催の山岳写真展があり、搬入と初日、4日目から最終日と高速バスで2回往復した。肩が凝りしんどいのだが家でじっとしていても肩凝りが増すばかり・・・、身体を動かそうと皿ヶ嶺に決めた。

10日 漆梅林

  

 
すっかり写欲が薄れている私だが、おっちゃんが七折梅林の梅が咲くのが早かったので、そろそろ見頃じゃないかと漆梅林に誘ってくれた。
 漆梅林へ向かう国道56号線の東峰トンネルを出た所に「黄色い丘」と書かれた黄色い看板が目に付いた。帰りに寄ろうとまずは漆梅林へ。
 ところが、見頃どころか 昨日の大雨でほとんど散っていたのだった。それでも、畑でパンジーを植えていたおばさまとお話しが出来たし、スナップ写真のモデルにもなって頂けたので良かった。

 「道の駅からり」で昼食後、野菜や肉厚のシイタケを買った。


10日 黄色い丘


  
 帰り道、黄色い丘の看板の所まで戻り、標識にしたがって行くと菜の花がたくさん咲いている丘が見えて来た。駐車場に車を停めて丘の小道を歩く。「私らはシロートです」と云う東屋の建設中の方から、おっちゃんが「写真コンテスト」のチラシをもらっていた。こんな所のコンテストには単なる風景写真じゃなくて、子供や犬なんかのモデルが入ってないとね。

 この景色で思い出したが、先日、北海道の有名な観光地のシンボルの木を持ち主が切ってしまったというニュ−スがあったが、こういう見世物の景色と、畑の中にある景色の中働いている人とはおのずと違っているんだろうなぁ〜。



11日 皿ヶ嶺

 この頃は、朝から張り切って何々をしようとかいう事もなく、エンジンがかかりにくくなっている。これが年をとるという事なんだな。身体のあちこちが痛くて医者に言っても「それが年だという事ですよ」としか言われないし・・・。という訳で、出発が遅くなってしまった。(^^;

   
 久し振りに天狗の庭経由で登る事にする。11時2分、水の元を出発、一台も車は停まっていない。天狗の庭までの登山道は、また間伐の作業道で広くなっている。以前、リスを見た沢を過ぎ石段を上がる。すっかり葉を落としている自然林から上を見るとなにやら白っぽい。粉雪がちらついているから雪が木々についているのかな〜と話す。

  
 この山行記の写真は、ほとんどがおっちゃんが写しているのだが、画角が細長いのは私のタブレットだ。鹿の角のように見えた倒木、大きな“うろ”がある大木と、その“うろ”の中を写してみた。この辺りまで、少し古い足跡は付いているが今日の足跡は無いようだ。

   
 天狗の庭を通り抜け、11時45分に上林トンネル横の作業道に上がる。向う側の木々が白くなっている。例年ならまだ上林峠までの道は何か所かある沢部で所々が凍って危ないのだが、今年はすっかり雪も融けて凍ってもない。

  
 上林峠が近づいてくると、何ていう景色!日本画の世界ではないか♪ しばし見とれる。下方から昼を告げるチャイムが鳴っている。峠を出発すると皿ヶ嶺名物の急坂の階段だが、その周囲も霧氷のトンネルだ。

   
 階段が途切れ、次の階段までの落ち葉の上に霧氷が落ちている。さっき、一瞬晴れたので霧氷が温められて落ちたんだな。竜神平の分岐を竜神平には向かわず、12時32分に通過。

  
 霧氷は薄〜く付いているだけなのだが、その幽玄な事。12時38分ベンチを通過。霧氷と靄、いつまでも見ていたい気分だ。しかし、お腹が空いた、12時50分に竜神平への分岐。

  
 愛大小屋に12時53分、昼食とする。今日は小屋に誰も来てないようだ。13時14分、風穴に下りる事にする。今日はここまで誰にも会わなかった。

  
 ベンチに来ると、若い女子が可愛くベンチに座っていた。おっちゃんも嬉しそうに話しかけている。初めて山へ来たと言うが、ちゃんとお揃いのモンベルの登山靴を履いている。ここまでも楽しかったし、ここの景色が良いのでと霧氷に見とれている様子だ。それにしても、初めての山でこんな霧氷が見えるなんて運がいいね。許可を得て後姿を写させて貰う。話していてこちらまで楽しくなった二人だった。13時30分、二人と別れる。

   
 天気が回復してきて青空になって来た。沢筋もほとんど雪が融けて歩きやすい。ダブルストックの単独男性が道をあけて待って下さる。足を骨折し、固定していたプレートを昨日抜きリハビリにきたそうだ。プレートが入っている時もこの先まで来た事があるそうだ。すぐにお元気に歩けるようになる事だろう。13時58分、風穴に下山。井戸の中と周辺に雪が残っていた。

 水の元までの登山道で単独男性とすれ違う。14時12分、水の元に戻り、コーヒーを飲んで帰る。例の白糸の滝の公衆トイレの工事は
、着々と進んでいたので完成も近いのだろう。