2016年                      

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 26日【うなめご】奥善神山
 昨日、皿ヶ嶺〜奥善神山方面に霧氷が付いているのが見えたが、残念ながら おっちゃんに所用があり行けなかった。今日の朝も冷え込んでいたので、霧氷が付いているかと皿ヶ嶺〜奥善神山方面を見ると、高い所には薄〜く霧氷が付いているようだが ないも同然のようだ。それでも、山歩きはしないと・・・と、行ってみる事にした。

   
 我が家の枝垂れ梅が見頃を迎えた。先日から上林の集落外れの鉄塔の手前で工事をしていたが、看板を見ると「白糸の滝」のトイレの工事中みたいだ。白糸の滝の入口の駐車場とは離れた場所に造るのだなぁ〜。集落の外れの上林林道の杉の伐採が続いて随分と明るくなった。このところ、たくさんの作業の人が入っているようだ。道路はカーブの水が流れている場所が凍結しているだけで難なく上林トンネル南口に9時45分到着した。

  
 準備をして10時に出発。尾根道かドコモのアンテナへの取り付け道路にするか迷うが、ゆっくりでいいので取り付け道路にする。

   
 最近、車が走った跡があったので「いつ点検にきたんだろうね」と話しつつアンテナの所に着くと、車が三台来ていて4、5人が作業をしていた。10時27分だったから27分罹ったのだな。挨拶をして、敷地のヘリを辿り東温アルプス縦走路に出る。アンテナの上にある陣が森との分岐を10時31分に通過。私はここで軽アイゼンを付けるが、おっちゃんはそのままのようだ。


 縦走路は、薄っすらと雪がつもり、雪の下は適当に締まってサクサクと歩きやすい。おっちゃんは小動物の足跡や糞の撮影に余念がない。11時10分、【←陣が森・遅越三角点→】の標識を通過。薄〜く霧氷が付いている。

  
 ここから善神山の尾根への分岐までには霧氷が付いていた。私もカメラを出したが、あまりにも薄いな〜。縦走路の先、奥善神山の頂上付近にも少しは付いているようだが・・・。
  
 11時37分、善神山の尾根への分岐を越えると、霧氷は全然付いてなくて、縦走路の雪も融けてきている。それじゃ、私はここで霧氷を撮っているからおっちゃんだけ行ってきたらと別れる。この分岐を境に冬と春ほどの違いがある。

  
 ≪奥善神山への往復の記録は、おっちゃん単独での記録だ≫
井内峠への縦走路の分岐に12時2分、うなめごに12時4分到着。縦走路の分岐に12時7分。

  
 善神山の尾根への分岐に12時27分に戻り、一緒に昼食後、12時52分下山にかかる。
  
 ドコモの鉄塔に13時35分、帰りも取り付け道路を下りる事にする。作業していた人は既に引き払っていた。春のような日差しに雪は融けていたが、道路の法面の吹き溜まりにはまだ雪が残っていた。14時5分トンネル南口に戻る。これで今季は霧氷を見るのは終わりかな〜。帰路、林道では大型トラックに木材を積むところだった。そして、林道の入り口でも大型トラックに出合った。暫くは、朝方と夕方にはトラックの離合に注意を要するようだ。


 18日【伊予富士】
 Joeさんから寒風山への登山のお誘いを受けたのだが、朝になって風邪気味だったので私は不参加となった。おっちゃんは出掛けたのだが・・・。

【waiwai記】
15日 寒風山 桑瀬峠まで行けず
  
 表記のように、相棒の体調が思わしくなく、急遽、小生単独でjoeさんとご一緒させて貰った。待ち合わせ場所に着くと「私の車で行くから」との事、相棒が行けなくなった旨を伝え、総勢3台で寒風山の駐車場を目指す。旧寒風山トンネルの駐車場に着き、出発は9時20分だった。

 少々、吹雪模様の中、後尾を歩くが直ぐに調子がおかしい。息を整えながらマイペースを決め込むが、皆の後に続けない。ギブアップは直ぐだった。結局、20分程で第一ベンチの所でjoeさんに「駄目なので、引き返す」と伝え、駐車場へと戻った。さて、リベンジは・・・。


18日 伊予富士
 所属している日本山岳写真協会の2016協会展の応募期間が3月16日〜31日との会報が来た。ここ数年、冬山に行けてないし〜、応募する写真がない。おっちゃんが山に復帰しつつあるも、グズグズしているうちに全然冬山に行けてない。皿ヶ嶺を見ても、霧氷でなくて雪が木に積もっているだけに見える。寒風山か伊予富士なら霧氷がついているかもと早起きして出掛ける。

  
 登山口までの道には薄っすらとしか雪が無い。15日のおっちゃんの敗退の原因は、いきなり重い冬靴を履いたのが原因かもと、いつもの靴に簡易アイゼンでと決める。登山口にはトンネル工事関係者以外の車は一台で、単独男性が「霧氷はなさそうですね、どちらに登るかは桑瀬峠で決めます」と登っていった。高知ナンバーの車が到着。8時30分に登り始める。私だけ最初からアイゼンを付けた。ここの、のっけからの急登は疲れるな〜。18日におっちゃんが登るのを止めた第一ベンチ(?)を無事通過。
  
 桑瀬峠まで25分の標識の所を9時5分に曲がる。風もなく汗が出て来たのでヤッケを脱ぐ。高度が上ってきて伊予富士方面の崩れた斜面、寒風山方面が見えて来た。

  
 桑瀬峠に9時35分に到着。靴跡は寒風山方面に着いている。waiwai隊は霧氷が付いているなら寒風山方面にしようと思っていたが、付いてないし天気も良いので快適な尾根道の伊予富士に決めた。まっさらな雪の上も歩けるしね。

  
 登山道脇の笹の上に昨夜降ったのだろうか雪の結晶がキラキラと輝いている。これみんな結晶なのだ。マクロレンズがあれば写したいのだが、今日は山岳写真が目的なのでマミヤ7Uなのだ。登山道が北側になり急登が始まると、雪の下が凍っていて簡易アイゼンでは登り難い。氷に刺さらないし、しっかり靴に固定されてないので、いまいち安定感がない。

  
 振り返ると、寒風山、笹ヶ峰、ちち山が連なりアルプスのようだ。四国の山も捨てたものじゃない。これで霧氷があればね〜。

 
 寒風山〜笹ヶ峰〜ちち山                        鷹ノ巣山へ続く尾根を乗越すと、伊予富士が近く見える。

  
 今日は写真撮影なので、伊予富士へは行かず鞍部の手前まで行って引き返す。11時22分だった。遠くに徳島の山々はもとより、法皇山脈も見える。

 戻り始めると、駐車場で到着した高知ナンバーの車に乗っていたご夫婦が登ってきてすれ違った。waiwai隊と同じように鞍部までと言っていた。お腹が空いて来たので、鷹ノ巣山への尾根の乗越の風が当たらない場所で昼食とした。大ブナの枝越に石鎚山がみえる。12時41分、桑瀬峠に到着、3時間も経つと寒風山の雪も融けてしまっている。淡々と下りて13時27分に登山口に着くと、山ガール二人が高知ナンバーの車から下りてきた。ばっちりお化粧をした綺麗な人だ。「今から登るの?」と聞くと、「チャッチャッと登ります」との返事で、スイスイと登って行く、運転手の若い男性も後から登って行った。

 朝通った時に、法面を網で覆っている所にたくさんツララが出来ていて撮影したかったが、山が先と通り過ぎていたのだが、まだ氷があったので写した。最近、写欲が薄れているが、出さないといけないとなると少しはやる気になるものだ。しかし、肝心の山の写真は霧氷がなかったのでダメだろうな〜。


 12日【皿ヶ嶺】
 6日からずっと暖かいので雪は融けてしまっているかな〜と思うが、雪山に慣れておかないと・・・、と皿ヶ嶺に行く事にした。

   
 畑の川コースに決め車を走らせる。上林トンネルを越すと除雪してないので陰になる所は雪が残っていたり、融けて凍ったりしていて4WDでも走りにくそうだ。11時に登山口を出発。私はすぐにアイゼンを付け登る。登山道に残った雪はザラメのようだ。

  
 6日は程よく締まって歩きやすかったのに、ザラメの雪はなぜか疲れる。頂上への分岐を11時30分に通過。ここから頂上へ行くつもりだったのだが、森の中は風が強く大荒れになっており、なんだか疲れていたので竜神平に向かう事にした。

  
 尾根筋を抜けると竜神平方面は濃い霧に包まれていた。おっちゃんが「雲の中や」と言う。11時40分に誰もいない竜神平に着き、愛大小屋で昼食を食べる。25分程の昼食休憩で竜神平を後にする。

   
 今日は時計回りに竜神平らを行く。12時11分に風穴と上林峠の分岐を上林峠に向かう。雪の上にブナの実が落ちているが中身はない。1月27日には埋もれていたベンチも見える。ブナの大木に霧が吹き付け、水流となって幹に流れている。

  
 竜神平への分岐を12時29分に通過。春一番のような風が吹き荒れる中を上林峠に向かう。階段も木道が見えるので慎重に下りれば安心だ。

   
 ブナの実は、落ちる際に弾けるようで、中身は殻とは別に落ちている。上林峠に12時50分に到着。入れて来た紅茶で一服したいところだが、寒いのでやめた。上林トンネル南口に12時59分出て、道路を歩く。雪が融けた水が凍りアイスバーンになっている所が時々あるが、慎重に歩いて車に戻ったのは13時14分だった。結局、一人の登山者にも出会う事はなかった。

 水の元に水汲みに来ている人の車が一台あるのみ、上林林道は杉の間伐で随分と明るくなっている。


 6日【皿ヶ嶺】
 前回の寒波の後、暖かくなり雨も降った。街から望める上林の雪も融けてしまっている。10日も山歩きをしないと身体が動かなくなるからと、皿ヶ嶺に行く事にした。

  
 今年の我が家の梅の開花日は2月5日だった。さて、コンビニでサンドイッチとおにぎり、お味噌汁を買って風穴に向かう。水の元には車が4台停まっていた。上林林道は雪が融けていたのだが、風穴に右折する道は除雪されてないので真っ白だった。例の除雪車の雪かきの効果は絶大だ。駐車場には車が一台停まっていた。下りてきた男性が「雪が降って来たので途中で下りてきました」と話しかけてきた。車の中でコンビニで買ったサンドイッチを食べて11時30分出発だ。


 登山道の雪はもう融けてしまっているかと思っていたが、結構積もっていて程よく締り、歩きやすい。私は最初から軽アイゼンを付けているが、おっちゃんは付けていない。風穴に直接下りる登山道をNさんが下りて行くのが見えた。ミズナラを写して、おっちゃんがアイゼンを付けている。私が先行し、二つ目の沢を通過した時点で、おっちゃんがデジイチのレンズキャップがないのに気づき、ミズナラを写した時か、アイゼンを付けた時に落としたのかも引き返して探したが見つからなかったと登ってきた。時間をロスしたな〜。冬だけ現れる白蛇もなんだか痩せてきた。

   
 ベンチに12時24分、「雪が降ってきたので急いで下りてます」と言う方など単独男性3人とすれ違う。愛大小屋に12時37分到着。愛大小屋には、ご夫婦二人が食事を終えたところだった。おっちゃんがザックを降ろすとコロンと、レンズキャップが転げ出た。ザックのベルト辺りに挟まっていたのだろう。おっちゃんがデジイチのシャッターは零下何度までおりるのかと聞かれているが、答えられるはずがないよね。「私達よく皿ヶ嶺に来ていますが、お会いしたことありませんね」と言われる。登る時間帯が違うのか・・・、私たちも良く皿ヶ嶺には行っている筈なのだけど・・。waiwai隊の食事が終わる頃、別のご夫婦が愛大小屋に入って来られた。高知から高速で来て、水の元〜上林峠経由で登って来たとの事。

  
 雪の道を頂上まで行けるのは、今季は最後になるかもと頂上に行く事にする。雪道の方が行きやすいのよねぇ〜。13時30分頂上に到着。気温は−4℃だった。
 十字峠方面へ向かい13時43分通過。直登コースを下りる事にする。

  
 14時、乗越に到着。カステラと紅茶で一息入れる。太陽が時々見えるようになる。

  
 直登コースから通常コースに下りる場所はロープ等で良く整備されているので安心して下りれる。もちろん階段は雪に隠れている。14時32分駐車場に着くころには陽も射してきた。駐車場の奥の方に車が一台停まっていて男女二人が乗っているようだが皿ヶ嶺には登ったのだろうか。水の元の高知ナンバーの車の所で子供連れが遊んでいたが、愛大小屋で会ったご夫婦は家族で来たのかな〜。