2016年                      

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10月の2


 28日【皿ヶ嶺】
 昨日の天気予報では昼から下り坂で雨が降りそうだが、カメラにフイルムが残っているので撮りきろうと皿ヶ嶺に登る事に決めた。

  
 家を出た途端に雨粒が落ちて来たが、waiwai隊は雨ぐらいで中止にはしない、特に今日は撮影なのだ。コンビニで弁当を買い、上林集落を上林林道に向かって車を走らせていると、次から次へと工事車両が下りてくる。10台位は連なっていただろうか、「雨が降り出してきたから工事は中止なんだね」と話す。やっぱり、工事箇所は誰もいなかった。水の元にも、風穴の駐車場にも車はおろか人っ子一人いなかった。支度をして10時13分風穴を出発。びゅうびゅうと風が吹き渡る。今日はどういう種類の前線なのだろうか、20分程で直登コース分岐を通過。

  
 登山道は意外と風は弱い。ホコリタケ、名前のわからないキノコをおっちゃんが写しては立ち上がる度に立ち眩みをしている。

  
 11時、ベンチの所に到着。ここのカエデ?は色づいている。すぐ先の森のフラダンサーの辺りのブナは色づいてきている。

  
 この前見つけておいたツキヨタケがたくさん出来ていて夜の天気さえ良ければ光るのを撮れるかもと思うが、ちょっと天気が悪すぎるよね。11時17分、分岐を竜神平へ向かう。

   
 11時20分、愛大小屋到着。中で食事をとらせてもらう。トイレの撤去の具合は、コンクリートが砕かれている。後はヘリコプターで運ぶのみだろうか。看板では30日が工事終了日になっていたが間に合うのかな〜。食事を終え12時2分に竜神平を後にする。

   
 反時計回りに周回路を進む。分岐は12時19分、霧のブナ林を抜け、森のフラダンサーの所で少し撮影して淡々と下りる。雨でも一人くらいは登山者に会うものだが、今日はwaiwai隊が独り占めの皿ヶ嶺だった。


 24日【岩黒山】
 朝、目覚めて外を見ると、雲一つない晴天だ。最近の天気は天気予報で晴れマークがついていても、今一つスッキリしない曇りの事が多い。こんな天気はこの秋初めて、これは何処かに行かないとと、山登りの支度をする。石鎚山に登るのなら、せめて石鎚スカイラインのゲートが開く7時には行っておきたいもの。家を9時に出たのでは・・・、それで岩黒山に決めた。

  
 家を9時過ぎに出る。石鎚スカイラインのゲートからは、一番前の車のスピードが遅いので5台が連なってノロノロ運転だ。その車も御来光の滝展望所に入ったので後はスイスイと走って土小屋に11時過ぎに到着。11時25分、岩黒山に向かう。

  
 分岐を筒上山ルートと別れて岩黒山へ。笹が生い茂り登山道を覆っているので朝露でズボンが濡れる。少しは紅葉しているが、今一つの色合いだ。単独の男性が下りて来たので「紅葉はどうでしたか?」と尋ねると首をかしげて「今年は遅れている。そう何回も来れないので残念だ」と言っていた。

  
 大岩の手前の木が倒れているのをカメラを出して写した。この辺りの笹原の斜面は凄い、雪の時期、2002年3月2日に尾根伝いに行った時もあったが、その頃は、よさこい峠まで高知側から除雪していた時期があった頃の話だ。尾根の西側へと回り込むと、石鎚山から二の森の稜線がクッキリと見えてきた。

  
 岩黒山の頂上が近づくとコメツツジが出て来るが、良い時はどうなのかを知らないので比べようがないが紅葉は今一つだ。13時5分、頂上に到着。せっかく来たのだからと写したが、左の写真にもある看板が邪魔で撮りたいようには撮れない。

  
 一通り写して、昼食とする。風もなくポカポカと暖かい。よさこい峠〜瓶が森方面の全貌が見渡せるが、色が今一つだな〜。14時5分、下山にかかる。

   
 丸滝小屋へ下りずに分岐を横道へ。途中のブナの黄葉が逆光に映えて輝いている。筒上山ルートに出て一服する・・・と云ってもwaiwai隊の場合は、腰を降ろしてお茶を飲んで休むのだ。

  
 登山道は、倒木が折り重なり苔むしている。倒木に、一個だけツキヨタケが生えているがもう盛りを過ぎている。

  
15時3分、管からチョロチョロとしか出ていない水場を通過。ここまで来れば登山口はすぐ、15時15分に駐車場に戻る。朝は、紅葉狩りの観光客が多かったが、今頃の時間は石鎚山から下山してくる若者も多い。そういえば、今日は月曜日なので週休日に当たった若者なのかな?久し振りの石鎚山系の山登り(と云っても撮影がらみだけど)だったが、これで勢いが付ければいいんだけど・・・。