2014年     


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 17日【石鎚スカイライン〜瓶が森林道】
 3月31日から入院していたおっちゃんが一時退院したので、ドライブに出かける事になった。季節の移り変わりも、病院にいるおっちゃんも私も関係ない毎日を送っているので、あそこへ行きたいとかの気持ちを抑えている毎日、急にドライブと言っても山に登れるのなら思いつくのだが・・・。

  
 そんなこんなで、今の時期は岩黒山のアケボノツツジが咲いている筈、スカイラインからだけでも見れるかもという気持ちで出かける。久万高原町に新しい道の駅も出来たみたいだし、野菜ジュース用の野菜を買って帰ろう。道の駅「天空の郷 さんさん」に着くのがもう少し遅かったら駐車場に車を停めるのも大変だっただろうな。野菜を買って、開催中の「永遠の石鎚山系」写真展を見る。やっぱり、あれだけ大きくプリントすると迫力満点だな〜。鳥の鳴き声や、法螺貝の音もいい雰囲気だった。

 スカイラインから石鎚山の中腹にピンク色の塊が見え、岩黒山はピンク色に染まっている。土小屋に11時40分に到着、駐車場は満杯だ。石鎚方面だけ写してシラサ山荘で昼食にしようとすぐ車を走らせる。日替わりランチのキジ鍋焼きうどん定食を食べる。遠くに見える石鎚山を写して12時47分に出発。

  
 よさこい峠から大滝の方へ降りる予定だったが、瓶が森周辺のアケボノツツジを見てからにしようと車を走らせる。子持ち権現の登り口まで下りてみたが、笹が登山道に覆いかぶさっている所にマダニはいないのか・・・。子持ち権現の鎖をロープを使って登っている人が見えた。

  
 林道に戻り、子持ち権現の全体をパチリ。瓶が森の駐車場辺りはたくさんの人出だ。大滝方面に下りるのは止めて瓶が森林道を走り帰る事にする。今年の雪は多かったのだな〜、残雪とアケボノツツジを見ることが出来た。

 久しぶりに私もカメラを出し撮影していると、変な登山者がこの残雪を登り始めた。見ていたのは観光客ばかりなので、くちぐちに「危な〜い」とか、「やめといた方がいいですよ」「大丈夫ですか〜」とか言っている。そのオジサンは、「大丈夫、大丈夫」といい気になっている。シャッターを押すばかりになっていたのだが、そのうち下りてくるだろうと待っていると、なんてことなの"(-""-)" 尻シェードで得意げに下りてくるではないか!! その一度で終わりにするのかと思いきや、また上ろうとするので、さすがに黙っていられなくなり、「先に写しているのに・・・、貴方が上るのでどうしたものかと思っていましたが、すぐ下りて終わるだろうと待っていたのに、まだ上るのですか」、「貴方の尻シェードの跡で写せないじゃないの」と言うと、「そのアングルだと入らないよ」と言いながら去っていきました。いや〜あの年になっても、人の関心を呼ぶとわざとあんな事をするのねぇ。

 
 撮影も終わる頃、観光バスが二台連なって瓶が森方面から来てクラクションを鳴らしている。離合が大変な瓶が森林道、バスの後を走る方が楽だと思ってついて走っていたのに広い所で追い越せの合図だ。仕方なく先行していると、来るわ来るわ離合の苦手なドライバーの車が・・・。この広さが通れないんじゃ、後ろには観光バスが控えているのよ〜。久々の入院の一時退院、アケボノツツジが見えて良かったね、おっちゃん。