2012年      


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 19日【かいなぎ山】
 朝の所用から帰ってきたおっちゃんが何処かに行こう! と言うので、そろそろ大川嶺辺りの紅葉ははどうかな〜とドライブがてら行く事にした。

ロケハン 11:39 笠取山から かいなぎ山方面 ススキの高原になる
 11時39分に大川嶺の道路沿いの去年撮影した辺りに着いた。紅葉はもう少しといったところだ。それでは、笠取山からブナ林に行ってみるかと笠取山の下に車を停める。車の中でコンビニ弁当を食べて、12時20分に出発。女性二人が白いラブラドール犬を連れて歩いて来て笠取山に登って行った。笠取山の頂上で少し話す。テレビで放送したので来てみたとの事だった。

笠取山をバックに 水無山方面 かいなぎ山 13:8
 かいなぎ山まで行くつもりはなく、途中のブナ林辺りまでと思っていたのだが、結局せっかくだからとかいなぎ山まで来てしまった。かいなぎ山の頂上には“松山ハイキングクラブ”の真新しい標識が建っていた。これで分かり易くなったな〜。

歩いてきた笠取山方面 ブナ 林道に向けて笹が刈られている
 まだ紅葉は進んでない。所々に赤い木が見えたのだが近くに来るとどの木か分からないし、近くまでは行けない。尾根のブナ林を見てかいなぎ山山頂に戻り、コーヒータイム。14時3分に下山を開始する。14時40分、笠取山への登りを回避して林道に出る。出口は笹が刈られているので分かる。

林道に出て歩く 14:45 石鎚山 リンドウ

 
2000年5月5日〜6日にテント泊でかいなぎ山へ来た時は、この林道から笹原に突入したんだった。真新しく木等を切ったり整地してあった。ブナ林等に印が付けられていたり、笹が刈られていたりしているので、調査に来る人が車で来るのに便利だからだなと思っていたら、向こうから車が来た。

 「紅葉はもう少しだったでしょ」と話しかけられたので少し話した。‘しこくこげら 山本森林生物研究所’といわれる方でこの辺りの動植物の生態を調査していて本も出しているらしい。ネットで検索してみると、一冊2500円だった。表紙だけしか載ってないので、興味はあるけどちょっとね。とにかく面白い方だった。


 12日【皿ヶ嶺】


 9日から今日まで三泊で石鎚山の予定だったが、二泊で帰ってきた。NHKの番組班が入っているとの事で、朝の喧騒がイヤなのだ。それなら、気になっているツキヨタケの撮影だと、昼から皿ヶ嶺に出掛ける。

13:30 上林トンネル口から出発 センブリ 13:40 上林峠
 5日に見つけておいた場所に行くだけなので、上林トンネル南口に車を停めて13時30分に出発だ。上林峠への登山道にセンブリが咲いている。陣が森との分岐あたりで女性2人と出会う。上林峠で少しお話する。水の元から神の庭を経由して登ったそうだ。

分岐 14:3 5日に芽だったツキヨタケ もう少し高い所にないものか 良いんだけど空が入らないし・・・
 14時3分に竜神平への分岐を通過、5日にはまだ芽だった倒木のツキヨタケがもうグシャッとなっている。登山道横にも生えているには生えているが、空の星も一緒に撮りたいのでパス。なかなか思うようなのがない。風穴からの登山道に少し下りた沢の上に良さそうなのがあったので上がってみる。しかし、レンズの絞りを開放状態にするので、被写界深度が問題だ。諦めて、昼間の写真を一枚撮る。

 ここでアクシデントが発生! 2009年11月8日の芦生での悪夢が再び!おっちゃんに持って下りて貰った三脚のパンハンドルが無くなっているのだ。下りた距離は少しなので2人でよ〜く探したのだが結局見つからなかった・・・。なので、カメラを二つ持ってきたが、一つでしか撮れないのだ。パンハンドルの方は、2009年の時に取り寄せたのが帰ればあるので良いんだけれど。

 愛大小屋で時間待ち だんだん暗くなって来た 17:53

 結局、写す場所は9月28日にモモンガ? がいた木に決め、三脚をセットして愛大小屋で暗くなるまで待機させて貰った。そして、一時間以上の露光の2回目の途中で、先に昼間の写真を一枚撮った時のままの絞りかも・・・と心配になり確認すると、やっぱり、そのままだったのね。(*_*; それまでのはパーになり、もう一度セット。やっと一枚撮れて、二枚目の途中で電池(長時間露光の時は3時間しか持たないのだ)が気になり、確認すると寒さで消耗が早いのか切れている。電池交換して、やっとのことで二枚、満天の星の元でのてんやわんやの撮影だった。

 今回は早く帰れると思っていたのに失敗続きで上林トンネル南口へ戻ったのは13日の0時3分だった。


 9日〜11日【石鎚山】

10月10日山に恋するへ


 5日【皿ヶ嶺】

 明日(土)は、おっちゃんは日帰りで大阪へ行く用事がある。明後日(日)は、私が町内会の防災訓練と役員会がある。と言う事ですこしでも山歩きをしないとと昼から皿ヶ嶺に行った。

畑野川登山口 13:2 13:55 頂上 ヤマグミ?
 13時2分に畑野川登山口から登り始める。頂上までは目的のものはないので淡々と登る。途中で谷を横切る分岐に立てられていた標識が無くなっている。7月25日には立っている写真が残っているのでそれ以降に外されたのだろう。いろいろな考えの人がいるからな〜。

 13時55分に頂上に着くも誰もいなかった。頂上からの標識も無くなっている。頂上の ヤマグミ? の実を二粒食べてみると美味しかった。

石鎚山 倒木にツキヨタケ おっぱいのようなクチベニタケ
 頂上直下から昼間に石鎚山が見えるのは冬以外は珍しい。倒木にツキヨタケがついていた。クチベニタケも少し色褪せているようだ。

竜神平 14:28 倒木にツキヨタケの芽 ツキヨタケ
 14時28分に竜神平に到着。休まずに3日に見つけたキノコの場所に急ぐ。たった二日しか経ってないのにそのキノコは良い状態を過ぎていた。9月から皿ヶ嶺に来る度に、ツキヨタケは?、ツキヨタケは?と、うわ言のように言って探していたのだが、猿も歩けば棒に当たるのことわざのごとく、ブナの倒木があればどこにでも生えていたのね。ツキヨタケの芽も分かったのでこれからは焦らなくても良いのだ。
上林峠 15:43  トンネル南口 15:5 畑野川登山口 16:3
 15時43分に上林峠に下りて、上林トンネル横を経由して畑野川登山口に戻ったのは16時3分で約3時間の皿ヶ嶺周回だった。また、風穴で3日に工事していた個所(舗装工事)は、コンクリートで固められていた。



 3日【皿ヶ嶺】

 先月28日の夜、ツキヨタケの撮影に行ったが、10枚写せるフイルムの3枚分しか写してない。10枚写さないと現像に出せないので、まだ月が満月に近いが、28日に芽だった木のツキヨタケがそろそろ大きくなっている筈と撮影に行く事になった。

遊歩道の整備とかで通行止め 14:57 トリカブト 紅葉始まる
 15時前に風穴に着き、登山口近くに車を停めようとするが、大きなミキサー車が停まっていて運転手さんが通行出来ないと言っている。そう言えば上林林道で他のミキサー車にすれ違ったな〜。運転手さんに聞くと、遊歩道の整備だとか・・・。反対側から回りいつもの場所に車を停める。

 下山中の男女2人連れ、女性2人連れとすれ違う。三脚を持った単独の女性とすれ違いざまに、「リンドウが咲いているというので来たのですが見つけられませんでした」と声をかけられる。「竜神平の周回路の木の橋を渡ったあたりから咲いていますよ」と言うと、残念がっていた。

ジンジソウ アカハラ ベンチの横の枯木
 沢筋の少しうえにジンジソウが綺麗に咲いていた。登山道の石がずれた辺りからアカハラが這い出してきていた。ベンチの所のブナの枯木にもツキヨタケの芽が付いているのを見ていたのだが、ツキヨタケが出てるには出ていたが、木にへばり付いていて下から見ても傘が見えないのでここでは写せないな〜。

可愛いキノコ  竜神平 16:20
 見つけておいた場所へ急ぐ手前で可愛いキノコを見つけたが、今日はマクロレンズはないのでおっちゃんに任す。ツキヨタケの場所に着き、大体の場所を決め、三脚を一つ立てておく。暗くなると三脚を立てるのも面倒なのでね。

 それから、もう一つの目的、夕陽がブナの木に当たる場所に急ぐ。

17:1815:36 17:42
 前回よりは、陽が沈むのが早いだろうと気が焦る。やっと、到着し三脚とカメラをセット、しばし陽が落ちるのを待つが、この前より雲が多く日差しが弱くなってきた。17時36分頃からだんだんと射しこむ夕陽が色づいてきて強くなったり弱くなったりする。シャッター回数は私の場合4回しかないのだ。(10枚の内、ツキヨタケの長時間露光に3枚は残しておかないと・・・、それに長時間露光の為にisoを変えたりするのでどうなっているか分からないのが心配だ) 最後に色が濃くなったと思ったらスーっと消えて、17時42分に今日のドラマは終わった。深い森の中で自然を感じる事が出来て幸せな気持ちになるのはこんな瞬間だ。

東温市の夜景を写したつもり 風穴 9:37
 その後、三脚をセットしておいたツキヨタケの場所に引き返す。雲が多く、19時30分の月の出の時間が来ても空は雲に覆われている。星空だと星が流れているように撮れるのだが、月が出ると明るすぎる。曇り空だと月は雲に隠れているが、どう撮れるのか・・・。とにかく初めて撮影するので、チャレンジするしかないのだ。

 撮影が終わるまで、羽毛のジャケットを着込んでいるにも関わらず おっちゃんは寒そうにしている。私とは皮下脂肪が肌襦袢一枚分は違うので(^_^;) ズボンの下にタイツを履いたらと言ったのに、履いてないと言うし困ったものだ。今回は、実験の段階なので20時45分には撮影を切り上げ下山する。前回モモンガ(?)がいた木には今回は何も居なかった。風穴に21時37分に下山した。