2012年      


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30日【鋸山・皿ヶ嶺】

 豊受山に連なる鋸山に大きな山桜が咲くとのFalconさんの情報で行って見る事にした。1999年3月28日に豊受山には登っている。この頃の山行日記は2002年にhpを立ち上げたのでそれより以前のは3枚の写真と短いレポなので読みかえすと笑える。

鋸山

岩棚から瀬戸内を望む 12:25 12:30 下山 翠波高原の八重桜
 翠波高原からミツマタの広場の前の林道を走り、アンテナ塔の先の三叉路を左にとって少しで未舗装の林道がある。ガタガタで心配だったが行ってみるとちょっとした空き地に車が停まっていたので間違いなかったと停める。その車の登山者が帰ってきて「咲いていましたよ、下を向いていたけど」と話してくれる。

 林道を少し歩くと立派な登山口の標識がある。「未舗装になるかどにも標識があったらいいのにね」と言いながら登り始める。いきなりの急登でしんどい。まぁ30分だと言うから我慢。登山道脇の灌木の新緑がすがすがしい。右手に岩が見えたので行ってみるとミツバツツジが綺麗に咲いていた。頂上に近い方の岩から山桜が見えたが、もう既に散ってしまっていた。山名のある所で弁当を食べていると、単独の男性が登ってきた。三脚とカメラを持っておられたので、少し話をする。カタクリの花を撮りに来られたそうだ。話しているうちに、1月9日に石鎚山の夜明し峠で挨拶をした事のあるSさんだと判る。彼はカタクリの場所へwaiwai隊は下山にかかる。

 翠波高原の八重桜が見頃で満開だった。天気が悪いので観光客は少ないようだ。

皿ヶ嶺[天狗の庭]

 出来ればもう一ヶ所“皿ヶ嶺・[天狗の庭]”に行きたいと思っていたのだが遅くなってしまった。まあ登る訳でないし、靄もでているみたいなので行く事にした。

みずみずしい森 アミガサタケの仲間 ピンクのエンレイソウ
 誰がつけたか[天狗の庭]は、しっとりと水分を含んでその名の通り神秘的な雰囲気だった。

ヤマシャクヤクの蕾 ホソバノアマナ ヤマブキソウの蕾
 これからの皿ヶ嶺は、一週間も行かないと次々に咲く花に出会えないかもしれない。夕方5時過ぎだというのに何台か風穴に向かう車とすれ違った。


 24日〜27日【春の花めぐり】U

 山行とは別の撮影の為のロケハン、その後の撮影等の記録、第二弾。

4月24日 皿ヶ嶺[天狗の庭・風穴]

19日に行った[天狗の庭]、まだ5日間しかたっていないのに季節が進んでいる。この森でリスを見かけた事があるので撮影しようと35mmカメラの望遠レンズを持ってきた。
ミヤマカタバミ
 ところが、朝早くきたのでまだ動き出してないのか・・・、鳥の声と、ガサガサ音がするので見るとネズミだった。

エンレイソウ 苔
 おっちゃんのデジイチに私のマクロレンズを貸してあげたので、今回は小さな花も上手く撮れている。

ワチガイソウ エイザンスミレショウジョウバカマ
 花が咲けば、虫がと言う訳で早くもこめかみを刺された。こんな事もあろうかと虫さされの薬を持って来たのでつける。帰る頃になんかまぶたが重いな〜と思ったら、まぶたも刺されていて腫れあがってしまった。明日は知人の写真展に行く予定なのに困ったな〜。(結局、朝になっても腫れていたのでメガネをかけて出掛けた。)


4月26日 面河ロケハン
アケボノツツジ  
 去年、連休に面河に行くとアケボノはとっくに終わったと言われたので、今年は連休前に行くのだと思っていた。おっちゃんが1時過ぎに帰ってきてネットサーフィンしていて、「面河のアケボノが21日から咲いているらしいので行くか?」と聞いてきた。「ええ〜 今から〜! 早くも咲いてるの? 21日ならもう終わってるんと違うの〜」と言いつつも、明日は渓流釣りの予定なので行くなら今しかないと急遽行く事になった。結局、このアケボノしか見る事が出来なかった。レンズもあわず、来年のロケハンだわ!

4月27日 渓流釣り

取水口のお飾り 私が初めて釣ったアマゴ 
 今回は私も釣る事にした。ところが、おっちゃんが一人で行く時は早起きして出掛けるのに、遅く目覚めてしまった。そうなると、いい釣り場には既に釣り人が・・・。仕方なく人里に近い川で釣る事になった。取水口の所には里山らしくお正月のお飾り、節分(?)の目刺を巻いたもの等が祀ってあった。おっちゃんが下流へ行っている間に小さいあまごが釣れたのだが、すぐに枝に針が引っ掛かってしまった。

見上げれば新緑のモミジ こんなオブジェも転がっている 
 そこから釣り上がって行くのだが、ちいさな淵があり綺麗な場所だったので「やっぱり、ここで待ってるわ」という事になってしまった。ところが全然あたりがないので、もう一段上がってみると、もっと良い場所だった。上を見上げればもみじの新緑、倒木のオブジェもあったりして、おっちゃんのデジイチでちょこっと撮影。

虹が見えた 水辺に斜光も射しこんでくる 釣果
 ふと下の滝を見ると、虹がかかっている。釣りの方はというと餌取りのアブラハヤばかり・・・。アマゴが見えたのでそこに餌を落とすと、寄っては来るのだがすぐにクルリとかわしてしまう。賢いもんだな〜。谷の日差しは斜光になるのが早く、水面に差し込んで来て良い雰囲気だ。それにしても、おっちゃん遅いな〜と車に戻ろうとする頃に迎えにきてくれた。車で待っているかと思っていたのに居なかったので探しに来たそうだが、車のキーがないのに戻れないよね。アマゴは、今日も唐揚げにして食べた。


 7日〜22日【春の花めぐり】T

 山行とは別の撮影の為のロケハン、その後の撮影等を記録。

4月7日 内子方面ロケハン
タバコ畑と桜 石畳の枝垂れ桜
 5日に石墨山に登った。そろそろ桜が咲き始めているかと、内子方面にロケハンに行く。石畳の枝垂れ、相野の花は上の方が少し咲いている程度。

4月11日 相野の花
相野の桜 相野の桜 法蓮寺の枝垂れ桜
 7日に皿ヶ嶺に登った。5日のロケハンでもうそろそろかと出掛ける。雨だったので池の映り込みはなし。法蓮寺の枝垂れ桜はそろそろいい感じ、ライトアップの用意をしていた。

4月12日 源太桜
久尾エドヒガンサクラ 塩が森のシャクナゲ 源太桜
 塩ヶ森から久尾エドヒガン桜を見に行く。その後、ワラビを一食分採る。昼から、源太桜に行く。去年より満開だった。

4月13日 渓流釣り
4月13日釣果
 おっちゃんん単独で渓流釣り。大きいのを塩焼き、その後は白焼きしておせちの飴炊き用に冷凍する。

4月14日 西村大師堂の桜、小田深山、嵯峨子城址ロケハン
西村大師堂の枝垂れ桜 トサコバイモ カタクリ
 西村大師堂の枝垂れは良く咲いていたが天気が悪かった。その後、小田深山により、トサコバイモ・カタクリを見るも、カタクリは雨の為開いてなかった。

嵯峨子城址 フデリンドウ ソメイヨシノ
 ついでに、嵯峨子城址の枝垂れ桜のロケハン。まだ、ソメイヨシノが綺麗だった。ワラビを一食分採る。フデリンドウがたくさんさいていた。

4月16日 七折れ梅林
ミツバツツジ 
 Falconさんの情報で七折れ梅林に撮影に行く。曇りだったが途中で雨が降り出す。ワラビが生えていていっぱい採れたので、おっちゃんの友達にあげる。

4月17日〜18日 七折れ梅林(蕨採り)、嵯峨子城址
晴れのミツバツツジ 嵯峨子城址の枝垂れ桜 
 夕方から嵯峨子城址に撮影に行く予定だが、天気も良くなりワラビをもう一度採りたくて再度出向くが、三脚を忘れた。おっちゃんの実家とももさんにワラビを届ける。ぐずぐず支度をしていて嵯峨子城址に着いたとたんに日が沈んでしまった。

月と木 早朝 ガスが出て来た
 弁当を食べて真っ暗になったので車で寝ていると車が一台来た。カメラマンかと思ったが40分くらいいて帰った。目が覚めてしまったし、空をみると満天の星だったので長時間露光をする事にする。20分位経った頃、車がきた。レンズにライトが当たったのであわてて切る。その後、カメラの前を横切られたり、自分で三脚を蹴ったり、電池が切れたりのトラブルを繰り返したがなんとか3枚は写せた。カメラマンはそのうち帰ったので、寝る事にしたが、寒さと枕がなく代わりのものが高くて眠れなかった。月が上がる前に天の川を撮りにきたとデジタルカメラのカメラマンがくる。一台は自動にして二台で撮っていた。いろいろなタイプのカメラマンが居るものだ。彼が帰る前に液晶を見せて貰ったが桜と天の川がバッチリ写っていた。そのうちに三日月の月が昇ってきた。朝陽はガスで見えなかった。

4月19日 皿ヶ嶺[天狗の庭・風穴]
ハルトラノオ ハシリドコロ エイザンスミレ アワコバイモ
 10日に行ったっきり、しばらく皿ヶ嶺に行ってないので行ってみた。おいわさんのレポの通り、撮ろうと思っていたニシヤマタイミンガサはすっかり葉が展開してしまっていた。それでも撮っていると、にわかに雨が降ってきてすぐに土砂ぶりになってきた。

4月20日 渓流釣り
4月20日釣果
 おっちゃん単独で渓流釣り。マスも混じっている。唐揚げ粉を買っておいたので、全部唐揚げにし、翌日も食べた。

4月21日 久万高原町・黒川
   
 一人で渓流釣りに出掛けた後は、お詫びに撮影に行くのが恒例になっている。渓流に咲く山桜がそろそろいい頃だと出掛ける。雨が降っていたが、そんな事は気にしないのだ。

4月22日 嵯峨子城址
嵯峨子城址 ガスが出て来た おふくろさん
 Falconさんの情報で、嵯峨子城址の桜が満開との事。去年も撮ったし・・・、土日の大勢のカメラマンと考えただけでも臆するが、カメラに3枚分のフイルムが残っていたし、義母にこの枝垂れ桜を見せてあげたいと思い義妹も誘って行く事にした。尚、このhpの“waiwai山行の記録”、“藪日記”、“山日記”等の写真は特に明記のないものはおっちゃんの写真です。


 10日【皿ヶ嶺】

 昨日は、おっちゃん・義父母と花見だったが、里の桜も満開だ。そろそろ山の花も咲く頃と皿ヶ嶺に決めた。

9:35 水の元出発 エイザンスミレ タチスボスミレ?
 今日も水の元から出発。時々お見かけする方は水の元から風穴方面に向かった。waiwai隊は[天狗の庭]から上林峠へ向かう。間伐でつけられた作業道の路肩にエイザンスミレやタチツボスミレが咲いている。

ハルトラノオ ハシリドコロ 
 [天狗の庭]にもよ〜く見ると春の息吹が感じられる。おいわさんのレポにも登場しているこの植物は何だろうか、きのこの本を見ても載ってなかった。Falconさん情報で≪シロキツネノサカズキモドキ≫と判明。Falconさんありがとう。


ユリワサビ トンネル横の道の例の木が・・・ 10:21 上林峠へ
 この他にもエンレイソウ、早くも頭頂部に蕾をつけたヤマシャクヤク・ルイヨウボタンが出ている。天狗の庭からトンネル横の道に上がる所の例の木(2月6日・3月28日)が切られている。又、岩が転がって木が道を塞いだのだろうか・・・。

峠までの道に祭られている 10:36 上林峠 上林峠を越した所のお地蔵さん
 上林峠までの峠道にはお地蔵さんが祀ってある。昔の人の往来がしのばれる。上林峠で小休憩する。ここから竜神平には向かわず、畑野川コースで皿ヶ嶺頂上に登る事にする。これは、最近のおいわさんがしばしばとっているコースに習ったものだ。

トンネル横に出る 10:50 つくし 11:10 畑野川登山口 
 トンネル横に出て、林道を歩く途中でツクシが生えているのを見つけたので、今晩のおかずに一食分採取する。やっぱり収穫があるのは嬉しいものだが、さすがに、林道ののり面際に生えている林のようなツクシは敬遠した。畑野川コースの登山口を11時10分に出発。

真新しい標識 11:29 竜神平からの分岐 目印の赤テープ
 このコースにも新しい標識がめだつ。愛媛森林管理署の標識も所々に立てられている。20分くらいで竜神平からの分岐に着く。水の元ですれ違った、時々お見かけする単独の男性が頂上から下りてこられた。「お早いですね〜」と言うと、「何もする事がないのでさっさと下りました」と言われた。「ツクシがたくさん生えていたので採っていました」と話して分かれる。

11:58 皿ヶ嶺頂上 10:26 十字峠 コーヒータイム 13:0
 そこから30分程で頂上に着く。単独の男性が入れ替わりに下りていった。誰もいない頂上でゆっくり食事。てっきり、竜神平経由で下山すると思っていたのに、おっちゃんは十字峠〜急登コースで下りると決めていた。途中で単独男性とすれ違う。いろいろ花の芽がでているか確認し、のっこしでコーヒー休憩とした。

13:10 分岐 ハシリドコロ バイケイソウ 風穴の井戸のケシ
 急登コースは冬のロープが外され、登山道の整備をしてくれている様子がうかがわれた。途中からトラバース道におりたが、冬に登山道が判るようにリボンをつけた竹がさしてあったのだが、リボンがつけられたままの竹が、登山道の下の方に捨てられていた。いろいろな人がいて、いろいろな考えがある。以前、『登山道を整備して板を設置していたが、それが投げられていた』と、愛大小屋で聞いていたが・・・。

アワコバイモ 目印の棒 と アワコバイモ 目印が乱立
 風穴から水の元に下りる途中で、登山者ではなさそうな女性が花を探しているのだろう下を一生懸命見ている。そして、「こんな所にもコバイモが」と何か挿している。「下の方にたくさん咲いていますよ!」「木を挿していますからすぐ判りますよ〜」と言っている。やっぱりいろんな考えをする人がいるんだと思う。登山道の踏まれそうな場所に咲いているのなら踏まれない為に印をつけるというのは理解できるが・・・、路肩に咲いているのに印を着ける意味はあるのだろうか。そして下りてみると、一角に何本もの木の枝が挿してあった。もちろん、アワコバイモは挿して無い所にもたくさん咲いていた。



 5日【石墨山】
 先月は、10日に剣山に行った後は皿ヶ嶺に行っただけなので、随分と登山から遠ざかっていた感じがする。今の時期は山に雪もなく花も咲いていない、かと言って石鎚スカイラインが開通していても、土小屋からのトラバースはまだ残雪が多く危険、それを押してまで行こうというやる気が湧いてこない。それでも、少しは身体を慣らしておかないとと石墨山に決める。

9:45 登山口  10:15 東温小屋 着
 9時45分に登山口を出発。間伐の為につけられた作業道も当初は歩きにくかったが、落ち着いてきている。こうなる前の登山道がどうだったのかだんだんと記憶が薄れる。

東温高校小屋 檜が大きくなっている 伐採が進んでいる 11:4 急登を上る
 東温高校の小屋の前に10時15分に到着しコンビニで買ったサンドイッチで一息入れる。そこから笹が生い茂った小道を行く。2001年9月2日に登った時には、この辺りは伐採したばっかりで石鎚山方面も展望できたのだが、10年余りが経ち植林されたヒノキも大きく育ちうっそうとしている。尾根道を上がる頃から間伐されて明るくなってきた。だんだんと急登になり11時9分にやっと石墨のわかれに到着。

11:9 石墨のわかれ  楽しい登山・守ろう山野草 広島「登山と写真を楽しむ会」
 風が強くて休んでられないので、風が弱くなる所まで行く事にする。‘楽しい登山・守ろう山野草’とわざわざ広島からきた団体が木に掲げている。

風を避けて休憩 11:18  ロープがかかる岩 11:37
 ピークを一つ越えて冬の間に雪の重みでブッシュが平になっている所に下りて今度はおにぎりを食べた。風がなければうららかな春の感じだ。そこからもう一つピークを越えると岩の所にきた。2010年8月27日に来た時にはここで待っていたのだが、今日は休む所が良かったのね。直ぐに岩の所に着いたので前のようにここで待っていると言う気持にはならずにすんだ。
私は岩を巻く  11:50 誰もいない頂上
 しかし、ロープはあるが岩を越える気持ちにはならず(前は平気だったのに)、私だけ岩の横を降りる。11時50分に頂上到着。石鎚方面は何も見えず。テルモスの紅茶等を飲んですぐ下山する。

下山 下山も私は巻き道 12:13 12:27 石墨のわかれで別れる
 岩の所は下山の時も巻き道。元気が残っていたので白猪峠に降りると言う提案にのるつもりだったのだが、わかれに来たとたんに気が変わった。(^^ゞ 急登の下り口で、おっちゃんに手を振ろうとしてすってんころりと尻もちをついてしまった・・・、油断大敵ね。\(~o~)/ おっちゃんよりは車に先に戻るのはわかっていたので車のキーを預かり、マイペースで下りた。ここからはおっちゃんのレポ。


12:38 法師山分岐 法師山 12:40 石墨山方面
 【waiwai記】
 「帰りは白猪峠へ廻って降りるか?」に、「私は元の方へ降りる」と、相棒は尾根分岐から唐岬の滝登山口へと降りて行った。一方小生は、“別れ”から少しで法師山のトラバース分岐に着く。もちろん、私はピークを目指す。相棒と別れて10分余りで小休止である。来し方には春霞に石墨への尾根を望む。

西尾根を降りる トラバース分岐 13:12 峠のお地蔵さん
 未だ、初春の彩りの西尾根は踏み跡が明瞭に続いている。トラバース道への降り口にはロープが設置された急崖だ。そして、縦走路を淡々と進むと、鞍部に峠のお地蔵さんが鎮座している。お地蔵さんには『文化7年』と彫られていた。帰宅後調べてみると、西暦1810年だという。200年余り前から鎮座していることになる。一体何人の人々が目にした事だろう。頭部は剥離されていたようだが、誰かの手で応急措置が施されていた。

縦走路分岐 13:30 白猪峠 白猪峠を望む
 お地蔵さんから少し上がったところに、白猪峠へと降りる分岐がある。分岐から20分ほど降りると前方が開ける。そこに白猪峠の看板が掛けられている。春は未だここまで上がって来ていない。ここでも白猪の滝へと降りる路と唐岬の滝へとトラバースする路へと別れるのである。もちろん、今日は相棒の待つ後者の路をとる。小さな峪を二つ渡ると、植林の作業道を辿り登り返すこととなる。乗越しには、ショベルカーが残置されていた。

植林の作業車 14:00 唐岬の滝登山口駐車場
 この界隈では、間伐や場所によっては伐採の作業が進んでいる。おかげで、登山道と林業作業道が重なっているので、注意して進む必要がある。そんな路を30分ほど歩くと今朝の登山口に着く。相棒は、助手席で一休みしていたようだった。