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 4日【皿ヶ嶺】

雨龍の滝 飛龍の滝
 2日、高知県中津渓谷『雨龍の滝』  3日、高知県安居渓谷『飛龍の滝』  に来年の干支【龍】を求めて行きました。

 久し振りに天気回復もよう、こうなると皿ヶ嶺でしょ、と決める。
自宅のイロハモミジ 風穴 10:35出発 落し物の万歩計を石の上に置く
 今年は、どこの紅葉もいまひとつだったが、我が家のイロハモミジは結構綺麗に紅葉した。風穴の登山口を10時35分に出発。さすが日曜日、駐車場にはたくさん停まっている。風穴の所は空いてないかもと、下の大駐車場に停める。

 10日ぶりの山歩きなので、急登コースはやめる。二つ目のつづら折れを越え大岩を越えた所で万歩計が落ちているのを見つける。上に登山者が見えたので声をかけたが、聞こえないのか返事はない。目につきやすいようにテツカエデの標識の下の石に置いておく。

登山道から落ちたらしい 竜神平分岐 11:20 晴れたり曇ったり
 急登コースへの分岐が近づくと、急登コースから大勢の声が聞こえ、「何にでもつかまり〜!」と叫んでいる。女性ばかりのグループの誰かが登山道からずり落ちたみたいだ。大丈夫なようなのでそのまま登る。登山道でない所を登る人が3人、何か探しているようだ。石だけは落とさないでね。枯れ木の所のベンチで子供づれのハイカーが4人と、男性が休んでいたので、男性に万歩計の事を話すと「私のです、今気付いたとこです」との事。「竜神平を2周して、頂上に行き下山すると10000歩と分かるのですが、ありがとう」と言われた。竜神平への分岐右にとり、11時23分に愛大小屋へ到着。

気温は4℃ 畑野川分岐 11:42 頂上への分岐 11:47
 小屋前のベンチで、いつものコンビニで買ってきたサンドイッチと紅茶で昼食休憩とした。すると、愛大小屋で休んでいた方から「寒いから中で食べたら」と声をかけていただいたが、「あまり寒くないので外で食べます」と答える。竜神平一周を止めたので、畑野川コースの途中まで下りて頂上へ登るコースを行く。11時42分分岐、そこから少し降り5分で頂上への分岐。この前、頂上から畑野川コースの標識があったのでこちらはどうかと思っていたのだが、やっぱりちゃんと標識を立ててくれていた。

三つ目の沢 11:53 杉の植林地 頂上が見える 12:10
 沢を三ヶ所横切り、植林帯を登ると自然林になる。ここまでの植林帯の登りが以外ときつい。すっかり葉を落とした自然林からは、頂上がよく見える。

頂上 12:16 頂上 12:18 頂上は大賑わい
 そこからは、遠いように見えるが5分余りで頂上だ。頂上広場の賑わいがよく聞こえる。12時17分到着。直登コースで誰かが落ちていた女性グループ、真新しい格好や装備の5、6人のグループが休んでいて、ベンチで会った親子連れのハイカーも登ってきた。駐車場で出発準備をしていた若いペアも登って来た。さすが日曜日だ。頂上広場のベンチが一杯だったので、少し三角点寄りの丸太ベンチでコーヒータイムとした。おっちゃんは、今日もマグカップを忘れて来たようだ。近くの山へ出掛ける時は、必ず忘れ物がある。

十字峠分岐12:44 のっこし ロープ
 前回と同じコースで、12時44分十字峠、直登コースから横掛け道へのロープが付けられたコースへ下りる。最近、冬道の為だろうと思うけど赤いリポンが付けられた竹がさしてあるけど、まさかこれに体重を預ける人はいないよね。

 直登への分岐 13:10 下山 13:22
 道はぬかるんでいて、急坂に置かれた木道が滑り厄介だ。このコースは、先日よりロープが増えていた。雪が積もった時にこのコースを登るのが楽しみだわ。でも、自己責任で。(^。^) 13時22分に下山。カメラを出すシチュエーションも無く、わき見をするような景色にも出合えないまま淡々とした一日だった。


 10日【皿ヶ嶺】

 2、3日前から寒波襲来、石鎚山に行きたいがまだ冬山に行くには準備が整わないし、おっちゃんも用事がある・・・。おいわさんの写真展の初日だから行く予定にしている、で皿ヶ嶺に行ってからだと写真展にも行けると決めた。
上林峠分岐 9:24 神の庭 
 家の前から皿ヶ嶺を見ると、山はガスに覆われて見えない。上林には雪は降ってないようだが、上の方の杉には積もっているのが見えた。林道を走っていると、高度が上がるごとに雪が積もっている。タイヤもまだ夏用ですり減って溝があまりないし、チェーンも積んでないし、スコップも倉庫の前に出したままだ・・・、一抹の不安が残るが慎重に走りなんとか大丈夫だった。雪が降ったら撮影しょうと思っている所があって、まずそこへ行く事にする。上林トンネルの手前に車を停め、出掛ける。10分くらいでそこには着いて撮影を始めた。(山行記の写真はおっちゃん撮)

ダイコンソウ  風穴 10:58
 上林峠への分岐までのトンネル横の道にダイコンソウの花が雪の中に少し咲き残っていたので撮影する。風穴への道路には二台のタイヤ跡があるが、駐車場には一台も停まってなかった。

登山口 11:12  ケヤキ
 大駐車場の方に車を停め、準備をして11時12分に風穴登山口を出発する。駐車場から一人歩いた足跡があり、上の駐車スペースに一台車が停まっていたので、その方達のだろう二人の足跡が雪道に続いている。九十九折れの登山道のカーブにある大岩には落書きがあるので、普段は撮りたいと思っても撮れない。雪が積もっていればいたで手形があったりしているが、今日はお行儀のいい登山者(笑)なのか真っ白で綺麗なので撮る事ができた。題して「冬の食卓」「森の食卓」かな〜。私が撮ったのは、プラス補正したのにまだ足りず灰色に写っていた。(^_^;)

白蛇 11:57 
 おっちゃんお気に入りの、冬に現れる白蛇を写して、いつもの休憩所ベンチと枯れ木の場所に11時57分に到着したが、寒いので休まず進む。

森のフラダンサー 竜神平分岐 12:14 愛大小屋 12:33
 森のフラダンサーで三脚を出して撮影していると、ご夫婦(?)が通りかかる。「今日は土曜なのに登山者が少ないですね」とおっちゃんが話しかけている。上林峠方面の道には足跡がないので、ベンチを写しに行こうと思ったが、先に竜神平に行く事になる。おっちゃんは寒いようだ。愛大小屋の前で若者が遊んでいたが、登山者というより普通の若者が遊びに来たという感じだ。

 愛大小屋にも大勢いるような感じなので、中に入るのを躊躇していたのだが、寒いし・・・。中に何人休んでいるのかを聞いてみると、「空けますのでどうぞ」と言ってくれたので入る。中には7人の若者が寒そうにしていた。「風穴からは足跡がなかったので六部堂から来たのですか」と尋ねる。「大学の登山部?」と聞くと「それよりゆるいハイキングクラブです」との事。松山からバスできて登って来たとの事。迷いながら苦労してやっと来れたとの事だった。登山用の格好でなく、5枚も重ね着をしているそうで着ぶくれてまるまるとしているが寒そうで震えている子もいた。出発までここで一時間と決めてあるみたいで、まだ30分あると言っていたので、「外で身体を動かした方がいいんじゃない」と言っても元気がないとか言って腰をあげるふうがなかった。15分弱で軽く食事をすませて、おじさんおばさんは愛大小屋を後にした。

分岐12:50 上林方面のベンチ 分岐から7分かかる いつものベンチ 下山 14:25
 竜神平から上林峠周回コース方面に一人の足跡があったので、その方が分岐で風穴方面に行っていたらあのベンチに足跡が・・・。そしてやっぱり風穴方面に足跡が続いていたので、上林峠方面のベンチを写しに行く事にする。分岐から7分くらいでベンチにつき撮影するも、後ろの木が変に倒れているので写しにくい。一通り写して引き返す。たんたんと下りて14時25分に風穴についたのだが、林道に雪がありスタットレスタイヤに替えてないので慎重に走り家に帰り着くのが遅くなり、おいわさんの写真展に行くことが出来なかった。写真展には後日(火曜日)行った。


 17日【皿ヶ嶺】

【waiwai記】
おいわさん写真展
 10日においわさんの写真展へ行く予定だったが、13日に出掛けた。喫茶店の展示写真は綺麗に飾られていた。また、滝見仲間も沢山来られて盛況のようだった。おいわさんの滝の写真は、自サイト(出たがり家族のお出掛け日記)でも見られるが、ホームページ上の小さい画像とは一味違う写真に出来上がっていた。

貸切バスの若者 風穴 10時6 先日の残雪と霧氷
 登山口のある上林集落で工事をしていて、通行待ちをしていると小型マイクロバスが後ろに付けた。風穴の駐車場まで付いてきたバスからは若者の集団が降り立った。相棒が「先週の若者集団なんかなぁ〜」と呟く。しかし、ブーツ姿の女子も混じっていた。一緒に山へ登るんかなぁ〜。私が「ちょっと遊びに来たんじゃない」と返事したのだが、とにかく、いつものように出発だ。

いつものベンチ 10時38分 定点観測木 霧氷を見上げると
 先週降った雪も融けていて、登山道脇に少々の残雪がある。しかし、少々上がると木々に霧氷。昨晩からの小寒波で小枝にもエビちゃんが・・。しかし生憎、空は曇り・・・今日は青空が望めないかも!

小枝にもエビちゃん 竜神平の霧氷 小屋に入るのは中高年?12時8分
 もう、毎週のように皿ヵ嶺行が続いているので代わり映えしないレポである。昨年(6月に大阪から帰郷)から、何度目の皿ヶ嶺だろうか?しかし、ここで出合う人達は土日だといろんな人達に会えるので、人間模様や出合いには興味津々でもある。その“興味津々”の人達が、今回は前述の学生達だった。私達は撮影の場合、通常のルートを辿った場合でも一時間ほどの寄り道となる。今回も竜神平周回コースを辿り、愛大小屋前へ着いた折り、小屋前に学生達は到着していて、雪合戦を楽しんでいたのだった。我々は、小屋へ入り昼食休憩とした。学生達は、先週の人達とは違うグループとの事だった。小屋には、我々より少し年配の二人のオジサンと、三人のご婦人が休憩中だった。学生達とは違う意味で賑やかな人達だった。ご婦人達のグループは、「下から、赤柴峠へ行って頂上には寄らなかった」と言っていた。

 頂上直下のブナ 久万方面 12時58分
 食事を終える頃、三名の人達が入って来たので、入れ替わるように我々は頂上へと向かった。今日の曇り空と気温では、霧氷も落ちる気配は無い。新雪は薄っすらと積もっていて、先日降った雪の上に積もっているが、日差しの当たる場所はガリガリに凍っている。歩く場所に依っては、簡易アイゼンが必要かなぁ〜・・。と呟きまがら頂上へ。

学生さんも下山 立派なブナ 十字分岐 13時43分
 夏道と変わらない時間で頂上到着だった。学生達グループは昼食も終えたようだった。隣りのベンチに腰掛けていた女学生は「某大の農学部」で「授業(課外授業か?)の一環」で先生の先導で来たとの事で「初めて霧氷を見た(広島出身)」や「大阪の山では雪が積もらない」などなど、楽しんでいる様子だった。また、ブーツの女子も元気に楽しんでいるようで、我々がコーヒを淹れているのを興味深そうに話しかけてきた。彼らが三角点を見に出発したのを機に、我々も頂上下のブナの撮影だ。

直登の道 分岐で出合う 14時15分帰着
 撮影が終われば、三角点経由十字分岐から直登ルートでの下山である。このコースからの下山は、条件的には簡易アイゼン必携だろう。この先には、今の時期、撮影対象となるものは無い。ただ急斜面の凍った道でバランスを崩さないよう、また目印に突き刺している竹には体重を掛けて掴まないように、慎重に下りたのだった。そして、トラバース道との合流点でアイゼンを外す。そこで、学生集団が降りて来たのに出合う。駐車場の彼らを待っているマイクロバスは、運転手がエンジンを掛けっ放しでいた。彼らの中で“山岳部”へ興味を示す人達は居ないんだろうなぁ〜、このご時世では。