5月連休


 2日〜3日【一の森】
一の森の朝山に恋する  ’09 一の森 


 4日【小田深山】
イワツツジと渓流 イワツツジ2
 去年10月に涸沢に連れて行って貰ったAさんに、連休も連れて行ってと頼んでいたのだけれど、3日には剣山本宮の信者さんに去年の取材のお礼を言わないといけないし、写真集も一の森ヒュッテに持って行かないといけない、又 実家の両親からの相談事も聞かないと・・・、市役所に水道料金の事で出向かないと・・・、等々いろいろ片づけないといけない用事があったので泣く泣くお断りの電話を入れた。<(_ _)>
 3日に一の森から下山して美馬IC〜川内ICをETC割引で高速料金1000円で愛媛に帰省。天気予報は雨のちくもりだったので撮影には丁度よいと言うわけで、渓流釣りがてら撮影となった。家を出たとたんにおびただしい数の毛虫が玄関にも外の壁にもうようよしている。枝垂れ梅と、ピラカンサの葉は一枚も葉がない状態で毛虫がぶら下っていたので、家にあった殺虫剤をかけたのだが・・ すぐに空になってしまったので、帰りにホームセンターで買って帰らないと・・・。

イワツツジ3 こんなにしてまで撮ったのに・・・
 連休にいつも行く渓流のイワツツジは、例年だと後2、3日で咲くというような蕾でがっかりしていたのだが、今年の暖冬のお陰で奇麗に咲いている。おっちゃんの渓流釣りは来るのが遅すぎて、いまひとつあたりがないみたいで早々に竿を納めた。後は、私の助手に徹して、足場が悪いので三脚を運んでくれたり、辛抱強く写し終わるのを待ってくれていた。いつもの事ながら、渓流に下りるのは道があるので簡単だが、渓流を遡り道路に戻るのが恐怖だった。温泉は砥部温泉湯砥里館に入湯。


 5日【岩黒山】
土小屋の登山口 まだ蕾のアケボノツツジ
 撮影のもう一つの目的のアケボノツツジのロケハンに岩黒山に行く事にした。例年だと、石鎚スカイラインを走っていると年によって高度は違うもののアケボノツツジのピンク色が見えて来るはずだが・・・、今年はピンクのピの色も見えない。暖冬だったので、もう終ってしまったのか・・・、そんな事を思って駐車場で準備。おっちゃんが白石旅館で仕入れてきた情報によると、4月末の寒さ(雪も降ったらしい)で咲き始めた花が全部落ちて、その時の蕾が膨らみかけているとの事。まぁロケハンだからいいか〜と登る。

 やっぱり、情報通りアケボノツツジはちらほらとしか咲いていない。撮影ポイントでスタンバイして靄待ちをしているカメラマンが二人見えたので「どちらから来られたのですか?」と聞いてみた。と言うのは大阪の風景写真協会のSさんが仲間6人で来ている筈なのだ。「大阪から」との返事に「Sさんのグループですか?」と聞くと、向こう側でスタンバイしていたSさんが出てきて暫し歓談。初めて来ると言うので楽しみにされていたのに、こんな調子では・・・、「意外と来易いので、また来ます」との事だった。

岩黒山頂上 新緑の尾根
 waiwai隊は、岩黒山の頂上〜筒上山までロケハンの予定だったが、岩黒山頂上から見てもピンク色のものは全然見えないので丸滝小屋まで降りてトラバース道を下りた。今年は7、8日とおっちゃんが休暇を取っているので、その間にもう一度来る予定だった。おっちゃんの実家で夕食。

 6日〜7日

 
6日

 家の周りの草抜きと片づけ。毛虫はホームセンターで買った殺虫剤が効いて落ちた毛虫で袋が一杯になる程だ。昼から赤石山系方面のアケボノツツジのロケハンドライブに行く事にした。こちらの山の斜面も全然ピンク色は見えない。暫く来ない内に日浦の登山口の様子が変わって、駐車場とトイレが整備されていた。帰り支度をしているご夫婦に聞くと、こちらもかわいそうな状態のようだ。

クマガイソウ ユキモチソウ ヤマシャクヤク
 住友フォレストの駐車場に車を停め、ぶらぶら歩いているとクマガイソウ、ユキモチソウ、ヤマシャクヤク等が咲いていた。庭の世話をしている方にアケボノツツジの事を聞くと「今年は早めに色づいて来たので楽しみにしていたのに、寒さでやられて・・・残念です」と石鎚山と同じ返事だった。

ヤマシャクヤクの花園 えんとつ山
 行きに見つけておいた“えんとつ山 入口”の看板を「これはえんとつ山さんが作ったんやないやろねぇ〜」と言いながら写した。温泉は新居浜温泉に入湯。

 
7日

市役所の下水道課に出向く。いつもはメーターの元栓を閉めて大阪へ戻るのに、この前帰省した時に開いていて、いつもより水道の出がいいな〜と思ったら<メーター交換のお知らせ>が入っていたのだが、そのお陰で留守宅で漏水が起こっているのが検針員からの電話で判明していたので、水道料金の免除の話に行ったのだ。すぐに事情を理解してくれて、メーター交換の時に閉め忘れたのを認めて基本料金にしてくれる事になった。どこもかもが不具合になってしまった・・・。

そんな家事情なので、おっちゃんの退職で愛媛に帰る際には建て替えないと・・・と、モデルハウスの見学に出かけた。夕食後、U氏宅で明日の打ち合わせ。

 8日【面河本谷】
 おっちゃんは、連休前からの打ち合わせで面河本谷に釣りに行く事になっていたみたいだ。U氏は私も来るとは思ってなかったみたいだが、おあいにく様! おっちゃんと私はいつもペアなんです。(^^ゞ 退職して愛媛に帰ったら、たまにはお二人でどうぞ。

石鎚山 U氏と シャクナゲが見頃 七釜
 喧噪の連休も終わり、平日の金曜日なのでスカイライン入口にも2台しか車は停まっていない。スカイラインから見る石鎚山は初めて見る人には石鎚山と解らないかも、新緑に映えてすっきり見えた。ご来光の滝の展望駐車場に車を停めた。

 今の時期には、面河本谷に降りる場所もはっきりしていて迷う事はない。沢靴なので、普通の登山道は歩き難い。ピーっと動物の鳴き声が聞こえた。「あれ、鹿やないの〜?」「そうやな〜」石鎚山系には鹿はいない筈では・・・、剣山や、三嶺、大台ケ原、滋賀の山の実態を見ているので心配だ。堰堤までの急坂の途中のシャクナゲがちょうど見頃だった。

 淵 釣果
 堰堤は石でほとんど埋まっているが、流れが出ている所もあり、そこに魚影が見えたのでおっちゃんが竿を出す。すぐに喰いつき釣れた。そこから、沢を詰めて七釜まで行く。私はカメラを出したが、このピーカンの天気では、水に映る新緑などを写すしかない。沢の近くにシャクナゲ、ツツジ等が咲いていればね〜。

 滑りやすい岩の上を慎重に奥に詰めたが、途中で深い淵になり高巻き道もないみたいなので、来た所を戻る事にした。御来光の滝への道が上にある筈と、おっちゃんが偵察に上がった。道があったので、どこでも這い上がり無事に辿り着いた。沢靴で歩き難いし、私は来た事があるので待っている事にした。

 おっちゃんと、U氏は、道を辿り沢に出たあたりで、竿を出して少し釣ったと4、50分で帰ってきた。

スカイラインへの急登の途中から石鎚山 帰ってきました〜
 スカイラインまでの“地獄の登り返し”の途中のシャクナゲを写そうとカメラを出したが、笹が邪魔になり思うように写す事が出来なかった。帰りにもピーっと鹿(?)の鳴き声を聞いた。温泉は国民宿舎古岩谷荘の古岩谷温泉に入湯した。

 9日

 岩黒山のアケボノツツジを連休の最後に撮影に行く予定だった。天気が回復してずっとピーカンなので、夜明け前に行って撮ろうと思っていたのだが・・・、昨日の渓流釣りの後、おっちゃんの実家に寄ったりしたので遅くなり、朝2時に出発して寒風山トンネル経由で行く計画は体力的に無理となった。私は、渓流釣りの前か後で、テントか車の中で待機してと思っていたのだけれど・・・、思うようにはいかないものだ。
 徳島の姉宅の光テレビのインストールがあるので、姉宅に行き一泊。長い連休は終わった。