２００８年４月２８日 大御影山
去年、chikaさんとiwahigeさんのｈｐでレポを見て絶対行きたいと思っていた大御影山に、chikaさんが案内してくれる事になった。阪急・JRと乗り継いで湖西線のおごと温泉駅着８：１６の電車で行く。妹さんと構内のトイレで対面、と言うのもchikaさんの丁寧な当日の予定のメールでトイレは構内にあると書いてくれてあるのだ。
chikaさんが琵琶湖側のバスターミナルで待っていて下さり、登山口のあるビラデスト今津まで（１時間１０分）、chikaさんの運転で連れて行って貰う。写真展で一度お会いしただけなのに、すぐに打ち解けて知古の間柄のように話がはずむ。ビラデスト今津で入村料３００円を払い、“今津の山々”という地図を貰い、おトイレを済ます。それから、平池の駐車場に車を停めて登山口出発は９：３８分だった。
杉の植林帯を抜け、その縁を歩くようになってすぐ、オオイワカガミの蕾が目に飛び込んでくる。｢心配しなくても、まだまだずっと咲いているのよ｣と言って下さっても、山へ行ってお花を見つけたら、すぐ撮っておかないと後ではもう咲いてないと言う事が多いので、撮らないと気が済まない。(^^ゞ
【ビラデスト今津（トイレ有）登山口〜大御影山（９５０ｍ） 行きが３時間、帰りが２時間３０分位です。ゆっくり写真を撮っても休憩を含めて６時間位で歩けます。】と前もって知らせてくれていたのだが、この時点でchikaさんは帰りが遅くなる事を察知したのだろうな〜。(^_-)-☆
登山道を登るようになって、イカリソウも咲いてきた。白いイワカガミも教えてくれた。
オオイワカガミはまだまだ蕾が多い、シハイスミレ（？）の紫が綺麗だった。
ぼつぼつ、トクワカソウ（イワウチワの変種）も咲いてきて、１１：０頃にシャクナゲの尾根になって来た。周囲は柔らかな芽だしの色合いに包まれる。
タムシバも咲き出している。１２：０、次のシャクナゲの群生地にやって来た。向こうの斜面に目をやると、斜面全面シャクナゲが咲いているのが見える。行ってみたいな〜。
見上げれば、少しブナの芽が吹いている。登山道脇にイワナシが一株咲いていた。頂上にはたくさん咲いているそうだが、このスピードでは頂上までは無理だ。（笑）
chikaさんが心配して｢頂上には行かなくていいですか？｣と聞いてくれる。｢いいですよ〜、ピークハンターじゃないので｣と答える。１時３０分頃だったろうか・・、展望地で昼食となった。chikaさんにイチゴと手作りパンを頂き、妹さんにコーヒーを飲ませて貰った。吹き渡る風が心地良かった。
ここまでで単独の男性、４、５人のグループとすれ違った。河内谷林道に１３：３９に下り立った。オオバキスミレとカタクリが咲いているのを妹さんが見つけ、私も撮った。
林道から大御影山までは１時間かかる。３時まで行ける所まで行ってみようと歩く。掘割になっている登山道脇のトクワカソウを下から見上げて撮る。青空が綺麗だ。
３時になったので写真を撮りながら引き返す。ブナ大木の下にカタクリがひっそりと咲いている。群落もいいけど、こんな風情も好きだ。雪の重みでグニャグニャになった木が多く、強い生命力を感じる。
１５：２５に林道に戻り、大ブナの撮影会となる。この迫力をどうしたら写し撮れるのだろう！
１５：４０展望場で見えてる山の名前を教えて貰って一休み。chikaさんに、今度はグレープフルーツを頂く。単独の男性が｢ここが頂上ですか？｣とやってくる。妹さんが、あと１時間３０分弱ですよと答えている。それからも、三人とも熱心に撮影に精を出す。
トラバース道に入ってからも、時間を忘れて果敢に写す。(^_-)-☆ 真っ赤な蕾のオオイワカガミがあったが、咲いたらどうなるのかな〜。最後のお花の撮影時間は、１７：３０だった。こんな楽しい花街道だったら、いつまで写しても飽きないわ〜♪ まだ時期が少し早いので咲いているかとchikaさんは心配されていたが、満開よりは蕾もあって良かったと思う。
登山口で山岳会に入っている妹さんが三脚（今回は９００ｇの一番軽いのを持って行った、おっちゃんのデジイチだったので、手持ち撮影しかしなかったので結局使わなかったんだけどね。）を持ってくれると言うので、有難く担いで貰う。あの細い身体で何処にあんなパワーがあるのだろう！本当にありがとう。
chikaさん！ 本当に楽しかったです〜♪ ありがとう御座いました。<(_ _)>
