3日【朽木】

 今年はよく雪が降り、低気圧通過後も晴天が少ない。冬山へ行くには事前に心構えがいるが、おっちゃんは毎日帰宅が遅い上、山行の計画を練る余裕がないらしい。それで結局、「撮影でいいよ」という事になる。雪が降ると言う予報なので湖北へ行こうと出掛けたが、湖西道路を走っている時に降りしきっていた雪も止んでしまい全然雪がないので、朽木に行く事にした。

親子鹿 案山子
 朽木の渓流に親子の鹿がいたので撮った。長い間水の中にいたが寒くはないのかな〜。田には季節はずれの案山子が面白かった。雪は積もっているが、降りしきってないのでいい写真は撮れなかった。


 9日【高取城跡】
 今週は連休だが10、11日に東京に行くので9日しか山に行けなかった。天気予報は大雪との予報だったので、また撮影となった。

石垣 石垣 2
 先週は朽木だったので、今週は奈良方面に決めた。明日香が近づいてきてもあまり雪が積もってないので、高い所ならと高取城跡に行く事にした。途中にある壺坂寺の塔の屋根、紅葉の枝の雪も綺麗だったが帰りに写そうと通り過ぎる。途中で帰って行く車2台とすれ違っただけで、誰一人いなかった。そのうちに天気予報どおりに雪が降ってきた。(*^_^*)

壺坂寺 壺坂寺 2
 1時間30分程ウロウロして車に戻ると、道路は真っ白になっていた。ゆっくりと下りて、壺坂寺を道路から撮った後、国道に出ると渋滞に巻き込まれた。

稲渕の畑 稲渕 藁
 明日香の稲渕に着く頃には雪は雨に変わっていた。そして、すべったのか落ちて横倒しになった車の横でカメラマンが救援を待っているのを目撃した。(おっちゃん撮)

 16日【三峰山】

 明日は写真クラブの講評会と、山岳写真展のプリントの検品があるので、山に行くなら今日しかない。前から行きたかった三峰山に決めた。おっちゃんが、登山口までのルート(吹田〜針インター〜R369〜御杖村役場〜御杖神社方向南へ〜神末〜上村〜青少年旅行村方向へ)を調べていたのでスムーズに登山口に着いた。

『関西日帰り山歩きベスト100』しか持って来てないが、本を持って行くのは・・と言うとおっちゃんが「その頁だけ破ったらいい」と言うが、破るのはいやだし・・、隣で仕度をしている男性2人に先行して貰えば迷う事はないだろうと持って行かなかった。

第4駐車場 林道歩き
 登山口の橋の手前で、おじさんがストーブに薪を入れていたので、てくてくまっぷを貰った。雪が多いので不動滝コースは止めるように言われる。8時40分に出発。


橋を渡る 小屋とトイレがある
 林道を10分で橋を渡り、植林の間の道を登り25分でいろりと、トイレのある小屋に着く。ここまで車で来れるようで2台停まっていた。少し休んで登り始めるが、今までと違って階段状の所がつるつるで手すりを持って登る。


曽爾高原・倶留尊山 方面 お地蔵さん
 曽爾高原・倶留尊山が見える展望の良い所で先行の二人がアイゼンを付けていたので、waiwai隊も付ける事にした。そこから5分でお地蔵さんがある所を通過。青空が見えたり、雪雲に覆われたりの空模様だった。

山小屋 杉、檜林
 杉や檜に雪が吹き付けて綺麗。下の小屋に駐車していた車の人達だろうか、尻シェードの道具を手にもった二組のご夫婦が下りてきて、登山道を滑って降りて行った。10時30分、左手に山小屋が見えたので行ってみた。不動滝の方からのトレースもあり、男性のおしっこのあとが・・、雪なのでよくわかりイヤな気持ちになる。ちゃんと雪でもかけておいて欲しい。

 植林の中の小さな木々も霧氷が着いて綺麗だったが、今日は三脚も持ってないし・・、手持ちで数枚撮っただけだ。

三峰山頂上 頂上の霧氷
 三峰峠で下山予定のコース、新道峠方面の標識を見て頂上を目指す。雪の重みで垂れ下がった枝を潜り八丁平方面との分岐を頂上方面へ左にとる。ここから木々の枝には雪でなくて、霧氷になってきた。写真は帰りに撮るつもりで頂上をめざし、11時5分に頂上に着いた。大洞山や倶留尊山が近くに見えた。

 先行の二人に「八丁平方面に行くんでしょ?」と聞くと、「食事をする小屋がないので・・」と言っていたが、「せっかく来たのにね」と言うと寄って帰ると言って頂上から少し戻った分岐を八丁平方面に下りて行った。「ええ〜ッ! 頂上までの樹氷を帰りに撮るつもりなのに〜」と、私はさっきの分岐まで霧氷を撮りながら戻り、それから八丁平方面に行くつもりだった。その頃になると、スノーシューの団体とすれ違うようになった。「霧氷バスで来られたのですか?」と聞くと、車で来たとの事。

登り尾峰 1156m 新道峠へ
 写真を撮ろうとすると、人が来るので数枚撮っただけで分岐についた。さぁ〜八丁平へと思っていたのに、おっちゃんは遅くなるとかなんとか言って新峠方面へ下りて行く。まだ11時30分位なのに・・。「本やhpによく載っている霧氷は見ないの?」と聞くと登山口で貰った地図を出して、「あれはこっちじゃ」と言うので仕方なく下りていたが、三峰峠を過ぎてもそれらしい所には行きそうにもない。(-"-) 霧氷とはいえない雪が積もっただけの自然林の中の下山路だった。

 11時41分に登り尾峰(1156m)と標識がある地点に着く。そこらで、無言でおにぎりを食べて、どこかいい撮影ポイントはないかと私が先に歩く。こちらは、スノーシューの人が数人歩いただけのトレースだった。

新道峠 植林帯を下りる
 新道ルートは歩く人も少なく数人とすれ違っただけだった。数回アップダウンをすると高見山への分岐がある新道峠に着く。12時23分だった。みつえ青少年旅行村方面に下りて行くと獣よけネットがあり、くぐった後は閉めておかないといけない。後は植林の道を下りて行くようになる。小雪が降ってきた。

林道の中間位の地点に橋がある 霧氷バス 登山口
 12時55分に造林小屋のある所に下り林道を歩くようになる。13時30分にビューポイントへの看板のある橋の横を通過、4台の霧氷バス(1台はみつえ温泉経由)を左手に見て13時45分に登山口駐車場に帰った。(林道歩きは約50分) 三峰山“一”のビューポイント、八丁平の霧氷を見る事が出来なかったので、いまひとつの山行になったが、みつえ温泉に入湯する頃には機嫌を直した。(^_-)-☆