2003年           




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 6日【六甲山最高峰】
    
 4月から入会した山の会(私は二人の山歩きで充分だけど、おっちゃんは岩や沢もやりたいみたい)で、山行に参加する為には部会に行き、手を挙げて参加表明したらよいとの事で、6月の部会に行き飯豊縦走に手を挙げて参加する事になっていたのに、7月になって電話があり「一度も一緒に山へ行ってないので」と言われ、こちらから「今回は見送ります」としか言いようがなく、ほんとうにがっかりした。飯豊の方は、徳島の友達にも誘われていたので、そちらで行く事にしたが・・・、そんな事は最初から判っている事だし、今までの経験を聞いてくれるとか・・なんで〜?今頃〜?と怒り心頭、、私だったら山の会も辞めます!と言う所だが、おっちゃんは私が“写真教室の大台ケ原〜大杉谷”でヒルに血を吸われている間に、7月の部会に行って、8月の南アルプス(塩見岳〜間の岳〜北岳)縦走の参加を申し込んで来ていた。私は丁度予定があるのに・・・。

 で、北岳のCLのI女史から今後の事もあるのでと、下見に行った市民ハイクと重なっているにも関わらず、そちらは断ってくれて飯豊の方たちといっしょに今回のポッカとなった。飯豊組は14キロ以上との事、私達は山小屋泊まりなので、10キロでよいとの事だが、おっちゃんは13キロ、私は11キロで臨んだ。暑さに弱いのに、ここでへばって、及第点を貰えなかったら・・どうなるの? 体調は元に戻っているし、頑張るしかない!と、宝塚駅でおにぎりを食べて出発!
 雨でもやるとの事だったが、今日は曇り空で風もない。アップダウンの激しい東六甲縦走路を黙々と登る。ここは、夏山のポッカ訓練のメッカとなっているらしく、同じような大きなザックのグループと抜きつ抜かれつ、時には道路にも出たりしながら、なんとか無事に六甲山に着いた。飯豊組は断られ組の“waiwai隊”に気兼ねする事もなく、山行の出発時間、食事etcの打ち合わせ・・・。あっちの方でも別グループが打ち合わせをしている。

 私達は初めてのポッカなので要領がわからず、テントやシュラフ、カメラ等を詰めてきたが、みんなは水等で重くしているので、ここで水を捨てて軽くしている。
 打ち合わせを終え、有馬温泉まで歩きやすい道を下山、途中で此処にしかない“アリマウマノスズクサ”を教えてもらった。有馬温泉の金の湯に入り、神戸の元町で打ち上げをして帰った。さて、私達は<合格>だったのでしょうか? (T_T)



 13日【綿向山】
  
 梅雨という事で雨が降るのは仕方がない、17日から飯豊縦走だし、雨でも少しは歩いておかないと・・・。登る山が決まらないままに5時に目覚まし時計をセットして寝た。いつものように、決まってないと起きれない、ぐずぐずして6時30分頃起き出した。
 私は昨日から、ちょっとした事でおっちゃんに腹をたてているのだが、山には行きたいし・・・で、相談がまとまらないのだった。ガイドブックを見ていたおっちゃんが、鈴鹿の綿向山にしょうと言うので、「ええ〜、今から鈴鹿〜、ヒルがおるんじゃないん?」と答えると、「単独峰やからヒルはおらん」と訳のわからない返事だが、そこに決め8時過ぎの出発になった。

 登山口までの林道の入り口がわからず、御幸橋から少し行った所に車をとめ、表参道登山口まで歩いた。真新しい小屋が建っている。国の天然記念物の接触変成岩地帯の案内板があり、宝石もあるとの事だが、ゆっくり捜して歩くなんて事が出来ないのに気づくのに時間はかからなかった。
 11時20分に出発、ヒミズ谷に架かる金属製の橋を渡るとすぐ登山道になる。いつものように、おっちゃんの後から暢気に登り始めるやいなや・・見覚えのあるものが、ピュ〜っと! お〜っととっと! まさしくそれは〜 やっぱり〜 (@_@;)
「もう、帰る〜」と叫んだら、おっちゃんが「やめるか?」と返事して来た、う〜ん・・ここで辞めると飯豊に不安が残るし・・と、気を取り直して今度は私がトップに交代した。思わず足早になるが、カッパを着ている上に、この前の経験から、首から入るのを防ぐ為に上までチャックをしめているので蒸し風呂状態だが、背に腹は変えられない。3合目の林道に出て少し進むと、また登山道になり、折り返しの道が続く。
  
 12時に丸太小屋があったので、休憩する事にした。ヒルのチェックをしょうとカッパを脱いだとたんに、腕のところに1匹、足に1匹・・・結局、私に3匹、おっちゃんに1匹ついていた。むむむ・・行くべきか、辞めるべきかと悩んだが、おっちゃんの「ここが5合目」の言葉に行く事にした。ところが、本にある5合目の小屋は、折り返しの道を何回も行った先にあり、さっきの小屋は・・おかしいと思ったのよね!はやすぎるし・・・。でも、ここからは緩やかな登りになったので頑張る気になった。行者コバと標識のある所で、又ヒルのチェックをしたら、私に2匹、おっちゃんに一匹。ゆっくりせず、早々に頂上に行くしかない! ここからのブナ原生林は、なかなかのものだったが、足早に行くしかない。頂上直下の120段の階段を登るとゆったりとした広場があり、青年の塔というケルンがある。午後1時25分、さぁ〜、又チェック! 大小取り混ぜて私1匹、おっちゃん3匹。トップを行った効果が出てきたな〜。
 お昼を食べて、水無北尾根を下りる予定はヒル事件で一刻も早く下りたいので変更し、午後2時に下山開始、5合目の小屋のあたりでもやが出て来て綺麗だったので、おっちゃんが写真を撮った以外はわき目もふらず(木苺はちょっと食べたけど・・やっぱりね)脱兎の如く下りた。登山口の小屋前では、私、おっちゃんとも1匹、車を止めた所の用水路で、靴を洗い、カッパを洗っていると、おっちゃんの悲鳴が!! 足からおびただしい血がたれている。そのあわてぶりったら、お見せしたいくらいです〜。と人の事を笑っていたら、最後に首の所がなんか変だな〜と、手を・・・あ〜、あの感触、ひっぱってもとれない〜、おっちゃんに取って貰って、少々の出血ですみましたが・・。そして、大雨の高速を帰って、全身チェック!シャワーを浴びて一息ついていると、ザックについていたヒルがピュ〜と・・・(~_~;)  ヒルには歓迎されたが、久しぶりに誰にも遇わなかった山行だった。

一匹吸われただけで、大袈裟なおっちゃん!、私はこの前の写真教室(大台〜大杉谷)では公認8匹、みんなには言ってないけど、ほんとは10匹じょ。

 18・19日【飯豊連峰】←山日記へ
 梶川尾根(滝見場展望台)から石転び雪渓を望む

 
20日【磐梯山】
 頂上に咲いていたミヤマシャジン

 27日【伊吹山北尾根】
  

 梅雨も明けた日曜日、おっちゃんが「伊吹山にいくか?」と言うので、「ええ〜、この暑いのに〜?、3月23日のコース?、3合目からは木がないのに〜?、夏は夜間登山らしいよ〜」と言いつつネットを見ていると、北尾根があって花も多いらしいし、人も少なそうでwaiwai隊好み♪ で決定!
 先週の飯豊は五人だったので、交通費は割安で行けたが、waiwai隊だけだと高くつく。伊吹ドライブウェイの通行料金3000円は痛い(>_<)。北尾根駐車場(静馬ケ原)がどこか捜しながらのドライブ。ライダーがテントを張っている所から覗くと、登山者が上がって来るのが見えたが、尾根ではない。そこから少しで、尾根が見えたので車を停めた。

 先に停車していた車の夫婦らしき二人が出発していった。私達も早速準備をして出発、明瞭な踏み後のある道には、早くもいろいろな花が咲いている。写真を撮ろうと思うがそんな事をしていては先に進めないので帰りにしょうと歩を進めた。石灰岩で滑りやすく、なかなかペースがつかめないし、両側のアザミがちくちくと痛い。イブキトラノオ、イブキジャコウソウ、ヒメフウロ、ダイコンソウ、メタカラコウ、シモツケソウ、キンミズヒキ、シシウド、オオバギボウシ、オカトラノオ、オトギリソウ、カワラナデシコ、キバナノカラマツバ、クガイソウ、シュロソウ、等数えあげたらきりがない程の花が咲いている。第一峰、第二峰とアップダウンを繰り返し、1時間30分で御座峰(1069m)に着き休んでいると、向こう側の国見峠から1時間30分で来たと単独行の男性が登ってきた。その後30分弱で大禿山(1083m)に着き休んでいると、もう一人単独行の男性が登ってきた。前方のアンテナのある国見山を先行の二人が登っているのが見えた。私達はここまでと決めていたので小休止後引き返した。


  
 出発前に、「ヒルはいないやろうね〜」と私、「岐阜の山やから、いないよ」といつものように訳の分らないおっちゃんの返事だったが、樹林帯に入ると、ぴゅ〜見覚えのあるものが・・・二匹、でもよけて通ったから大丈夫でした。(^^ゞ
 静かな山歩きが出来たと思っていたのに、引き返して御座峰を過ぎた頃から、二人、また二人とすれ違い始めて第二峰から見た第一峰の登山道には帯のように人の群れが・・・(写真で見えますかねぇ)、その向こうのドライブウェイには全然動いていない車の列が見えた。こりゃたいへん!何処でかわすかな〜。おまけに、女性二人組からはマムシが岩で甲羅干ししていたという情報が・・・。団体さんのトップに聞くと、40人で、国見峠にバスが待っているそうだ、ピストンしないのなら行けるわな。それでも前のほうの方たちは礼儀正しく好感が持てるが、後の方の人は、「いつ弁当たべさせてくれるの〜」と文句たらたら・・、通った後の道では、二箇所程、滑って谷のほうに落ちた後が・・、崖だったらどうするの〜(~_~;)
「あれだけいたら、少なくとも二人はヒルに吸われてるね〜」といいながら、登山口には4時間強で戻った。

 この渋滞じゃ歩いたほうが早いと、車の列の横を歩いて伊吹山へ。車・車・車、人・人・人、花・花・花でいっぱいの伊吹山を堪能した。車に帰ると、丁度先行の二人が帰って来たところだった。「7時間かかっているから国見峠までのピストンだったんだ、すごいな〜、waiwai隊も夏は無理だけど、季節のいい秋か春に挑戦しょう」と話しながら、渋滞してるかと思ったら、意外に空いている高速を帰った。

 帰って、山と高原地図を見ていると、257号線古屋バス停からさざれ石公園方面、笹又という所から1時間40分で静馬ケ原に登山道があるのを見つけた。あの1つ前の駐車場から見た登山者はこの道を来たんだ。これだと、ドライブウェイ料金なしで伊吹山へ行ける。ここも、又いつか歩くのだ。(^o^)丿

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