6月


 1日【皿ケ嶺】
      
 おっちゃんの大阪への転勤の内示があり、予想していたとはいえガッカリした。又、時間がないので朝早く出掛けた。
 風穴から登ると、この間まで咲いていた春の花は終わり、あちこちにタニギキョウやギンリョウソウの群落があった。ギンリョウソウを下から見ると、目玉のようになっている事を“yテント”の松山のとおさんの投稿で知り、覗いてみたら、その通りだったが写真にうまく撮れない・・。
 頂上近くにはキンポウゲ、いい香りがすると思ったらマメグミの花が咲いていた。展望はなく記念撮影をして下りた。竜神平にはオオヤマフスマが咲き、林にはウスバサイシン、風穴への下山路にはまだ蕾のサワルリソウがあった。
 途中で聞こえていたチェンソウの音は、一番下のベンチから下の遊歩道までの木を切っているみたいだった。また階段と柵をつけるつもりだろうか?春からよく来た皿ケ嶺にも、しばらく来れないなぁと寂しかった。
 帰ってから、家の近くの広場に咲いている、ヒナギキョウとキキョウソウも、明日の町内会の草抜きで抜かれてしまうので写した。



 8日【三ケ森】
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 23日【伊予富士〜東黒森】
   
 “もも”夫婦が大阪へ行く前にと誘ってくれ、久しぶりに山へ行く事が出来た。
 旧トンネルを抜けると、高知県側は晴れていたので喜んだが、桑瀬峠は霧の中で、風も強く寒かった。登山道にはコナスビ、アザミ、ハナニガナ、シロバナニガナ、バイケイソウ、キヌタソウが咲き、展望はないが暑くなくて快適だった。
 伊予富士山頂には5,6人の人が霧が晴れるのを待っていた。私達3人は少し休んで東黒森へ・・・。縦走路は昨日刈り込んだのではと思われる刈跡で歩きやすかった。感謝!
 東黒森で先着のご夫婦にシャッターを押してもらい、昼食をとっていると、一瞬霧が晴れ、瓶ケ森、子持権現、石鎚山が雲海に浮かんで見え感動した。
 霧の中を伊予富士まで戻り休んでいるうちに、顔、耳、長袖を着ているのに腕を虫にさされ・・・ 軟膏をすぐ塗った所は軽くて済んだのに、登山口で気がつき塗った所は腫れ上がりいまだに痛い。なぜ私だけ??  トホホ・・ O型だからかなぁ〜 (>_<)

 <後日談> “もも”も耳を三ヶ所指されていたらしい、無事だったのは、なぜかU氏だけ、おいしくない(?)のが判るのかな? 失礼!
 何はともあれ、誘ってくれる気持ちがうれしかったし、そんな私達に一瞬でも姿を見せてくれた山々に感謝しつつ帰路についた。


 30日【皿ケ嶺】
  
 引越し前の週末、朝5時頃、外を見るとあいにくの雨・・ あきらめて、もう一寝入りしてゆっくり起きると雨がやんでいる。最後(?)のササユリを見に出掛けた。(最後とは大袈裟、一ヶ月に一週間は帰ろうと思っているし、おっちゃんもROWAの靴は置いておき、向こうのは買おうと言ってるし)
 風穴までの道路では、大勢の人が出て草を刈ってくれていて、見通しも良くなっていた。水の元のそうめん流しの準備もしてるみたいだった。登る準備をしていると、カメラを持った方が降りてきて頂上近くに色づいた蕾がありましたよ。前は三角点から頂上にかけてたくさん咲いていたんですが・・と言っておられた。小雨の中を風穴から目的のササユリを見る為だけに登山道を急いだ。
 ありました! 雨の中咲いたばかりのササユリが (^^)v

 三角点の所から笹を刈り込んであったので、この奥にもあるかもと行ってみると、ヤマツツジのトンネルになっていて、その先に慰霊碑があった。手前の慰霊碑はおっちゃんの前職場の同僚の弟さんだとの事、合掌。
 頂上からヤマボウシが見えたので写し、愛大小屋で一休み。冬に来た時、窓ガラスが割れていたが修理してあった。その時いっしょに休憩したご夫婦がアクリル板でも・・と言っておられたが、修理して下さったのだろうか?感謝。
 下山途中、前職場の同僚の奥さんと、水の元では“もも”の夫U氏に会った。おっちゃんは2時には大阪へ立たねばならないので、少し話して別れた。それでは、又帰った時に会いましょう!!