5月


 3日【皿ケ嶺】
     
 日曜日にシコクカッコウソウが盗掘されたと知り、他に見つけておいたのが気になって出掛けた。風穴の登山口はこれ以上どうするつもりか、コンクリート製の柵でなにやら作っていた。観光地にするつもりか?
 先週、写真を撮ったシコクカッコウソウは無残にも掘られ、この通り(熊が掘った跡ではありません)。他に蕾を見つけておいたのも登山道のは全部なくなっていました。重い気分で上林峠を下りたが、さわやかな新緑とヤマブキソウ、ユキザサの群落を見ることが出来て少しは心が和んだ。

 5日【上兜山】

 5月1日付けの“ヤマザキストア”製のおにぎりの包みを目印として、木にくくり付けた人は?誰〜
詳細は、
“藪日記”に・・・・


 12日【皿ケ嶺】
     
 時間がないし、一週間たってどんな花が咲いているか気になったので、上林からヌタの池まで車で行き、そこから旧登山道を水の元経由で風穴から竜神平まで行った。
 水の元までにはフタリシズカ、アオテンナンショウ、ホウチャクソウ等が、風穴からはラショウモンカズラ、白いスミレ(葉は柔らかく毛がある)が、上林峠から水の元にはナベワリが咲いていた。

 19日【重信町総合公園】
     
 おっちゃんが留守なので、ツインドーム、アクロス重信のある総合公園まで歩いてみた。
 途中の家々の花を見ながら溜池に寄ったりしながら旧11号線を福山通運に渡ると、金網の向こうに鴨の親子が遊んでいた。少し行った所から小道に入ると、キーウィの花が咲いていた。花粉付けの作業をしているご夫婦に断って花を撮らせてもらった。雄花(左)と雌花があると説明してくれた。
 50分程でツインドームに着いた。アクロス重信の右手から岩伽羅山に行けるみたいだが、1時間45分くらいかかるし一人では・・なので又として、少しアスレチックをしたりした。家族連れがお弁当を広げ、運動場ではサッカーの試合をしていた。斜面に2,3箇所黄色いシオガマギクに似た花が咲いていたが名前は分からない。上から農道に出て歩いて行くとゲートが開いていたので、そのまま行くと演習場になり、道端にはニワゼキショウ、アザミ等が群落していた。このまま行くと自衛隊に迷い込みそうなので引き返しゆっくり帰った。家にじっといるより里歩きも良いものだ。

 近所の山野草をたくさん植えているお家のコンクリートの水抜きの管に、春先からかわいい芽が出ているのを観察していたが、3月30日には下段の中、今日は右のように咲いており、本を見て“ヒメフウロ”じゃないかと思っている。

 26日【三が森】
  
 おっちゃんは夜のフェリーに乗らなくてはならないので、近場の三ケ森を提案したら、朝になって“愛媛の山”の三ケ森登山記を出して来て、保井野の手前の横海から行くという。
 いつもの通り、登山口の特定から手間取るがなんとか見つかった。そこからは堂ケ森、青滝山がきれいに見えた。登山記録をよく読みもせず、ぶっつけ本番で行ったものだから・・・。尾根までは快調に進んだものの、そこから道を登っていたのにだんだん降りて行き、沢に着いたのが早いなぁと思ったが、対岸に道があり、それを行ったのが間違いの元だった。後でゆっくり、地図と登山記録を読んで納得したのだが・・・。今日は気忙しいので此処までとし、秋にでも又挑戦しようと話しながら昼前には下りた。途中でリスに会えたのがせめてものなぐさめになった。