山行年別へ 


  9月


 3日【黒森山・桂ケ森】
 
 また困った時の・・“悠々山行記”というわけで、地図を片手に記事の駐車場所はここだろうか?とか言いながら登山口さがしから・・・DDIのアンテナの横を進み、テープを見つけ、植林から尾根に出て急坂を登り、石仏のある頂上に着いた。小休止して下り、アンテナの所で久万方面の展望を楽しんだ。

 
 まだ11時だったので、桂ケ森へ行く事にした。登山口近くに珍しい紫色の花が咲いていた。帰って調べたらカリガネソウだった。始めは広い道だがだんだん入り組んできて、バラ等の雑草も多く、わかり辛くて何度か行きつ戻りつしながらやっと頂上に着いた。


 16日【三光ノ辻山】
  
 また、“悠々山行記”と地図を片手に登山口探しから、何とか探し当てたが、登山口の印はなんと棒にナイロン袋を被せたものだった。刈り込んである道を進み、トラバース道を行くと尾根に出た。右手に石仏がある。反対方向に進むと尾根沿いの登山道にテープがあった。記事のとおり、もう少し先の杉林の中を行ったが迷いやすい所だ。ササユリが実になっていた。頂上で昼食後、往路を下りる途中で折られたツチアケビを見つけた。

 24日【三ケ森】
 
 有給休暇をまとめてとったので、紅葉の北アルプスに行きたかったが計画出来ず、初日は手頃な三ケ森を選んだ。展望はなく、登山道にはレイジンソウ、アサマリンドウが咲いていた。

 25日【青瀧山】
   
 二日目は以前、堂が森で出会った人から、尾根道のことを聞かされていたので,保井野からの道を辿り青瀧山へと登った。登山口から20分余り行った所の分岐を沢方面に行き沢を渡り、植林の道を行くとテープがあり、それをたよりにジグザクの道を登ると相名峠に着いた。地図を見ながら踏み後のある藪道を行くとピークに着いたが一寸近すぎる、でまだ前に進みピークを登ると笹に覆われた山頂に着いた。下山時、木の間に堂ケ森が高く見えた。

 27日【子持権現(本懸け道)】
          
 一日休み、三日目は
労災病院山の会の【子持権現(98.10.10)・・・巨大な鎖の連続する秘められた行者道】に挑戦した。
 荒れ放題の常住小屋は傾きかけていた。鳥越から通行止めのロープをまたぎ、標識を辿って行くと、去年の台風の崩壊跡?が生生しい、慎重に横切り細い針金を持ちながら進むとアサマリンドウの道が続いている。一の鎖を登り、なおも登ると見晴らしのいい所(1450m)に出た。休憩後どちらを見ても岩肌になっている。どうも、道があった所全部がずり落ちて岩が剥き出しになってしまったみたいだった。私達の技量では残念ながらここまでと下山する事にした。
 途中までしか行く事が出来なかったが、気持ちのいい道で展望もよく満足だった。

 28日【蒼社川源流】
    
 四日目、“愛媛の山”HPの「春の蒼社川源流を訪ねて」に、‘新人が入ったので地形図を片手に・・’とあったので私達も行ってみようと思った。玉川からキツリフネ、ミツバコトジソウ、ミゾソバ、野菊が咲く林道を1時間30分歩き、やっと登山口へ着いた。そこから稜線までここだ、あそこだと登りピークを何回か越えた。ゆっくり家を出発した為、時間がなくなって来たので、此処までとし伐採跡を降りる事にした。今度は白つえまで行こうと言いながら林道を歩き帰った。
藪日記 白潰へ

 29日【皿ケ嶺】
      
 五日目、天気が悪いので近場でと、最近開通した上林トンネルを越えた所にある登山口から登る事にした。
 竜神平の上の分岐を経由してワンピッチで山頂に着いた。帰りは竜神平から上林峠へ下り、トンネル出口から15分歩いて登山口まで歩いた。竜神平にはオタカラコウ、リンドウ、ヤマラッキョウが咲き、登山口にはナギナタコウジュ、帰りに寄った風穴にはフシグロセンノウが咲いていた。