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  10月


 9・10日【東赤石山〜西赤石山】
  
 職場の仲間と紅葉を見に行こうと一泊で縦走する事になった。
筏津までの道路で工事中の通行止めで1時間も足止めをくった。やはり道路情報の確認は必要だ。一台を日浦に置いた。
 小屋泊まりとはいえ、荷物が多いので何度も休みながら登った。いつもの所にジンジソウが咲いていた。赤石山荘への登山道は台風の為の崩壊がひどいが通れるようにはしてくれてあった。荷物をデポして八巻山へ行ったが、体調が悪くて、この巨岩の所で待っている人もいた。
 予約をしてあったので、ふとんを干してくれてあり気持ちよかった。夕食はキジ鍋をつつき、おおいに盛り上がった。寝る前に見た空は満天の星だった。

    
 朝、目が醒め見ると一番端に寝ていたSさんはふとんがなく毛布だけになっていた。長巻のふとんをみんなが寝返りで巻いてしまったのだ。気の毒だったが一番丈夫な人なのでまあいいか _(._.)_
 紅葉にはまだ早く残念だったが、縦走路のリンドウ、アサマリンドウの花は色がきれいだった。慎重に前赤石を通り、センブリ、キンミズヒキ、ウツボグサ、ホタルブクロ、アキノキリンソウ、アカモノの実等を見ながら日浦まで降りた。



 23日【石鎚山(南尖峰〜北岳)】
    
 なべちゃんのホームページの‘南尖峰と北岳’を見て、北岳に行ってみる事にした。
 南尖峰の最後の岩でどうしたものかと悩んでいると、カメラマンの方がザックを置いてくれて足を置きなさいと言ってくれたので上がることが出来た。感謝!
 天狗岳、弥山はたくさんの人だった。早々に引き揚げ、二の森への縦走路から目星をつけて一番高い所へ向けどこでも登った。ドウダンツツジの紅葉がきれいだった。小屋跡の材木の上で昼食を食べているうちにガスが上がってきて辺りは真っ白になった。


 31日【堂が森〜五代の別れ】
      
 梅が市からの登山道が台風で崩れているというので偵察がてら出掛けた。
 ところが、ちゃんと登山道が別に整備されていたので、そちらを行ってみた。潅木の切り跡も生々しい急登の道だった。「はやばやと整備するぐらいだからよっぽど崩れているんだね」「これじゃ保井野からときつさは変わらないね」等と話ながら登った。この尾根コースの登山道が登山暦2年を過ぎて、だんだん膝が痛くなるのは時々になったものの、登りと降りの時間が同じ位という、にがてな降りを克服する事になるとはこの時は思いもよらなかった。坂瀬分岐を越え、保井野分岐辺りから見る青瀧方面の紅葉は杉の緑とのコントラストが綺麗だった。

 五代の別れから、五代ケ森方面の一つ目のピークまで行ってみて下山する事にした。いつもどうり痛くならないようにゆっくり降りていたのだが、この新登山道に差し掛かり、余りの急坂にへっぴり腰でおそるおそる降りていたが、益々すべるので思い切って走るように降りたのがよかったのかもしれない。登山道も落ち葉でふかふかだったし、なんか快適に降りれたのだった。それからはコツをつかんだのかスピードが上がり、おっちゃんに待ってもらう事も少なくなった。 \(~o~)/