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  5月


 2日【高板山・奥神賀山】
  
 連休だし帰りが遅くなってもいいと、遠いところを選んだ。ちょっと風邪気味で鼻をかみかみ登った。登山口の近くでニリンソウ、ハナネコノメ、ヤマルリソウ、セントウソウ等のお花畑があった。
 尾根を奥神賀山へ行こうとして、薮にも入ったが背丈以上の薮で全然先が見えない、もう少しだったと思うが撤退し、車で奥神賀山の登山口まで行き、登ると言うほどでない頂上に立った。



 5日【子持権現・瓶が森・岩黒山】
  
 職場の人達と行く予定だったのに、2日にすでに調子が悪かったがとうとう珍しく熱が出た為、私はパスした。
 おっちゃん達は3山も行ったそうだが、彼らはもう子持ち権現はゴメンだと言っていたそうだ。



 9日【西赤石山】
    
 風邪も治ったので、もうそろそろアケボノツツジが見頃かなと、東平から西赤石に行った。熱が出た後は、こんなにしんどいものかと思った。センボンヤリ、タチツボスミレ、オオカメノキ等が咲いていた。
 登山道から見える岩山に、人がいるのが見えたので行ってみたら、お年寄りのご夫婦がいて、石鎚桜を教えてくれた。登山道が続いており、ここからも降りれるよと言ってくれたので降りてみる事にした。降りる途中が丁度見頃だった。
 長い降りと、久しぶりだったので、最後の方で膝が痛くなった。


 16日【高森〜カゲチの頭】
  
 東の川の登山届のポストがある広場に車を止め出発。
 トイレの前の家のおじさんに、菖蒲峠までの道を尋ねた。石垣の道はいろいろな方向に続いており、ちょっと判りづらいが、瓶が森への迂回路の道標に、マジックで菖蒲峠の方向を書いてあったので迷わず行けた。
 菖蒲峠から、かすかな踏み跡を辿って登ると、大きな木の根元に2体の権現様?が安置してあった。カゲチの頭あたりは、しゃくなげが丁度見頃で気持ちのいい所だ。
 そこからツクバネソウ、ホウチャクソウ、キジムシロ?、ミツバツツジ等が咲く尾根を忠実に行くと、手作りの標識があり高森だった。東の川に帰りつくと、おじさんが心配顔で待っていてくれた。


 23日【兜岩〜西赤石山】
    
 職場の仲間と西赤石に登る事になったので、この前の東平から兜岩のコースに決めた。登山道にはギンランが咲き、鳥は気持ちよさそうに鳴いていた。“T夫婦”に鳥の名前を教えて貰いながら登った。
 兜岩で会った高知の女性二人は、「西赤石に今日で4週連続、違うルートで来ちゅう。魔戸の滝からは遠かった。」と言っていた。そんな所からも来れるのか、と興味がわいた。アケボノツツジはすでに終わり、頂上はミツバツツジが満開だった。
 雨が少し降り出したのでカッパを着て、ミツバツツジのトンネルをゆっくり降りた。ツガザクラ、コバノフユイチゴ、コケイラン、ウワバミソウ、ジシバリ等が咲いていた。


 29日・30日【東赤石山〜八巻山】【東赤石山〜権現越え】
           
 夏休みは北海道に行く予定を組んでいた。その中にテント泊があったので、訓練がてら河又から東赤石へ初めてテントの装備を担いで登った。
 日帰りと違い、その日の内に着けばいいので気は楽だ。さすがに重いが、ゆっくり時間をかけてのぼった。天気は上々、展望もよかった。暗くなるとすぐに寝た。
 鳥の鳴き声で目を醒まし、テントをたたみザックを置いて、八巻山を縦走した。朝露に濡れたキバナノコマノツメ、シライトソウ、ユキワリソウが綺麗だった。
 東赤石頂上で、早々と登って来た登山者にシャッターを押して貰い、下山開始。権現越えまではツクバネソウ、カノコソウが咲き、シャクナゲが満開で気持ちがよかった。大森越え方面の林間にはギンリョウソウ、バイケイソウ、ヒメクワガタ等が咲いていた。鉄塔巡視路の道は、良く整備されており快適に歩ける。そして、大森越え方面と林道終点の登山口への分かれは、標識があり、迷う事はなかった。