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  2月


 8日【国見山】
  
 家に3ヶ月の間、理学療法士の実習で下宿していた甥の結婚式があったので徳島へ帰った。そんな時でもせっかく徳島まで来たのだからと国見山に行く事にした。
 雪は深かったが踏み後があり、危ない所もなく頂上に立つ事が出来た。くもりで展望はなく、防火帯の間から少し見えてた山も写真には写ってなかった。


 14日【三ケ森】
   
 まだ余野からの登山道が工事で崩れる前だった。道路のドラム缶の所から杉林の中を登り、猟師小屋までは道が判ったが、雪が積もっていた為、そこから上が途中までしか判らなかった。下で会った地元のおじさんは「小屋からどこでも上へ登れば行ける」と言っていたので、小屋まで引き返し植林をどこでも登った。そのうち赤テープが見つかり尾根路に出た。途中足が滑ってどうしても上がれない所があったが、おっちゃんがロープを出してくれ引っ張ってくれたのでなんとか頂上に立てた。
 堂が森、瓶が森方面が見えるものの石鎚山は雲の中で残念だった。昼食をとり、下山の途中(岩を回り込む所で)おっちゃんの同僚の“Iさん”が登ってくるのが見えた。「大小の足跡だったのでひょっとしたらと思っとった」と言いながら記念に写真を撮ると早々に頂上に向かって行った。お互いに山登りを始めて2年たって初めて山で会ったのだった。
 まだ降りの遅い私・・・ 登山口の車で帰り支度をしていると、早くも“Iさん”が降りて来た。なんてこった (^^ゞ


 28日【石墨山】
  
 アイゼンを買ったので、その威力をためすつもりだったのだろう、おっちゃんは!!
 ところが、わたしは臆病者。あの急登はアイスバーン状態だ。いけるいける、大丈夫といくら言われても・・・氷を避けて植林の方を登った。頂上が近づくにつれ雪が深く、アイゼンの下に雪が着いて落とすのに大変だった。やっとの思いで頂上に着くと、先客の若い男女が休んでいた。石鎚山方面もきれいに見え、おっちゃんと先客は五代の尾根の話で盛り上がった。
 帰って靴を見たら、私だけアイゼンで引っ掛けて靴の先が・・・ 山ではお上品に内股ではダメらしい。