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  5月


 4日【岩黒山・手箱山・筒上山】
        
 まだ、満開のアケボノツツジを見た事がなかったので、出掛けた。
 この年は例年より早いようで岩黒山のは散っていた。手箱越えで休憩していると、見たことある人が・・・。職場の同僚のYさんだった。私達は帰りに筒上山に行き尾根道を帰る予定だったのでここで別れた。手箱山に着くと、また見たことある人が・・・。同じく同僚のNさん夫婦だった。大きなタヌキ?と出会ったと言っていた。
 筒上山からの降りの時、先行者が見えたのでつい、ついて降りたら沢に降りてしまい、結局登山道に出てしまった。安易に人の後について行くものではない。この沢筋でおばさん二人が何か花をとっていた。帰って植えても結局枯れるのに・・・。


 9・10日【西赤石山・八巻山・東赤石山】
     
(9日)
 西赤石山から東赤石山の縦走を果たそうと出掛けた。前の日、テレビで例年より、ツガザクラが一ヶ月早いと生中継をしていた。日浦から、アカモノ、ギンラン、ツガザクラ、ミツバツツジ、センボンヤリ等を見ながら西赤石山山頂へ。ビールを気持ちよく飲んだ。それから、物住の頭へと歩を進めたが、ここまで順調だったのにおっちゃんの足が遅々として進まない。
本人曰く「ビールが効いた・・・。」ゆっくり行くうち調子を取り戻し、前赤石を通過し峠で、四人組パーティの「今の時間なら十分時間があるので、ぜひ八巻山を通って下さい」との勧めに甘いワナが!

 最初のピークは元気よく! そこから見えたピークが八巻山で、次が東赤石と思い込んでいたのが、次のピークに着いて間違いと気づき、ガックリ。岩から降りれず半ベソをかいたのでした。(:_;)
 それでも、なんとか東赤石山の山頂を踏み、赤石山荘に宿泊、高知の山岳会の6人組と同宿となり、チベット、アルプス等話が大きすぎて、登山歴十ヶ月の私達は相槌もうてないのでした。このパーティは二ツ岳縦走の為、朝早く音も立てず用意をして出掛けたのでした。

               
(10日)
 私達は往復縦走なので、ゆっくり仕度をし、もう一度東赤石山へ行き、キバナノコマノツメ、シライトソウ、ユキワリソウ、シャクナゲ、マイヅルソウ、チゴユリ、キケマン等を見ながら下山したのだった。この帰り、出会った人数は150人を越えていた。


 23日【次郎笈・剣山】
        
 おっちゃんの先輩より、細川内ダム問題のキャンプに誘われた。丸石登山口から次郎笈に登ってから参加する事にした。
 剣山スーパー林道から三嶺縦走路まではすぐだった。風が強く相当寒かった。風に当たると体感温度が下がるというけどほんとだわ! サワギク、ヒメハギ、ツマトリソウ等を見ながら早々に次郎笈を後にし剣山へ縦走した。
 マイヅルソウ、もう実になったショウジョウバカマの群生、ヤマガラシ等が咲いているトラバース道を帰り、水場でコーヒーを入れた。
 キャンプで「ここらの山は全部知っとる」と言う人に会った。ちょっとそこらを歩いただけでも、木の上のランとか、花の名前を説明してくれ、平家平(徳島)はいい山だと自慢していた。明日は石立山に行くというので、連れて行って貰う事になっていたのに、夜中から雨が降り中止となった。


 31日【堂が森・二ノ森】
           
 梅雨前の快晴で登山には最適の季節、保井野から二の森に挑戦することにした。同時期に山を始めたおっちゃんの同僚のI氏から、堂が森から見えるピークが二の森かと思ったら、まだ向こうだったと聞いていたので、遠いぞ! と覚悟を決めて行ったら案外楽に行けた。反対にここは楽勝!なんて思っていくと、しんどかったりするけど、不思議!!
 頂上からは石鎚をはじめ全部見えた、徳島の山も見えてる筈なんだけど、まだどれだか判らない・・・。
 帰りに五代の別れピークに寄り、気持ちよかった (^o^)/ キバナノコマノツメ、アカモノもあった。まだ、この時は花名を知らなかった花後のイワカガミも見つけた。
 フタリシズカ、イチヤクソウ、フタバアオイ、ウツボグサ等を見ながらの保井野への降りは足が痛くて永遠に続くかと思われた。