筑波山信仰と仏教文化 つくば市立筑波公民館 講師:井坂 敦實



平成13年11月10日&17日
石塚龍麿・橋本新吉
  日本上代の音韻(母音 ア・イ・・ウ・エ・・オ・ 8音)
  音韻 記紀万葉には973の万葉仮名が用いられている。
    奈良時代の音節及び万葉仮名一覧
白川 静 [字訓] 岩波新書「漢字-生い立ちとその背景」 中公新書「漢字百話」
かみ[神]
 乙類
かみ[上・頭]
 甲類
かみ[帥・守]
  甲類
かみ[髪]
 甲類 
やしろ[社]
 乙類
もり[森・社・杜]
ゆふ[結] いはふ[斎・忌・
祝]
いのる[祈・祷] のる[宣・告] のろふ[呪・
詛]
まつる[祭・祀]
まつろふ[伏・服] いつ[厳] いつく[斎] はふり[祝] はぶり[葬] かむなぎ[巫]
うらなふ[占・卜] ちかふ[盟・誓] くかたち[盟神
探湯・誓湯・貞]
うた[歌・謡] さき[幸・福] まらひと[客・賓]
にへ[贄] にひ[新] には[庭・場] みる[見・視] ものいみ[忌・
斎]
ある[生]
みあれ神事
(下賀茂神社)
あり[有・在・存] あらはす[顕・
現]
あらたし[新] もの[物・者・
鬼]
もののふ[物
部・武士]
こと[言・辞・詞]
こと[事] こと[殊・異・別] ことだま[言霊] ことわざ[諺] ことほく[寿・賀] かがひ[嬥歌]


白川 静 「字統



万葉歌人  大伴 旅人
        大伴 家持
        柿本人麻呂
「万葉集」 23首
 382 筑波岳に登りて、丹比眞人国人の作る歌一首 并に短歌
 383 反歌
1753 検税使大伴卿の、筑波山に登りし時の歌一首 短歌を并せたり
1754 反歌
1757 筑波山に登る歌一首 短歌を并せたり
1758 反歌
1759 筑波嶺に登りて嬥歌會(かがひ)をする日に作る歌一首 短歌を并せたり
1760 反歌 右の件の歌は、高橋連蟲麿の歌集の中に出づ。
1838 右一首は筑波山にして作れり。
3350、3351 右の二首は、常陸国の歌。
3388~3397 右の十首は、常陸国の歌。
4367 右の一首は、茨城郡の占部小龍のなり。
4369、4370 右の2首は、那賀郡の上丁(かみつよぼろ)大舎人部千文のなり。
4371 右の一首は、助丁(すけのよぼろ)占部廣方のなり。
1497 右の一首は、高橋連蟲麿の歌の中に出づ。
1712 筑波山に登りて月を詠む一首



常陸国風土記 香島郡 加我毘(かがひ)→擬聖婚
          筑波郡 みあれ神事
          信太郡 御座替祭御幸ヶ原


仏教文化 筑波山神社 筑波山
徳一大師
小田山 中禅寺 清龍寺
椎尾薬王寺