セオドア・エフェメローズ


<本名>
不明。長くて複雑な上、身内以外は知ることがない。
愛称はテディ。

<国籍・言語>
国籍不明。ヨーロッパのどこか辺境にあるとか。
代々、ヴァンパイアが領主を務める土地で、世界結界も若干弱い。
母親は日系人。そのため日本語と英語は日常生活に困らないくらいは喋れる。(難しい漢字は苦手)
しかし、一般常識は間違っていることも多い(笑)

<生年月日>
2月13日。ヴァレンタイン処刑日の前日。
水瓶座。象徴は革命と自由。

<血液型>
多分、A型かAB型のような感じ。(感じって…)

<身体的・外見的特長>
身長131cm。
髪の色は銀掛かった薄い茶色。金髪に比べると、ややくすみが強いイメージ。
流水のように癖がない素直な髪。
大きな目は透き通った瑠璃色。壊れやすい硝子球のような雰囲気があり、学園以外では冷たい色を浮かべることも。
色は白く、折れそうな程細い首筋。体も手足も華奢で、顔立ちも繊細で柔らかく、少女のような印象。

<生い立ち>
ヴァンパイアの中でも、閉ざされた辺境に住む、”つかの間の薔薇”の一族に生まれる。
父親は海の見える古城の領主。『跡取りに相応しい力を持っていなければ殺す』という盟約の元に生まれた運命の双子。
五歳の時、父から家の当主の座を受け継ぎ、それ以降はその静かな土地を守ってきた。
ピアニストとして世界中を闊歩する姉とは逆に、社交会以外は殆ど城から出たことがない世間知らず。
しかし、大人の世界を中途半端に覗いているため警戒心は強い。

<身分・立場>
一族内では、西の地を治めるLord of Zephyr(ゼフィール:西風の意)の称号を持つ。
お飾り的な地位ではなく、実務もそれなりにやっています。

<家族構成>
両親と双子の姉が一人。
父は生まれながらの貴種、母は双子を身篭った時は人間だった。
実家には大勢のサキュバスと、優秀な従属種ヴァンパイアたちが仕えている。
しかし、テディ自身が儀式を施した者はまだいない。
城のサキュバスには、みんな音楽の名前が付けられており、乳母代わりのサキュバスの名はナーサリーライム。
暫く日本に来ていたが、テディが学園に馴染んだ頃に故郷に戻っている。

<趣味・特技>
趣味は読書。完全なる本の虫で、読み耽っているうちに夜が明けることも暫し。
本で得た知識を話し出すと止まらなくなる悪癖あり。
楽器に関しては天賦の才能があるブランシェに劣等感があり、嗜む以上に踏み込んでいない。
最近は心境の変化があったらしく、ヴァイオリンの練習に打ち込んでいる。
歌も好きで、幼い頃からベルカント唱法を学び、少女のような澄んだソプラノで歌う。

<性格>
温和で人懐こく、穏やかな少年。
子供らしい無邪気な部分と、必要以上に大人びてしまった部分が混ざり合っている。
幼くして課せられた当主の責任も、自分がいずれ狂うことも、城から自由に出られないことも黙って受け入れてきた。
特別内気なわけではないが、姉に比べると大人しく、彼女に振り回されることも多い。
その裏で本能的に血を好み、嗜虐性が強く、時に酷く冷めた態度を見せる。
心は祖先から受け継いだ”狂気”に蝕まれており、完全に闇に喰われたとき正気が失われる。
低血圧で、寝起きは悪い(笑)

<生活信条>
『闇の中でしか、見えないものもある。』
夜は明けず、光を失っても。

<宗教・信じているもの>
宗教は持っていない。

<口癖・くせ>
小首を傾げて相手を見つめる癖がある。
ブランシェにも同じ癖があったり。
「女装癖はないんです!本当にないんですっ!!」

<好きな異性(同性)のタイプ>
結局、恋した人が好みのタイプなのだと思う。
本質的には性別に拘らない、バイセクシャル。

<現在恋人がいるか?>
いつも、結局「自分はまだ子供だから」と恋に歯止めをかけてしまう。
将来政略結婚を強いられるであろうことも、恋愛に対する消極的姿勢の一因。
淡き想いは胸の奥に。

<尊敬する人>
密かに姉。
どうしても適わない、という諦めにも似た憧憬。

<飼っているペット(好きな動物)>
「……狼とかキレイだよね」

<好きなファッション>
いつも小公子ファッション。本人の趣味というよりも、周囲のコーディネイトに任せている。
日本に来て初めて着てみた着物が好き。でも、女物と男物の区別が微妙に付いていない。
一卵性の姉のブランシェとは殆ど体格が同じなため、頻繁にドレスやスカートを着せて遊ばれる。
本人は嫌がっているようだが、最近はかなり諦めの心境。

<好きな色>
青。気持ちが落ち着く色。

<好きな音楽・ミュージシャン・映画>
クラシック好き。基本的になんでも聞くが、モーツァルトよりベートーベン派。特に好きな曲は『月光』。
イメージBGMは、【全ての山に登りなさい】(サウンド・オブ・ミュージック)
映画の『ラビリンス』から【世界が崩れる時】等古い歌が多いです…背後の趣味が…。
他に【思いがかさなるその前に…】(平井堅)など。

<好きな本・雑誌>
小説もノンフィクションも好き。本は分厚ければ分厚いほどいい。
時々、ブリタニカの百科事典を眺めてぼーっとしている。
少年らしく、ホームズ全集も愛読。

<好きな食べ物>
お菓子しか食べない姉とは違い、ちゃんと食事を取っている。
だけどやっぱり、甘いものに偏っているあたり、家系かもしれない。
好物は焼きたてのクランペットと、マフィンと、チョコレート。
飲み物はミルクティー。マイブームはチャイ。

<嫌いな食べ物>
好き嫌い多そう。
今のところ、発覚しているのは肉。

<得意な科目>
国語。小学生レベルの漢字はなんとか大丈夫。

<得意な料理>
ホットケーキを丸く焼くことが得意。
紅茶も淹れられる。慣れないことをすると失敗しがち。

<得意なスポーツ>
身体能力的には、どんなスポーツもそれほど苦手ではないが、太陽の下で動き回るのが嫌いな時点で駄目かも。
海辺に住んでいたので、泳ぐのは結構好き。
フェンシングも得意。

<将来の夢は?>
学園を離れたら、城に戻って一生領地を守り過ごすのが課せられた義務。 そのため特に将来に夢らしい夢を抱いていない。
…取り合えず、頼りがいのある強い人になるのが目標。

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