忍び寄る貧困社会

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ある共通の法則  (2009/6/9)
人は余程の金持ちでない限り、大半何がしかの借金を抱えて生活しているものです。住宅ローンや車のローンから学資に至るまで、 それを支払う金利等を把握して、いかにうまく管理していくことが、ローンとの上手な付き合いだと思います。、

調査会社から、何度も同じ内容の再調査依頼が回ってくる、案件内容が中長期の管理債権になると、大体において 債務者の一定のよく似たパターンに出会うことが多い。まづ戸建て住宅であれ、マンション、ハイツ、や公営住宅でも 外見から名前を特定する、表札、郵便受けには名前の明記が殆んどと言ってもいいぐらいにない。

また玄関やドア周りはくもの巣が張っているくらいは、まだましなほうでゴミが散らばって掃除も殆んどしていない状態が 多く、中には家電ゴミや一般の生ゴミが所狭しと置かれ、どこから出入りしているのかと思うほどに放置されている、住んで ないのかと思うと、そうでもなく電気メーターが激動している。

外見上から決め付ける事はできないが、住居の最低限の管理も出来ないのであれば、金銭の管理もやはり出来ないのかと 推測してしまう、もっとも精神的にそこまで余裕がないこともあるかも知れない。特に中長期の債権になると、在宅して いても居留守を決め込むか、出てきても開き直って当人ではないと否定する。こちらも年齢や近隣情報を得て間違いないと 思っていても、本人が否定する以上話は出来ない、特に男性の中高年齢の人が多い。
やはり今までの自分のプライドを潰されるのを、人前でさらしたくないのであろう。家族で住んでいる場合、妻や子供に 知られたくないというのは男として気持ちはよくわかる。特に個人事業主でも事業規模が小さくなるほど、事業資金を クレジット等の貸金業者を利用しているケースが多い。高い金利を考えれば、商売として成り立たないと分かっていても 目の前の手形のサイトが近づいているからというケースが多い、

こうした悪循環に入るとなかなか抜け出せない。私も若い頃に自営をしていたので、何とかしなけ ればならない気持ちは本当によく理解できる。 我々はあくまで現状報告でそれ以上のことはする権限もないが、会社としては現状が把握できれば余計な事は話さず 速やかに退出して下さいといわれている、長い時間滞在して必要以上のことをしゃべられて、客からクライアントに 直接クレームがかかるのを恐れてのことだと思うが、こちらも相手から窮状を訴えられても差しさわりのない事しか 言えず、本当に情けなく心の中で「ごめんなさい」といいつつ出てくるのである。

状況がより深刻なのは、こうした多重債務に陥り家庭崩壊して離婚、そして単身生活あるいは母子家庭というパターンに 状況変化してゆく。人目を避けた単身生活で、現状のように厳しい雇用情勢になると、ますます追い詰められていくと 推測できる、公共機関での「社会福祉協議会」が行っているような事業をもう少し拡大活用して、「生活支援資金」の 貸し出しと、多重債務相談をセットに同じ窓口で出来ないものかと強く思う。
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