RC整備事例

ラジコンの整備事例集です。パーツの組立や整備の様子などを写真付で解説します。
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本整備事例は、TPHのRCガレージ内に掲載しております。
他にも事例がありますので、是非ご覧くださいませ。


ミニッツAWD メインシャシ交換

画像
解説
ミニッツAWDのシャシに亀裂が入った
ため、これからフロントシャシを交換
します。
このミニッツは全長が13cm程度。
スケール1/27なので、プラモデルより
少し小さいくらいです。
AWDはその名のとおり4輪駆動のため、
MR-02や03と違って構造が複雑です。
この中に、非常に細かい部品が密集
しています。
まずボディを外しました。
次に、リヤシャシをフロントシャシから
外します。
このシャシは、オプションのリヤダブル
ウィッシュボーンサスペンションを装着
しています。
モーターの配線とカバーを外した後、
モーターを下ろします。
下ろす時、配線が他の部位と絡まない
ように注意が必要です。
モーターが外れました。
モーターを外したら、次は制御基板を
外す準備をします。
電気回路の集合体なので、取扱いには
くれぐれも注意が必要です。
併せて、配線の位置関係も覚えておく
必要があります。
こうして写真に撮っておくのが確実な
やり方だと考えます。
基板からビスが外せましたが、ステア
リングモーター、ギアボックスとも
繋がっているので、まだここでは
外せません。
ギアボックスを外すためには、まだ
シャシ分解を進めなければなりません。
アッパーデッキを取外します。
アッパーデッキ、フロントデフを外した
状態です。
ギアボックスのカバー部分、アッパー
デッキと接触する部分に亀裂が入った
ことにより、アッパーデッキと密着
しなくなり、フロントサスの挙動が
不安定になってしまっていました。
シャシの交換が必要になった要因は
これです。
亀裂が入った部分を外して、初めて
ステアリングギアボックスが見えて
きました。
ここにもステアリングのモーターが
入っています。
センターシャフトを外します。
センターシャフトを外した後、最後に
基板とステアリングギアボックス、
モーターを慎重に外します。
これでシャシの分解、パーツ外しは
完了しました。
ここからは新しいシャシへ組込み。
メインシャシは何色かあり、今回は
スケルトングリーンにしました。
ギアボックス関連部品も本来なら
同色にするべきですが、こちらは
特に異常はないので、分解せずに
このまま組み込むことにしました。
センターシャフトのガードなど、
こういった細かい部品との格闘が
まだまだ続きます。
ギアボックスを組込んだ後、センター
シャフトを組込んでいきます。
ついでにセンターベアリングも購入して
から1回も換えていなかったので、ここで
交換することにしました。
ベアリングオイルも注入しておきます。
ギアボックスのカバーを閉じます。
ギアボックスからの配線が抜ける隙間が
あるので、配線を確実に通します。
配線にはくれぐれも注意が必要です。
次に基板やギアボックスからの配線を
ビス止めしていきます。
分解の時に撮っておいた写真を参考に
配線の位置関係を整理してから作業に
かかるとよいでしょう。

ここで、仮締めの状態で1回モーターと
繋げて、動作確認をすることをおすすめ
します。
動作確認が終ったら、基板のカバーを
閉じます。
配線が密集しているので慎重に作業を
進めます。
アンテナやシャシからの配線は、写真の
ように隙間ができていて、そこから通す
ことになります。
この作業が一番難しい所かもしれません。
フロントデフを組込み。
ベアリングも一緒に交換し、オイルも
注入しました。
(写真はフロントワンウェイ装着)
フロントドライブシャフト、ナックルを
組込んでいきます。
ナックルのベアリングも交換しました。
スプリングをセットした後、アッパー
デッキをビス止めします。
ここはスプリングやナックルの交換を
する際、必ず外すので、脱着の頻度が
高いです。ビス穴が広がっていないか、
都度注意した方がいいかもしれません。
リアシャシユニットをドッキングします。
ついでにここもベアリング交換、オイル
注入をしておきました。
(写真はダブルウィッシュボーン装着)
ボディを元に戻します。
タイヤを装着し、手術完了です。
ここまでの所要時間は、私の技量で
6時間でした。
ミニッツでここまで時間がかかった
整備は自分でもこれが初めてです。

ミニッツAWDは、本格的な走りができ、
ドリフトもできるのがメリットですが、この
とおりシャシの構造が非常に複雑です。
(ラジコン歴10数年の自分が唸った
くらいでしたので。)
シャシ交換の際は、特に慎重な作業が
必要になりますのでご注意下さい。
ボディをS15シルビアに載せ替えて
みました。
ホイールもちょっと趣向を変えて、
TE37ブラックにキメてみました。



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