RC整備事例

ラジコンの整備事例集です。パーツの組立や整備の様子などを写真付で解説します。
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ラジコン用ボディ塗装(TOYOTA クレスタ)

画像
解説
ラジコン用ボディの塗装準備、塗装から
電飾取付、完成までの様子を紹介します。
塗装するボディは、Overdose製 TOYOTA
クレスタ(JZX100系)です。
ラジコン用のボディは、プラモデルと違い
裏面から塗装していきます。
表面に、保護フィルムがあるためです。
裏面には、製造時に離型した時の膜が
残っているので、まずは中性洗剤を
つけたスポンジで洗い流します。
中性であればキッチン用洗剤や、洗車用
シャンプーで問題ありません。
私の場合、カーシャンプーを使います。
付属のマスキングデカールでライト部分、
ウィンドウ部分をマスキングします。
位置がずれないように慎重に貼ります。
今回のクレスタでは、サンルーフも再現
することにしました。
市販のマスキングテープでマスキングを
しました。
シャシと合わせて、ボディマウント用の
穴位置を決め、マーカーで印をつけます。
穴位置を決めたら穴あけに入ります。 まず、錐で下穴をあけて、それから電動
ドリルで穴開けします。
穴があきました。
YOKOMO ドリフトパッケージ標準のボディ
マウントの場合、6mmが丁度よいです。
穴があいたら、シャシと合わせて位置に
問題がないかどうか確認します。
こうしてみると、塗装する前にやっておく
ことが意外とあるものです。
いよいよ塗装に入ります。
ラジコン用ボディは、ポリカーボネート製
なので、ポリカーボネート専用の塗料を
使わなければなりません。
プラモデル用の塗料は使えませんので、
注意が必要です。
今回初の試みでラメフレークを使ってみる
ことにしました。
ネイルアートでラメってありますよね。
まさにそのような感じで、キラキラした
感じに仕上がるものです。
それにこの塗料は、後から黒を塗れば、
見る角度によって違う色に見えるように
なります(マジョーラカラーといいます)。
まずは、ラメを全体に散りばめました。
今回のクレスタは、1997年頃に発売
されていた特別仕様車のボディカラーを
イメージし、ガンメタと黒のツートーンに
しようとしています。
まず、下半分をガンメタで塗装。
マスキングに少し失敗してしまいました。
ポリカーボネート塗料は、プラモデル用と
違って、数十分で乾きます。
乾いた後、今度は下半分にマスキングし、
上半分を黒で塗装していきます。
塗装はこれで終了。
マスキングも外しました。
ラメの輝きが見えてきます。
バンパーから上と下で色が若干違うのが
わかりますか?
リヤテールは、マスキングテープを細く
切って貼った後、太い油性マーカーで
仕上げました。
クレスタのイメージがわいてきました。
このクレスタのボディは、後で装着する
付属のライトバケットで、モデル前期、
後期を自分で選択することができます。
今回は、前期型で行くことにしました。
付属のライトバケットを装着。
ライトバケットは、シルバーで塗装する
のが一般的かもしれませんが、マルチ
リフレクターヘッドランプのリアル感を
アップする狙いで、キッチン用のアルミ
ホイルを流用。細く切って貼付しました。
塗装するよりかえって手間がかからない
かもしれないです。
ボディマウント穴に補強用パッチを装着。
スモークフィルムを再現するため、サイド
ウインドウ、リアウィンドウ、サンルーフ
部分にスモークシールを貼りました。
サイドドア部分、バンパー部分には補強
テープを貼っておきます。
さらに、サイドドア部分には、またまた
キッチン用アルミホイルを貼ります。
これは、後で装着するアンダーネオンが
よりきれいに光るようにするためです。
補強テープ、スモークデカールの貼付が
これで終わりました。
ホイールアーチ、バンパーから下の部分を
ハサミでカットし、この次はいよいよ
電飾ユニットの装着です。
まずはフロント。白い線がヘッドライト、
黄色い線がウィンカーになります。
ライトバケットに挿した後、補強テープで
ボディにとめていきます。
テールランプ、アンダーネオンが装着
できました。
もう少しきれいな配線ができればいいの
ですが、なかなか難しいものです。
シャシと合わせてライト点灯テスト。
問題なく光ります。
ここで2本出しのダミーマフラーも装着
しました。
下回りから、ドリフトした時に配線と
タイヤが干渉しないか、ステアリングを
切りながら、サスペンションを動かし
ながら確認します。
電飾ユニット装着の際は、この確認を
することをおすすめします。
アンダーネオンも問題なく点灯。
キッチン用アルミホイルの流用効果も
あったようです。
このチューブは白く光りますが、この後
クリアブルーで塗装して、ほんのり青く
光るように仕上げました。
最後の最後になったら、ボディの保護
フィルムをはがします。
あとはデカーリングをして完成!
ここまで正味2日がかりでした。
後日、電飾の増灯を計画しています。
クレスタのフロントビューです。
クレスタのサイドビューです。
クレスタのリアビューです。
今回のボディメイクでは、この本を参考に
しました。
JZX100系が発売された当時(1996年)の
本です。高校生の時に読んだものでした。


塗装終了後すぐに撮影した映像です。



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