ラジコンの整備事例集です。パーツの組立や整備の様子などを写真付で解説します。
本件についてのご質問は、TPH TOPページ→TPH記帳室もしくはメッセージボックスまで
お願いいたします。当方の知識の範囲内となりますが、可能な限りお答えいたします。
ご参考になりましたら幸いです。
TPH TOPページへ
本整備事例は、TPHのRCガレージ内に掲載しております。
他にも事例がありますので、是非ご覧くださいませ。
ブラシレスモーターは、その名のとおり ブラシがないモーターなので、今まで あったブラシ交換の手間がなくなります。 専用のESCも必要になるので、同時に 交換します。 装着するのは、HOBBYWING製の11.5T センサー付です。 モーターのターン数ですが、従来使って いたブラシモーターのおよそ半分のターン 数を目安に選択するとよいでしょう。 ドリフトでは、人によって様々ですが、 8.5T〜11.5Tが多いようです。 ターン数が少ない方が高性能ですが、 その分バッテリーの消費量も多くなります。 | |
シャシから従来のモーターとESCを 取外します。 モーターホルダーはそのまま使います。 | |
取外したモーターホルダーをブラシ レスモーターに移植します。 | |
従来のブラシモーターは、ESC間の 配線が2本でしたが、ブラシレスの 場合は3本になります。 今回は、ESC搭載位置の関係、配線の 誤組防止の観点から、あえて配線の 長さを違う長さに設定しました。 長さは統一している場合もあれば、 微妙に違う場合もあり、人によって、 ESC搭載位置によってそれぞれ違って きます。 配線の色が違うので、誤組は起こり にくいとは思いますが、ここではあえて 長さにも違いを出しました。 | |
ESC〜バッテリー間の配線です。 こちらは長さは統一。 YOKOMO ドリフトパッケージの場合、 80mmでもまだ余裕があります。 | |
それぞれの配線の先端部分を5mmを 目安にニッパなどで剥きだします。 | |
パワーキャパシタも付属。 フル加速時など、一瞬のバッテリーの 電圧の急降下の時にパワーを補う役割を もちます。 ESC〜バッテリー間の配線に取付。 | |
配線作業開始。 まずはモーター側のコネクタにハンダを 少し流しこみます。 | |
配線側にもハンダを少し付け、コネクタと 接合します。 モーター側はこの作業が3回続きます。 | |
続いて、ESC側にハンダを流しこみます。 | |
配線側にもハンダを少し付け、ESCと 接合します。 モーターからの3回路とバッテリー行の 2回路、計5回路をハンダ付け。 この作業の中で一番集中力が要る所かも しれません。 バッテリー行の配線には、パワーキャパ シタも忘れずに取付けます。 | |
バッテリーと接続するコネクタの部分 にもハンダ付けします。 | |
バッテリーコネクタを取付。 コネクタは、タミヤコネクタや2Pコネクタ などで、バッテリーによって異なります。 今回は従来どおりタミヤ型を使用。 ハンダ付が伴う作業はここで終了です。 | |
接合部分に熱収縮チューブを取付、 車両に搭載します。 | |
ブラシレスモーターのベアリング部分に オイルを少量さし、車両に搭載します。 ブラシ交換は必要なくなりましたが、 定期的なオイル注油は必要です。 | |
ESCとモーターを接続しました。 センサーケーブルもここで取付、付属の クーリングファンもESC上にビス止めで 装着しました。 | |
モーターESCの配線、搭載が完了。 ドリパケの場合、モーターのすぐ前に ESCを配置できるので、モーター間の 配線の長さはそんなに長くなくても 取付ができます。 | |
スイッチとパワーキャパシタは、ブリッジ 上に配置しました。 SSGコンバージョンキットを装着の場合、 必然とこの位置になりそうです。 | |
プログラムカードで設定を確認します。 多くの場合、デフォルトではバックしない 設定になっているので、ここで変更します。 | |
これにて全行程完了です。 |