05年6月12日
クルマとラジオの関係



ジオというと、どこでも聴くことができるメディアとして今でも親しまれている。現在のメディアと
しては圧倒的にテレビのような世の中になっているが、ラジオは考え方によ ってはテレビ以上に重要な
メディアだと思う。少なくとも非常災害時などに情報収集する手段は間違いなくラジオといえよう。
どこでも聴くことができるラジオは、もちろんクルマの中で聞くことも可能。今回はクルマとラジオの関係を話題にする。

クルマを運転中にラジオを聴く習慣があるドライバーは全体のおよそ半分だという。その中で、運転中に
ラジオを聴く目的とは何か。ラジオを聴くからには必ず「目的」があって聴いているはずである。
これは何もラジオに限っていえたことではないが、少なくとも「つまらないからあてもなく」聴くための
ものではないことをここで忠告しておこう。自分の場合、幾つか挙げてみると・・・・・・

・ 最新の音楽動向(ベスト10やカウントダウン)
・ ニュースや天気予報
・ 交通情報
・ 最新トレンド(最近何が流行っているのか)

こんなところだろうか。クルマとラジオの関係は、実をいうとかなり密接なものと言っていい。
皆さんはラジオに助けられたことはないだろうか。例えば高速道路を運転している時、急にクルマの
流れが悪くなり、渋滞から抜け出すのにどれくらい時間がかかるとか、幹線道路を運転している時の
渋滞情報とか、大半はラジオに助けられているはずだ。
今の時代、カーナビのVICSも使用することもあると思うが、高速道路や幹線道路では、限られた範囲で
受信できる交通情報専用のチャンネルがある。JH(日本道路公団)からリアルタイムに発信しているので
精度は高い。下の写真のように交通情報ボタンを押すとチューニングがAMの1620KHZになり、これで渋滞情報、
事故情報などを収集する。大半のドライバーはおそらくこの情報を使ったことがあると思う。



これに限らず、音楽番組を聴きながら、情報番組を聴きながらでも、今のラジオ局は30〜40分に1度交通情報を
放送する。特にFM局は情報がリアルタイムで、朝の時間帯は15分から20分に1度ということも。
交通情報に限らず、クルマの中でも様々な情報を仕入れることができるラジオ、1日中仕事やレジャーなどで
クルマを運転する場合は特にラジオは必須アイテムと言っていい。
これだけクルマと密接な関係にあるラジオ、ここ東京ではAM、FM合わせて15局くらい受信できる。
どの局を聞くかは人それぞれだが、傾向からして中年以上のドライバーはFMを聞くことはほとんどないと
言っていい。これはなぜかというと、最初にFMの放送が開始されたのは今から35年ほど前、今のように
FM局が多く受信できるようになったのがまだ15年くらい前の話であり、おそらくクルマを運転しはじめた
時からFMを聞く習慣がなかったからだろう。


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